テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~ 作:モニカルビリッジ
アローネ「…ところでカタス。
この辺りには先程まで騎士団がいたはずなのですが私達が様子を伺っている最中に何故かこの場を去っていきました。
騎士団が持ち場を離れる理由にカタスは何か心当たりはありませんか?」
カタスティア「!
あぁそのこと?
私も近くの茂みから見ていたのだけれどさっき
カオス「!?
フェデールがここに………?
俺達が来るのがバレてたんですか!?」
カタスティア「いいえそうじゃないみたいよ。
コーネリアスから聞いてないかしら?
バルツィエに独立の動きが見らることを。
ここにいた騎士団はバルツィエの傘下だったのよ。
それでフェデールが“準備は最終段階に入った。お前達は一旦レサリナスに戻れ”って命令していたわ。」
カオス・アローネ・タレス・ミシガン・ウインドラ・カーヤ・レイディー「「「「「「!?」」」」」」
オサムロウ「真ですか……?
カタスティア様。
その話は………。」
カタスティア「私が人の言葉を聞き間違えたことがあるかしら?
確かにフェデールは騎士達にそう告げたわ。
これからバルツィエ達はレサリナスを放棄すると思うわ。
だからこんなところを警備させていても意味は無いと判断したのでしょうね。
フェデールはこれから騎士達と一緒にレサリナスにまだ残ってるアレックスとクリスタル女王それと王女アンシェルを回収する予定よ。
三人がレサリナスを離れてしまえばバルツィエの独立が成立してしまう。
そうなったらもう私でも彼等の足取りを追うことは出来ない。
急いでレサリナスに向かってフェデール達を止めないといけないわ。」
バルツィエの独立まで時間が無いことは分かっていたがまさかカオス達がマテオに到着するのと同時に独立が果たされようとしていたとはカオス達も予想できたかった。
アローネ「…では下にいるダレイオスの皆を急ぎレサリナスまで進軍させます!
バルツィエの独立が完了すればマテオの人々は………!」
ウインドラ「一刻を争う事態だ。
早々にレサリナスを包囲せねばならんな。
アレックス達を取り逃してしまえばどれ程マテオの街々に被害が出るか………。」
レイディー「急げお前等!
まだそう騎士団が去ってから時間は経ってねぇ!
今ならレサリナスを出られる前に待ち伏せできるかもしれねぇ!」
タレス「独立だけは阻止しないといけません!
これ以上厄介なことになる前にフェデール達を確保しましょう!」
ミシガン「…今度こそ!
フェデールを私の手で……!!」
カオス「カタスさんはどうするんですか?
俺達と一緒に来ます?」
カタスティア「悪いけど私は一緒にはいけそうにないわ。
もしバルツィエが暴れだしたら大変だから貴方達とは別に一般人の避難勧告をする必要があるの。
だから貴方達は先には行って。」
カオス「分かりました。」
アローネ「カタス………!
………どうか御無事で!
この戦いが終わって必ずまた御会いできると信じております!」
カタスティア「貴女もねアローネ。
バルツィエにやられる程クラウディアの名は廃れてはいないことを証明して見せなさい。
必ず貴女達がバルツィエに勝利すると信じているわ。
………さぁお行きなさい。」
カタスティアをその場に残しカオス達は急ぎレサリナスに向けて進軍する。フェデール達が出発してからまだそう時間は経過してはいない。今ならまだフェデール達がレサリナスに到着してもアレックス達に逃げられることはないだろう。カオス達はレサリナスへと急いだ。
カタスティア「………今貴方達の元に死神を遣わせたわアレックス、それからフェデール。
精々首を洗って待っていることね。」
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王都レサリナス 外 数時間後深夜
アローネ達はカタスティアと別れてレサリナス手前までやって来ていた。
アローネ「………どうにかここまで順調に進むことができましたね。」
オサムロウ「あれがレサリナスか………。
頑丈そうな外壁に囲まれているな。
セレンシーアインよりも敷地は広そうだ。」
タレス「突入はどうしましょう?
このまま突っ切りますか?」
レイディー「カタスの言ってたことが事実なら今レサリナスの守りは手薄だ。
大勢でけしかければ簡単に制圧できそうだな。」
ウインドラ「アローネ、
攻め混む前に一度中の様子を見てきた方がいいのではないか?
レアバードなら空から中がどうなっているか確認できるだろう。」
アローネ「そうですね。
では………………「ザワザワザワ……!」………?
何でしょう………?
レサリナスの中が騒がしいようですが………。」
これから突入しようという時にレサリナスの中から異様な騒々しさが伝わってくる。よく確認してみれば明かりも少なからずついている。
カオス「………!
アローネ!
入り口のところに騎士団が集まってるよ!」
アローネ「!
………本当ですね………。
何をなさって入るのでしょうか………。」
ウインドラ「………ん?
あれは………、
………
「おい!
これは一体何の真似だ!?
何故我々を拘束するんだ!?」
「我々はフェデール騎士団長の直々の命が下されている!
こんな不当な行為をされる覚えはない!
今すぐ子の縄を解け!」
ブラム「残念ですがそれは出来ません。
私達はこれより現バルツィエ政権に反旗を翻します。
ですのでバルツィエ派である貴殿方はここで私達の軍門に下っていただきます。
私達はこれからバルツィエとバルツィエに従う者全てを捕らえて女王クリスタル様をバルツィエの手から奪還します。
………マテオをバルツィエの手から取り戻すのです!」