テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~   作:モニカルビリッジ

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ミーア族の様子

トリアナス砦 ミーア居住区域

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウインドラ「フリンクもアインワルドもブルカーンも無事合流出来ていたようだな。」

 

 

アローネ「スラート族、ミーア族、クリティア族と違い洗礼の儀を行っていないというのによくここまで辿り着けましたね。

 まだヴェノムは根絶してはいないのに………。」

 

 

レイディー「ヴェノムが出現したのは百年前だぜ?

 そんな中百年も生き延びてきた連中だ。

 今更ただのヴェノムごときに臆するような連中じゃねぇよ。」

 

 

ミシガン「本格的に準備が整いだしたね。

 ダレイオスの人達皆バルツィエと戦うためにここに集まってきてるんだ………。」

 

 

タレス「アイネフーレ領がマテオとの決戦の本部に選ばれたのはアイネフーレとして誇らしいことですね。

 今度の戦いは絶対に負けられません。

 ダレイオスの意地をバルツィエに見せてやりますよ。」

 

 

 初めてこの場所を訪れた時と比べてトリアナス砦の面積は数倍にまで拡がっている。軍事施設としては今までに類を見ない規模の仕上がりでカオス達はダレイオスの底力を見せ付けられた。

 

 

 

 

 

 

カオス「…これから始まるんだな。

 マテオとダレイオスの戦いが………。」

 

 

カーヤ「………マテオとダレイオスが戦ってダレイオスが勝ったら………、

 

 

 ()()()()()()()()()()………?」

 

 

 突然カーヤがそんな質問をしてくる。

 

 

カオス「え………?

 どうなるってそれは………。」

 

 

ウインドラ「形式上はマテオとダレイオスの二国間の戦争だがダレイオスが再び戦う力を得たのは俺達のおかげだ。

 バルツィエが倒されたらマテオはダレイオス各部族の領土として分割して管理されることになるだろう。

 しかしダレイオス陣営がマテオに上陸しバルツィエを押し始めればマテオの民衆もそれに便乗してバルツィエに立ち向かっていくことだろう。

 そうなれば敵はマテオではなくバルツィエとその傘下の一団だけだ。

 ダレイオスとマテオ国民達の共闘という形に持っていければダレイオスもマテオの人々を粗末に扱うということはないだろう。

 バルツィエが倒されて今よりも世界は争いの少ない世界に変わっていくはずだ。」

 

 

 ウインドラが言うようにダレイオスの人々も目の敵にしているのは大抵がバルツィエだ。バルツィエにはレアバードという渡航手段があるためダレイオスに書こ攻め混んで来ていたのは全てバルツィエである。ダレイオス側からすれば国民達にはそこまで深い恨みは根付いてはおらずバルツィエに勝利したあともバルツィエのような政策を行ったりは………、

 

 

 

 

 

 

レイディー「そうとも限らねぇよ。」

 

 

 ウインドラの言葉を否定するレイディー。

 

 

ウインドラ「何?」

 

 

レイディー「お前等この戦争がどういった経緯で始まったのかこの旅でみて来なかったのか?

 マテオとダレイオスが何で戦うことになってるのか知らねぇのか?

 

 

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()

 マテオにいる奴等は三万年前から続く部族の領土争いの果てにいつまでも終わりの見えない戦争に嫌気が指した連中や争ってる内に生まれてきたハーフエルフ達があっちの大陸に移って出来たのがマテオだ。

 ダレイオスからしたらマテオの奴等は皆迫害の対象なんだよ。

 アタシ等がダレイオスの連中から()()()()()()()()()()()()でありながら迫害されないのは坊やの力に助けられたことや明確にバルツィエが敵だと断言しているからだ。

 

 

 

 

 

 

 ………それがマテオの民衆達だとどうなるかな?」

 

 

 レイディーは端的にマテオとダレイオスの戦争後にダレイオスの者達がマテオの人々を迫害すると言っている。

 

 

ウインドラ「そんなことはさせない。

 俺達ダリントン隊とバーナン隊はバルツィエの圧政から人々を救うためにダレイオスに共闘を持ち掛けたんだ。

 それでは何のためにダレイオスの力を借りたのか分からなくなってしまう。」

 

 

レイディー「事はどっちが勝つか負けるかだけの話じゃねぇんだよ。

 どっちが勝ってその後にどう響くかも予測しとかねぇとな。

 マテオの国民連中を守りたきゃ先に釘を刺しておくのも大事だ。

 ダレイオスとしても戦争するからには()()()()()なんだよ。

 戦争は勝利して喜ぶだけってせかいじゃねぇ。

 犠牲を払って勝つんだ。

 そこは頭に入れとけ。」

 

 

 カオス達はバルツィエの圧政から民衆を解放することだけを考えてダレイオス復活の協力を惜しまず手伝ってきた………がここに来てダレイオスが勝利した後の問題が浮上してきた。

 

 

アローネ「今の内から各部族が戦後はどの様にマテオを領土化するかを調査する必要がありそうですね。」

 

 

タレス「必要なら次の会議でそのことを聞いてみるのはどうですか?

 具体的にどんな領土の配分になるのかとその際の民衆の扱いはどうなるのかとか。」

 

 

 カオス達は集まった六部族の族長達に領土化後の政策を詰問することにした。そしてそんなところへ早速族長の一人がやって来る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミネルバ「どうしたんだいこんなところで立ち止まってさ?

 何か話でもしてたのかい?」

 

 

 ミーア族族長のミネルバがカオス達を見付けて話し掛けてくる。

 

 

カオス「!

 丁度よかった。

 ミネルバさんに聞きたいことがあるんです。」

 

 

ミネルバ「聞きたいこと?」

 

 

アローネ「戦後のことなのですが………。」

 

 

 カオス達はミネルバに先程の話を振ってみた。それで返ってきた返事は………。

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