テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~ 作:モニカルビリッジ
オーレッドが言ったマテオの民衆達を見捨てるという意見にファルバンが同意した。
ファルバン「我等ダレイオスは遊びでバルツィエと戦うのではない。
生き残るためにバルツィエと戦うのだ。
そんな生き残りをかけた戦いで自陣の兵士達ならともかくマテオの民まで気を配る余裕は無い。
バルツィエが独立をするのであるならそれを待ちバルツィエがマテオの民等と争い消耗したところを狙うのが戦略として正しいだろう。」
オーレッド「ほれ。
儂以外にもこう申す者がおるじゃろ。
非情だとは思われるじゃろうがそれが戦というものじゃ。
攻め時を見計らうのも軍師としての役目じゃぞ。」
ファルバンが同意したことでオーレッドも自分が正しいことを主張してくる。これにはウインドラも異議を唱えようとするが………、
ウインドラ「マテオの民は「漁夫の利を取ろうってか。そいつは名案だな。」」
オリヘルガ「俺達の宿敵バルツィエは油断ならねぇ連中だ。
俺達もシュメルツェンじゃラーゲッツ一人に大分殺られた。
敵の戦略を削れるんなら開戦を敷くのは時期を見合わせた方がいいな。」
クララ「戦えない人々を囮にするようで心苦しいですがバルツィエと戦う前に彼等がどの様な力を使ってくるか知っておくべきでしょうね。
バルツィエがマテオの民衆にどの様に攻撃を仕掛けるのか………。
乗法を収集して作戦を改めるのも必要なことです。」
ミネルバ「私等ミーアもそう思うよ。
マテオに乗り込むとしても敵さんの力が見れる機会があるなら見とくにこしたことはないね。
その独立ってのをバルツィエがしてから船を出せば安全にマテオまで渡りきれると思うよ。」
ナトル「私も同族から死者を出さずに済むのならその方法に従います。
戦死者は多くならないのが一番です。」
次々とオーレッドに賛同する声が上がる。民間の出であるカオス達は反論したかったが国には国の戦略の立て方がある。それを強引にねじ曲げるのは子供の我が儘でしかない。
カオス・アローネ・ミシガン・ウインドラ「「「「………」」」」
レイディー「まぁそう言われちゃアタシ等に言えることは何もないよなぁ………。
わざわざ敵国の国民のために危険を侵してまで無茶してくれなんてことはアタシ等の口からはな。」
カオス達が反論できずにバルツィエの独立を待ちマテオとバルツィエが戦い出してからそこへ参戦するという流れに話がまとまりかける。
しかしその時、
コーネリアス「小生の意見としては今直ぐにでもマテオに向かうのが得策だと思われますが。」
カオス達の陰鬱な空気を察してかコーネリアスが即行動を起こすべきだとファルバン達に向かって言う。
オーレッド「んん?
何でそう思うのじゃ?」
ファルバン「コーネリアス殿、
情報には感謝するが我等はなるべくなら危険な橋を渡りたくはない。
バルツィエが独立するのであれば好機は独立後のマテオでの紛争が発生した後に乗り込むのが良案だと我々は意見が一致しているのだ。
それを何故独立前に乗り込む必要があるのだろうか?」
コーネリアス「皆様はどうも悠長に構えすぎてる伏がありますね。
小生はバルツィエが
それなら今彼等はその準備に勤しんでいるところ………。
海上の警備は手薄になっているとは思われませんか?」
ファルバン・ミネルバ・オーレッド・ナトル・クララ・オリヘルガ「「「「「「!」」」」」」
コーネリアス「独立の準備に専念しているのであれば今なら用意に海を越えてマテオの地に踏みいることが可能でしょう。
隙を突くのであれば相手の体勢が整った独立後ではなく体勢が整う独立前の今しか他に好機は無いと思うのですが………、
………ダレイオスの皆様はバルツィエが迎撃の準備が整うまでお待ちになるのが最善だとそう仰るのですか?」
ファルバン「………一理あるな………。
確かにバルツィエが独立を果たしてしまえば最早奇襲を仕掛けるどころではないな。
敵は万全の状態で我等ダレイオスを迎え撃ってくるだろう。」
オーレッド「じゃがオールディバイトはまだ兵士全てに回せるほどの量は生産出来ておらんぞ?
それはどうするんじゃ?」
コーネリアス「全兵士に持たせる必要はありませんよ。
あれが必要になるのはバルツィエを相手にした時だけです。
バルツィエは多く見積もっても五十名程度。
五十個ほどあれば十分です。
傘下の騎士程度であれば此方の兵士でも対等以上に戦えると思います。
なので実力の高い兵士だけがオールディバイトを所持していれば良いのですよ。」
ファルバン「なるほど………。」
コーネリアス「それに此方にはヴェノムの主達を倒してきたカオス様とそのカオス様に打ち勝ったウルゴスの民アローネ様がおられるのです。
万が一にも我々の勝ちは揺るぎありません。
今日明日にでもマテオへと向かう船の準備をされた方が賢明かと。」
ミネルバ「………そっ、そうだよね………?
よく考えてみればこっちってバルツィエなんか目じゃないくらい強い味方がついてんだもんね?」
シーグス「案外そんなに武装しなくてもバルツィエ達に勝てるんじゃないか?
なんならカオス達だけでどうにかなりそうな気がすんだけど………。」
クララ「これほど心強い方々がダレイオス側にいるのです。
負ける理由がありません。」
オリヘルガ「あるとしたら弱くて数だけ多い連中が捕まりでもしない限りは大丈夫だろ。
足引っ張んなよフリンク。」
ナトル「そうならないように注意はさせます。
もしフリンクが捕まりでもすればその時は見捨ててもらっても構いません。」
コーネリアスが少し話をしただけで族長達の考えが変わる。どうにかバルツィエが独立をする前にマテオへと乗り込めそうだ。
ウインドラ「…コーネリアス殿、
恩に着る。
これでマテオの民衆が犠牲にならずに済む。
独立前にバルツィエを倒せればそれで…。」
コーネリアス「礼には及びませんよ。
小生は
カオス「カタスさんの………?」
コーネリアス「えぇ、
我が主は………、
もう