テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~   作:モニカルビリッジ

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ダインの協力

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダイン「フェデールに会いたい……?」

 

 

カオス「うん、

 ダインはフェデールがどこに行けばいるのか心当たりない?」

 

 

 カオスはダインをブラムの屋敷の中へと招いた後フェデールの所在をダインに訊いてみる。

 

 

レイディー「…お前等の話は本当だったんだな。

 本当にバルツィエのダインと仲が良さそうに見えるぜ。」

 

 

アローネ「話してみて分かったことですがダインさんは他のバルツィエのようにいきなり攻撃を仕掛けてきたりしませんから。

 語りかければ素直に言葉を返してくださるので普通に接することが出来ますよ。」

 

 

ウインドラ「俺もウィンドブリズ山ではカオスとアローネが彼女のレアバードに搭乗して戻ってきた時には驚いたがな。」

 

 

タレス「カオスさんが共鳴を使えるのはダインさんから教わったからなんですよ。

 ボク達はカオスさんからダインさんに教わった習得の方法を試して使えるようになりまして。」

 

 

ミシガン「まだカーヤちゃんのように人の気配を探ったりは出来ないけどね。」

 

 

レイディー「ふぅん………。

 ………しかしこうして観察してみると………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カーヤ・ダイン「「………?」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイディー「…この二人………なんか雰囲気が似てるな。」

 

 

 レイディーがカーヤとダインの二人を交互に見てそう歓送をもらす。言われてみれば二人とも寡黙で人付き合いがあまり得意ではないという点で似通う部分がいくつかあった。

 

 

タレス「バルツィエもこの二人のように落ち着きがあれば今のようにダレイオスだけでなく同じマテオの国民達から不評を買うこともなかったんでしょうけどね。」

 

 

ウインドラ「生まれつきの才能に加えてワクチンの材料ツグルフルフの副作用で人格に影響を及ぼした結果だ。

 そうそうダインのようなバルツィエが誕生することはないだろう。

 ランドールやユーラスみたいなのは今後もずっとあの性格のままだろうな。」

 

 

 敵だけに傍若無人に振る舞うだけならいいのだがバルツィエの大半はマテオの国民達にも同じ様な態度をとる者が多い。そのことでバルツィエは国民達との決して相入れない確執が取り除かれないまま今の現状に至っている。

 

 

カオス「…それでダイン、

 フェデールのことなんだけどこの街でどこかで待っていればフェデールが必ずここに来るって場所無いかな?

 出来ればフェデールがどこに行く予定とかが分かるといいんだけど。」

 

 

ダイン「…フェデールは今凄く忙しくて夜に家に帰ってくる以外はどこに行ってるのかうちでも分からない……。」

 

 

カオス「………ダインでもフェデールの同行が掴めないのか………。」

 

 

 やはりそう簡単なことではないらしい。身内であるダインですらフェデールがどこをどう移動しているのか知らないのだ。ダインの力があってもフェデールと邂逅することは難しく………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダイン「……でも一ヶ所だけフェデールが時間がある時は頻繁に訪れる場所なら知ってる……。」

 

 

カオス「!

 どこ…!?」

 

 

 ポツリとダインがフェデールが行くであろう場所を呟く。

 

 

ダイン「王城の右にある騎士団の訓練所のその奥にバルツィエだけが使える修練場がある……。

 フェデールはよくそこで剣の稽古を一人でしてる……。」

 

 

ウインドラ「修練場……?

 ………確かにそんな場所はあるがあそこが使われているのは見たことがないぞ?

 外観も草臥れて誰かが使っているようには見えなかったが………。」

 

 

ダイン「あそこは今はもうフェデールくらいしか使ってない……。

 ユーラスやランドール達は真面目に稽古したりしなかったしうちもブラムと稽古してた時には使わせてもらってたけど最近はブラムもミストとの往復で忙しそうだからうちも滅多に行かない……。」

 

 

レイディー「…なるほど周りに人がいなくてフェデールだけがそこに来るってんなら打ってつけのポイントだな。」

 

 

ミシガン「そこで待ってればフェデールが一人でやって来るんだね………。

 そこでフェデールと………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダイン「…でもフェデールに何の用があるの……?」

 

 

 フェデールに用があると聞いてダインがその理由を聞いてくる。ダインもカオス達が何故フェデールのことを探しているのか気になるのだろう。だが正直に話せばダインといえどカオス達を止めようとするかもしれない。彼女は前にアレックスやフェデールを庇うようなことを言っていた。本当のことを話すわけにはいかないが……、

 

 

 

 

 

 

レイディー「………ダレイオスでな、

 ラーゲッツが最期に言ってたんだ。

 バルツィエがマテオのエルフやダレイオスの連中も知らないこの世界にはもっと強靭な力を持った敵がいるってな。

 ラーゲッツ自身はそれが誰なのかは知らないようだったがフェデールなら知ってる、フェデールに聞いてみなって遺言を残したんだよ。

 近々マテオとダレイオスは戦争になる。

 そうなっちまうとその敵の所在を訊くチャンスは今しかねぇ。

 だからアタシ達はそいつの話を訊くためにマテオまで戻ってきたんだ。」

 

 

 機転を利かせてレイディーがもう一つの目的だけを告げる。カオス達からすればミストの件のことの方が重要なのだがダインには伏せておいた方が良いと察しての発言だった。

 

 

ダイン「ラーゲッツが……?

 ………ラーゲッツ死んじゃったんだね……。

 そんなに仲良くはなかったけど確かにラーゲッツが言うようにフェデールなら知ってる……。

 バルツィエの本家が秘密にしていること……。

 ………でも教えてくれるかどうかはうちも分からない……。

 うちもそういう相手がいるってことは聞いたことはあるけどフェデール達は全然話そうとしてくれない……。」

 

 

カオス「…駄目元でも一度会っておきたいんだ。

 ダイン、

 次にフェデールがその修練場に行く日付と時間を調べてもらえないかな?」

 

 

ダイン「…………………………………………………………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いいよ……。

 そういうことならカオス達のお手伝いするよ……。

 カオス達は()()()()()()……。」

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