テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~ 作:モニカルビリッジ
マクベル「アンセスターセンチュリオンについては俺っちでデータは既に取ってるでやんす。
俺っちも現場にいたでやんすからね。
最後のあの大山のようなアンセスターセンチュリオンは俺っち的にはトレント達が集まってできた化け物だったんで別名に
カオス「ユナイテッド・アンセスターセンチュリオン………もうあんなヴェノムは出てきそうにはないですけどね………。」
マクベル「てなわけで他の残り三体をお願いしますでやんす。
ビッグフロスターとカイメラとイフリートが残ってるでやんすよね?」
タレス「ビッグフロスター………については実はボク達は戦ってないんです………。」
マクベル「?
どういうことでやんすか?」
ブロウン族を襲っていたというビッグフロスターはカオス達がトロークンに着いた時にはカイメラへと吸収されていた。実際にはカイメラがビッグフロスターでありカイメラでもあるのだからどう説明すべきか。
レイディー「ビッグフロスターはカルト族のところにいたカイメラっていう別のヴェノムの主に吸収されて更に変異していたんだよ。
ありゃ他の主達の中でも頭一つ飛び抜けた怪物だった。
アタシも一人で挑んでみたが五つの属性の攻撃を受け付けない凶悪なモンスターだった。」
マクベル「ヴェノムの主がヴェノムの主を吸収したんでやんすか!?」
ウインドラ「あぁ、
そしてどうやらカイメラには
カイメラがビッグフロスターの姿に変身して俺達を襲ってきた。
他にもバタフライやらブルータルやらマンティコア、ビッグフロスター、ジャバウォック、レッドドラゴン………最終的にはその六つの個体の首を持つ異形の化け物へと姿を変えていった。
その形態の時は六属性全ての攻撃を無効化された。
あれを倒せたのは奇跡としか思えない程だった。
カオスが倒せなかったら恐らく世界はカイメラによって滅びて終うのではないかと想像したくらいだ。」
マクベル「えぇ!?
あのユナイテッド・アンセスターセンチュリオンよりもヤバそうなのがいたでやんすか!?
俺っちはユナイテッド・アンセスターセンチュリオンだけでも世界の終わりを予感したでやんすけど。」
ミシガン「ユナイテッド・アンセスターセンチュリオンも相当だったと思うけどね。
でもカイメラ………と最後のイフリートについては本当に世界が滅ぼされてしまうんじゃないかって怖くなったくらいだったよ。
カイメラとイフリートの二体のどっちかが残ってたら多分ダレイオスは終わってたと思う………。」
マクベル「そのカイメラって主も結構キツそうな相手でやんすのにそれに比肩する主が更にいたでやんすか!?」
レイディー「実際のところはイフリート………は案外簡単な相手だったぞ。
人並みに知性をつけた分逆に自分の種としての持ち味を完全には活かしきれずにあっさりとやられそうになってたぜ。
殺魔の力を身に付けてても存外大したことない相手だった。」
マクベル「殺魔の力………?」
レイディー「時折ヴェノムの個体が持つ黒いオーラ状の光だ。
あれに触れれば普通の奴だったら忽ちマナを消滅させられて原子的に体が分解されちまうんだ。」
マクベル「黒い………?
なんかユナイテッド・アンセスターセンチュリオンもそんな光を纏ってたでやんすね。」
ウインドラ「高位のヴェノムともなると殺魔の力が使えるようになるようだ。
俺達もその力を使っているのをカイメラ、フェニ………ユナイテッド・アンセスターセンチュリオン、イフリートで確認している。」
マクベル「ほ~ん?
となるとブルータル、クラーケン、ジャバウォック、ビッグフロスターはまだまだその域ではなかったってことでやんすね?
こりゃヴェノムの主も別の格分けが必要になるでやんすな。」
カオス「ブロウン族の生き残りの人がカイメラのことをヴェノムの王だって言ってました。
分類分けするならヴェノムの主と王とでいいんじゃないですか?」
マクベル「ヴェノムの王でやんすか?
まあ確かに話を聞く限りじゃ王に相応しい力を持っていたようでやんすね。
でもイフリートはそんなに苦戦しなかったんでやんすよね?
どうしてそんな相手がカイメラと同じくらい世界を窮地に追いやれるでやんすか?」
カオス「………」
カーヤ「パパがイフリートを吸収したからだよ………。」
カオス「カーヤ………!」
イフリートについて話をすれば必ずラーゲッツが話題に出てくる。ラーゲッツの話題は避けるべきかと思ったがカーヤからそのことを口にする。
マクベル「パパのイフリートを吸収………?
またカイメラみたいなヴェノムの主がいたでやんすか?
ってかパパ?」
カオス「………マクベルさんは俺がバルツィエの血族であることは知ってますよね?
実はここにいるカーヤもそうなんです。」
マクベル「え!?
御客さん以外にもバルツィエがいたでやんすか!?」
ウインドラ「ここにいるカーヤは今のバルツィエの世代でラーゲッツの娘だったんだ。
カーヤ自身はマテオで暮らしていた経験は無いがとある事情でカーヤはダレイオスで生まれダレイオスで生活していた。
少々込み入った話になるからそこは省かせてもらうぞ。」
マクベル「……なんだか立ち入ってはいけない話が詰まってそうでやんすね。
そこは根掘り葉掘り聞くことはしないでやんすよ。」
ウインドラ「助かる………。
それでラーゲッツの件だがラーゲッツは何やらバルツィエで開発した新型のワクチンを使用していてな。
これまで二度奴を倒したんだがその二度ともに復活を遂げた。
三度目にはイフリートとの対決時にイフリートに食われたらしいんだがイフリートとラーゲッツでヴェノムの力関係がラーゲッツの方が上だったようでイフリートを吸収した人の形態に近い竜の姿になった。」
マクベル「人に近い竜でやんすか?
そういえばイフリートってヴェノムの主も原型はレッドドラゴンだったみたいでやんすから人と竜の姿が合わさった形になったでやんすか………。
………ちょっと絵の上手い人いないでやんすか?
どんな姿だったのか見てみたいでやんす。」
タレス「分かりました。
イフリート………ラーゲッツのものだけでいいんですか?」
マクベル「出来れば全部の主をお願いしたいでやんす。
姿が分からないと図鑑だけの説明じゃ分かりづらいでやんすから頼むでやんす。」
タレス「では………。」
マクベルに頼まれてタレスはヴェノムの主を一つ一つ描き上げていく。こういった描く作業は得意なのかタレスが描いたヴェノムの主達は見事に特長そのままだった。
タレス「………こんな具合のモンスター達でした。」
マクベル「おぉ………これが主達の姿でやんすか。
これにさっき御客さん達が言ってた能力が備わってるでやんすね?」
ウインドラ「あぁ。
と言ってももうあんなのはこれから出てくることはないと思うがな。
ダレイオスのヴェノム達も今はもう殆ど数を減らしていってるようだしな。」
レイディー「能力もさっきアタシ達が説明した通りだ。
他にはこれといった目立ったもんはなかった。
以上だ。」
マクベル「なるほど。
有り難うでやんす。
早速これを資料に纏めて図鑑を作って配布してみるでやんすよ。」
マクベルは図鑑を早く完成させたいのか大急ぎで駆け出していく。
後日その図鑑は完成しダレイオスとそしてマテオにも配られ
………ただ一点だけその図鑑の内容には