テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~   作:モニカルビリッジ

861 / 972
フェデールの自白

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アローネ「私が………災厄………?」

 

 

カオス「なっ、何を言ってるんだ………?

 ウルゴスが災厄だなんて………。」

 

 

 フェデールは世界の敵はウルゴスであると告げた。予想だにしない返答からカオス達はその真意を問おうとするが、

 

 

フェデール「君達ウルゴス側からしたら世界の統一なんて果たされない方が好都合だろ?

 ウルゴスにとってはこの世界の人々が争いあってた方が勢力的にも小規模で潰しやすい。

 ウルゴスの奴等はいつからいるのか知らないが遥か昔からこの世界を裏で操ってきた。

 俺達バルツィエがそのウルゴスの糸から離れたことがそんなに気に入らないのかい?」

 

 

アローネ「ウッ、ウルゴスがそんなことをするはずがありません!

 だいたいウルゴスの何方がどの様な目的があってそのようことをなさるのですか!?

 いい加減なことを「()()()()()()()。」!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フェデール「今はまだ大した動きは見せていない。

 

 

 けどいつか必ず奴等は動き出す。

 奴等はこのデリス=カーラーンである存在を探していた。

 その存在が奴等の手に渡ればマテオもダレイオスもお終いだ。」

 

 

カオス「ウルゴスが探している存在………。

 まさか………。」

 

 

 ここまででその存在というものには一つしか心当たりが無い。それはずっとカオスと共にあったのだから。

 

 

 

 

 

 

アローネ「精霊ですか………?

 ウルゴスの何方かがウルゴス復活のために精霊の力を欲してるとそう仰るのですか?

 

 

 

 

 

 

 国の再興など人の手で行われるべきものです!

 精霊の力を利用して何になると言うのですか!

 ウルゴスの民が何故精霊の力を利用して復活を望むのですか!

 貴方の仰ることは何一つ理解することができません!」

 

 

 ウルゴスを悪く言われアローネがフェデールに激昂する。ウルゴスが世界の敵などと突拍子もない話をされればそうなりもする。

 

 

フェデール「理解するも何も今こうして君が()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()?

 君もカオス君の持つその力を狙って近付いたんだろ?」

 

 

アローネ「何ですって!?」

 

 

カオス「アローネが俺の隣にいることがウルゴスの第一手………?」

 

 

 

 

 

フェデール「()()()()()()()()

 ある時カオス君があの辺じゃ見知らぬ女性を連れていたってね。

 それが君なんだろ?

 アローネ・リム・クラウディア。

 君はカオス君を手に入れるために彼の元へを訪れたんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「………」

 

 

 フェデールは既にミストでカオス君のがその身に精霊を宿していたことを突き止めていたようだ。その上でカオスを仲間に誘いアローネが精霊を狙っていると言ってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アローネ「私はそんなことは………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フェデール「カオス君、

 その女から離れた方がいい。

 君とその女がどんなふうに出会ったのかはミストでも調べることが出来なかったけど偶然あの辺りで遭難したとか言って君に近付いたとかそんなところなんだろう?

 ミストの近辺は十年前に君が精霊の力を使うまでは誰もが人が住んでいない森林地帯だと思われてきた。

 それを君が精霊の力を使ってしまったことでその女達が探していた精霊の所在がバレてしまったんだ。」

 

 

カオス「………アローネは何も知らないみたいだよ。

 精霊のことだってアローネからは何も言及されてない。

 何かの間違いなんじゃないか?」

 

 

フェデール「そう装ってるだけだよ。

 その女は確実に君の敵だ。

 その女の側にいたら君は絶対に後悔するよ。

 そいつは間違いなく君をいつか裏切る。」

 

 

カオス「………」

 

 

アローネ「カオス………信じてください!

 私は貴方を裏切ったりなどしません!

 ウルゴスだって彼が言うような企みを抱く人など一人も「最後にもう一つだけ聞かせてくれないかな。」」

 

 

 アローネがカオスに語りかける言葉を無視してカオスはフェデールに話をふる。

 

 

フェデール「なんだい?

 最後と言わず君が知りたいことは何でも答えるけど?」

 

 

カオス「……そうか。

 なら答えてくれ。

 ………フェデール………お前はミストに行ったって言ってたな?

 俺達もこの間ミストの近くに行ったんだよ。

 ダレイオスの西側から海を渡ってマテオに戻ってきたんだ。」

 

 

フェデール「!

 …だから君達が帰ってきたのに気が付かなかったんだな。

 マテオの東側は絶壁だからね。

 ダレイオスの奴等があそこを越えてくることはないだろうとむけいかいだったがそれでねぇ………。

 

 

 ………そうだね。

 ミストに行ってきたよ。

 君のことを知りたくてね。

 ランドールの話では君と一緒にいたミシガンが君のお姉さんだって言うじゃないか。

 君がアルバートの孫だとして他に何人アルバートの孫がいるのか知りたくなったんだよ。

 君だけでもあれほどの力があるなら他の孫達も勧誘してみようと思ったんだ。

 まぁ結局アルバートの孫は君だけだったみたいだけどね。」

 

 

カオス「…お前がミストに行った時、

 村の人達はお前に何を話したんだ?」

 

 

 とうとうフェデールに一番重要な話を訊く。フェデールがミストの住人達を脅した上で焼き殺した理由を知るために。

 

 

フェデール「!

 ………あぁ、

 もしかして直接ミストに行ったの?

 君は出禁になってたはずだけどね………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ()()()()()()?

 村を救った英雄を追い出すようなクズ共にはあのくらいしてやらないとね。

 俺としても君の過去の話を聞いてムシャクシャしたんだ。

 あそこの連中には反省してもらう意味も込めて俺が手を下させてもらった。

 

 

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 全部君のためにやったことなんだよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 フェデールはあっさりと自分の行いを認めた。これでカオスがとるべき行動はその返事で決まったようなものだった………。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。