テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~   作:モニカルビリッジ

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真の決勝戦の幕開け

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス「俺が………………アローネと決闘………?

 ダレイオス大王位決定戦の真の決勝って………。

 ………え?」

 

 

 アローネの一言で皆の視線がカオスに集中する。

 

 

オサムロウ「アローネ。

 どうしてカオスと決闘という話になるんだ?

 順を追って説明してくれ。」

 

 

 オサムロウもアローネの真意が掴めずアローネに質問をする。それに対しアローネは、

 

 

アローネ「今日行われたダレイオス大王位決定戦は誰がより優れた指導者なのかを決める大会でした。

 この大会で優勝した者こそが今後のマテオとの戦いを勝利へと導く方を決める戦いだった。

 それに優勝したにも関わらず不満が出るのは私の力に疑いがかけられているからです。

 私の力がカオスから与えられた偽りの力なのではないかという根も葉もない疑惑があるからこそ誰も私を王とは認めない………。

 

 

 でしたら私はカオスを倒して私の力が私だけのものであることを証明しなければなりません。

 だから私はカオスをダレイオス大王位位決定戦の最後の相手に選びました。」

 

 

 道理としては一応は筋が通る話ではあるのだろう。大衆もまさかここでアローネがカオスに戦いを挑むとは思わず直ぐには反論が出せなかった。しかし少し時間が経つとクリティア族長老のオーレッドから質問を投げ掛けられる。

 

 

オーレッド「…それでどうするんじゃ?

 御嬢さんと彼は仲間内同士じゃろうが。

 それで決闘とやらを行ったとして儂等に御嬢さんが彼に勝つところでも見せつけたいのか?

 そんなものは予め彼に切りのいいところで()()()()()でもすればいいと思っとりゃせんか?

 そんなもので儂等が納得すると思うてか?」

 

 

 オーレッドが言うように彼等からすればカオスとアローネは長く旅を共にしてきた仲間だ。二人が本気で決闘をするとは思えず決闘をするフリをして()()でカオスがアローネに勝ちを譲るのではないかと疑われる。オーレッドの質問に他の者達からも共感の声が上がる。

 

 

アローネ「…オーレッドさんが言う通り私とカオスはこれまでずっと旅をしてきた仲間でした。

 私が大会で優勝してこうした不満が出てくるのを見越して私がカオスに決闘を申し込むという予定であることも想定済みだったと受け取られてしまうのも無理はありません。

 

 

 それでは私とカオスの決闘は一部()()()()()()()()()()()()()()()()()。」

 

 

ファルバン「ルールを変更………?」

 

 

 

 

 

 

アローネ「このカオスとの最後の決勝戦は特別に()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()?

 審判である皆さんが私達の試合が八百長であると判断した瞬間に試合は中断しそこで私は大王の資格を失います。

 私の不正が発覚し大王の座から退陣したあとは後日ブルカーン、アインワルド、ミーア、クリティアの今日出場した人達で再度大会を開き今度こそ本当の大王を決めるのです。」

 

 

オサムロウ「なるほど…、

 カオスほどの強者が相手なら誰も文句は言うまい。

 それにカオスの力が優勝に貢献しているというのであればそのカオスを倒してしまえばソナタの力はカオスとは無関係の力であると証明できるわけか。

 そしてそのカオスとの勝負が真面目に行われているものであるのかも我々に審判させることで完全に身の潔白を晴らすというのだな………。」

 

 

アローネ「えぇ、

 ですからカオスと勝負を望んでいるのです。」

 

 

オサムロウ「勝てば不正は無かったと立正し負ければ再び自ら王の座を退いて再度大会を開かせる。

 そこまで言うのであれば本当にソナタは不正をしていないように思えるがソナタの提案には()()()()()()()()()()()()()()()………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ………アローネ………ソナタは()()()()()()()()()()()()………?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 アローネの考えた案が通れば確かにアローネの不正が無かったと証明できるがそれにはカオスと真剣勝負をして勝たなければならない。ここで負けるようであればアローネが大会を勝ち進んできた意味が無くなり結果オリヘルガ、クララ、シーグス、オーレッドの四人の中からダレイオスの大王を選ぶことになる。それでは何のためにカオスと戦わなければならないのか分からなくなってくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アローネ「……勝ちます。

 私はカオスと戦って必ず誰もが認める大王になります。

 彼は今や世界最強の力を持つ不敗の剣士です。

 彼を倒さずして私は大王になどなれません。

 

 

 ………私は今日ここでカオスと戦うためにこの大会を勝ち進んできたのです。」

 

 

 アローネの意思は難くカオスを強敵者として見据える。そんなアローネの視線にカオスはどうすればいいのか分からず固まっていたが………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オーレッド「フォッフォッフォッ!!

 それは面白い!!

 是非ともやらせよう!

 それだけデカイ口を叩くのであれば好きにやらせてみるのがいいじゃろう!」

 

 

 オーレッドがアローネの話を受け入れる。それに続きオリヘルガ達も賛成する。

 

 

オリヘルガ「俺達ブルカーンとしてはまたとないチャンスだ。

 そんなに言うんならお前らの試合を見物してやるよ。

 それでカオスが勝てば儲けものだしな。

 試合始まってカオスから降参するのは無しだからな?」

 

 

クララ「カオス様にアローネさんが勝てるとは思いませんがそこまで御自身の力に自信がおありなら試合を行ってもいいと思います。」

 

 

シーグス「ん?んんん………。

 どっちにしろ俺達ミーアがまた大会やっても勝てそうにはないが他の奴等が結果に満足してないんであればやらせるしかないよな………。」

 

 

 オリヘルガ達も異論は無いようだ。その様子を見てファルバンが口を開く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ファルバン「………宜しい………。

 では早速準備に取り掛かるとしようか。

 そうでもしなければ皆凝りが残るだろう。

 

 

 ダレイオスの頂上決戦カオス=バルツィエとアローネ=リム・クラウディアによる最終試合は特別ルールに則って行うとしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この結果によってアローネ=リム・クラウディアが我等が王に相応しいかどうかが決まる。

 我等が期待に応えられる王か我等に示してみるがよい。」

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