テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~ 作:モニカルビリッジ
王都レサリナス 東入り口
ザワザワザワザワザワザワ………!!
カオス達が城から出た頃レサリナスの外では大変な騒ぎとなっていた。
オーレッド「なっ、何じゃあれは………!?」
ミネルバ「動いてるよね………!?
あれは生き物なのかい!?」
ファルバン「ドラゴン種………だがあれほどの巨体の竜種は見たことが無い………。」
クララ「………この短期間でユナイテッド・アンセスターセンチュリオンに並ぶ巨大生物を目にすることとなるとは………。」
オリヘルガ「どうなってやがんだマテオは!?
あんな竜がマテオにはいたのか!?
あんなもんがいてどうやって今まで生活してこれたんだ!?
レッドドラゴンの何十倍もデケェぞ!?」
地震が起こったかと思いきやレサリナスから北東の山が崩れだし何事かと眺めていると大きな翼を広げた謎の怪物が登場した。
アローネ「ファルバン!」
ファルバン「!
アローネ陛下…!」
ダレイオス軍一同が驚愕する中アローネ達もそこに合流する。
ハーベン「陛下!
お怪我はありませんか!?」
アローネ「私なら心配ありません。
それよりも今はあの怪物をどうにかするのが先です!」
ファルバン「陛下………、
我々はマテオにあのような化け物がいることなど聞いておりませんぞ。
マテオには前々からあの様な種が存在しておられたのですか?」
レイディー「そんなわけねぇだろうが。
あんなどデカイのがいたらマテオになんて暮らせてねぇよ。」
オサムロウ「…となるとアレは今この瞬間に出現したということか。
一体何なんだあれは………。」
キィィィィンッ!
クララ「………!
“ラグナサンライズ”………。」
皆が怪物に注視する中アインワルドの巫女クララが怪物に向かって名称らしきものを呟いた。
アローネ「ラグナサンライズ………?」
カオス「ラグナサンライズ………どこかで聞いたような………。」
ウインドラ「ラグナサンライズだと………!?
馬鹿な!
あれは考古学者によって遥か昔に絶滅したとされる種だ!
現代にいる筈の無い太古の竜種が何故マテオに現れる!?」
ラグナサンライズ、あらゆる竜の祖先とされる生物でデリス=カーラーンで起こった数度の絶滅以前にこの星に生息していた生物だ。発見された骨からレッドドラゴンが最も近い種とされているがその大きさは人とレッドドラゴンを比較した関係図をそのままレッドドラゴンとラグナサンライズに置き換えたような形となる。
レイディー「………おいお前、
どうしてアレを見てアレがラグナサンライズだと思った?
何かアレについて知ってんのか?」
クララ「!
私は………。」
アローネ「………!
もしやクララさん、
ラタ…………………
クララ「…はい………、
彼はこの星の歴史に精通していますのであの竜についても見たことがあるらしく私達がラグナサンライズと呼ぶ種で間違いないようです………。」
アローネ「…そうですか………。
………レイディー。
あの怪物はラグナサンライズという種で確かなようです。」
レイディー「何………?」
ミシガン「どうしてそんな大昔の竜が突然………。」
タレス「………考えられるとしたら
奴等が何かしたに違いありません。
フェデールとランドールに逃げられた直後に現れたのですから。」
カオス「あれがバルツィエの仕業………。」
タイミング的にバルツィエが関与している可能性は非常に高い。ダレイオス軍の侵出に始まりレサリナスでの反乱とカオス達の襲撃を含めてここでの出現はフェデールやランドールのより確実な逃亡にも作用するだろう。
レイディー「………ラグナサンライズか………。
アタシがまだレサリナスのヴェノムの研究室にいた時にやけに多くの生物の資料をバルツィエが集めてると思ったら全ては
ヴェノムウイルスは不安定なウイルスだが生物の傷を癒やす力を持ってるんだ。
もしヴェノムウイルスを完全にコントロール出来たらその内
ミシガン「でっ、でもあのラグナサンライズってのを復活させたかったんだとしてもあの竜がバルツィエに大人しく従うとは限らないでしょ!?
逆にあの竜にバルツィエが襲われたりは「忘れたんですか?」」
タレス「ラーゲッツのことを思い出してください。
ラーゲッツはヴェノムウイルスに意識を取り込まれずに制御してました。
それどころかイフリートに食べられたにも関わらずその体を乗っ取ってしまいました。
バルツィエがただあのラグナサンライズを甦らせたとは考えられません。
………恐らくあのラグナサンライズもバルツィエの誰かによって意識を………。」
??????「その通りでございます。」
「「「「「「「「「「!」」」」」」」」」」
カオス達がラグナサンライズに危機感を募らせているとレサリナスの中から白髪の紳士風な男がやって来た。
セバスチャン「あのラグナサンライズは計画的にバルツィエが復活させたものです。
あれを操っているのは先代のバルツィエの当主バリスでしょう………。
バルツィエはあの力を駆使してこれから恐ろしいことを始めるおつもりなのです。」