テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~   作:モニカルビリッジ

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うさにん活動再開

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれ?

 御客さんじゃないでやんすか!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「!

 貴方は………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マクベル「久し振りでやんすねぇ!

 元気でやんしたか?」

 

 

 カオス達が立ち話をしていると向こうの方からアインワルド領のユミルの森で出会ったうさにんのマクベルがやって来た。

 

 

カオス「はぁ………、

 ……何でマクベルさんがここに………?」

 

 

タレス「うさにんの里に帰ったんじゃなかったんですか?」

 

 

マクベル「帰ったでやんすよ?

 俺っち里に一回帰ってまたダレイオスに戻ってきたでやんす。

 ダレイオスの人達がまた交流し始めたんでこりゃもう俺っち達もまた仕事が再開出来そうだと思ったんで皆を連れて来たでやんす。」

 

 

ミシガン「皆………?」

 

 

 辺りをよく見ればミーア族やクリティア族達の中にマクベルと同じく兎の耳を生やした人がちらほらと見える。あれがそうなのだろう。

 

 

マクベル「本当だったらお金を貰っておきたいところでやんすけどダレイオスの人達はこれからマテオに挑むみたいでやんすから今回は後払いで働いてるでやんすよ。

 久し振りに大忙しでやんす。」

 

 

カオス「うさにんの人達は何を運んでるんですか?」

 

 

マクベル「ヴィスィンとセレンシーアインのところから資材を運んでるでやんすよ。

 クリティアとスラートの人達だけじゃ運びきれそうにないらしいんでうちが手伝ってるでやんす。」

 

 

レイディー「…知り合いなのか?」

 

 

ウインドラ「一応前に一度会った程度の中だが………。」

 

 

タレス「まさかここでまた会うことになるとは………。」

 

 

 マクベルとはユミルの森でトレントに襲われていたところを助けただけの関係でそこまで深い仲ではない。再会すると予想していなかっただけに彼にはそう大した用事もないわけで一通り挨拶したらカオス達はその場を去ろうとするのだが、

 

 

 

 

 

 

マクベル「あぁ!

 ちょっと待ってほしいでやんす!

 御客さん達に一つ頼み事をしたいでやんすよ!」

 

 

レイディー「いきなり何だよ?

 アタシ達はここにさっき着いたばかりでお前の頼み事なんか聞く義理も暇もねぇんだよ。」

 

 

マクベル「ちょっ、酷いでやんすねぇ!?

 俺っち達ちょい困ってるでやんすよ!

 御客さん達しか頼める人達がいないでやんす!」

 

 

ウインドラ「…他の者に頼めないことなのか?

 人手なら沢山ありそうだが………。」

 

 

マクベル「俺っちの頼み事には腕の立つ人材がいるでやんすよ!

 セレンシーアインやらヴィスィンやら何度も往復してる内に通り道にモンスターのゾンビが溢れかえってて危なくなってるでやんす!

 他にもヴェノム達が寄り集まってジャイアントヴェノムも何体か出没してるんでやんす!

 アルターであの巨大な木のお化けを倒した御客さん達なら相手がジャイアントヴェノムでも問題なく倒せるでやんすよね!?」

 

 

レイディー「!」

 

 

カオス「ジャイアントヴェノムか………。

 それならスラートの人達でも相手にするのは厳しいところかな………。」

 

 

 スラート、ミーア、クリティアは洗礼の儀によりアローネ達と同等の力を得ている。だがそれでも複数のジャイアントヴェノムと戦うとなると危険が伴うだろう。それに彼等はマテオとの対決に向けて用意を進めている最中で今は人手を割いている場合ではない。かと言ってマクベル達を放置すればその分の遅れが生じてしまう。

 

 

アローネ「どうしましょうか………?

 ジャイアントヴェノム複数なら私達が全員でかかればそう時間はかからずに倒しきれるでしょうが………。」

 

 

ウインドラ「ヴェノムの主を相手にしてきて今更ジャイアントヴェノムにやられることもないだろう。

 各々で各個撃破していくか。」

 

 

タレス「そうですね。

 それなら夜までには終わりそうですね。」

 

 

ミシガン「バルツィエと戦う前の軽い肩慣らしには丁度いいんじゃない?

 いいよ私は。」

 

 

カオス「…じゃあ俺達でヴェノムを「待ちな。」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイディー「ちょいと試してみたいことがあるんだ。

 その仕事は()()()()()()()()()()()()()()()()()()。」

 

 

 頼み事を聞くまでは気乗りしないような雰囲気だったレイディーが突然やる気を見せる。しかもカオスとカーヤを指名してだ。

 

 

ウインドラ「試したいこと?」

 

 

アローネ「何をなさるのですか?」

 

 

レイディー「さっき爺さんが使っていたオールディバイドっての借りてくっからよぉ。

 そいつをジャイアントヴェノムに使ってみたいんだよ。」

 

 

タレス「ジャイアントヴェノムに?

 何のためにですか?」

 

 

レイディー「一応アタシ達もあれを使いなれてた方がいいと思うんだよ。

 今後は無駄にマナを消費するより爺さん達が作った魔道具を使った戦いが増えてくるだろうよ。

 だから今の内にあのオールディバイドがどの程度のヴェノムまでを倒せるか知っておきたい。

 ヴェノム、ジャイアントヴェノム、ヴェノムの主………はもういないとしてもバルツィエ達はラーゲッツのようなヴェノムの力を使いこなすワクチンがある。

 ラーゲッツは坊やの力でどうにかなったが坊やに任せっきりってのも芸が無いだろ?

 敵は一軍隊だ。

 坊やがいない場所でラーゲッツみたいなのに暴れられたら対処のしようがねぇ。」

 

 

カオス「でもあれはマクスウェルの力があったからで「お前は黙ってろ。」!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイディー「つー訳でアタシ等三人でちょっくら行ってきてやるよ。

 猿達はそこら辺散歩でもしときな。

 まだ回ってねぇところもあるだろうが。

 明日の朝またここで落ち合うとしようぜ。」

 

 

 レイディーは強引に話を切り上げる。最終的にマクベルの頼み事を引き受けることにはなったがアローネ達とは分かれることとなった………。

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