テイルズオブフィナーレ ~未来を形作るRPG~   作:モニカルビリッジ

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巨竜の咆哮

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガラガラガラ………!!

 

 

 

 

 

 

カオス「レサリナスの壁が………!?」

 

 

アローネ「ただの竜の息吹きではありません!

 あれは殺魔の息吹きです!」

 

 

ウインドラ「あんな距離からここまで攻撃が届くのか!?

 あそこからここまで十キロは離れてるんだぞ!?」

 

 

レイディー「デカイ図体してるだけあって射程距離は相当だな。

 多分だがありゃその気になればダレイオスまであの息吹きは届くぞ。」

 

 

タレス「破壊性能もラーゲッツの時の比ではありません………!

 もしあの息吹きが此方に飛んできていればそれだけでダレイオス軍は全滅していたでしょう………!」

 

 

 ラグナサンライズが放った殺魔の力はたった一度の砲撃でダレイオス軍の戦意を殺ぐ程の力を持っていた。あれがもしレサリナスの中心を正確に捉えていればその中間にいたダレイオス軍は崩壊の一途を辿っていたことだろう。

 

 

オーレッド「おっ、おい!?

 あんな攻撃はオールディバイドでも防ぐことは無理じゃぞ!?

 カオスと陛下であの咆哮を防げんのか!?」

 

 

ファルバン「情けない話だがあの力に対抗出来るのはカオス殿と陛下の力以外には我々には手がないな。

 あの咆哮がある限り我等はあのラグナサンライズに近付くことすら出来ぬ………。」

 

 

オサムロウ「カオス、アローネ、

 どうにかあのラグナサンライズの攻撃を二人で受けきることは出来ないか?

 何もせずここで立ち呆けていても次の砲撃が飛んでくるだけだ。

 我々だけだったら何も出来ず撤退するしかないがソナタ等がいればあの咆哮の一撃は防げると思うが………。」

 

 

 オサムロウが言うように現状ではあのラグナサンライズの力に対抗出来るのはカオスとアローネだけだろう。他の者達ではラグナサンライズの力に力負けし無惨に散るだけだ。千を越える数の軍であっても一人一人の力はバルツィエに毛が生えた程度の力しかない。それらが全て合わさったとしてもあのラグナサンライズには到底及びはしない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラグナサンライズ「コオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 そんなことを話し合っている内に次の第二破をラグナサンライズが撃とうとしていた。

 

 

オリヘルガ「やべぇ!!

 もう一発来るぞ!?」

 

 

クララ「総員待避してください!!

 ここはまだ射程軸圏内です!」

 

 

ミネルバ「下がって!!

 もっとあの攻撃が届かないところまで下がるんだよ!」

 

 

シーグス「急にはそんなところまで走れねぇよ!?」

 

 

 またラグナサンライズから殺魔の光線が飛んできそうになりダレイオス軍は慌てふためく。あれに当たれば周辺の景色ごと消し飛ばされてしまうだろう。その恐怖からダレイオス軍は散会して後方へと避難しようとする。

 

 

アローネ「全員散らばらないでください!

 皆纏まって私とカオスの後ろへ……!」

 

 

カオス「駄目だ間に合わない………!」

 

 

 砲撃に対応しようとカオスとアローネが前に出るが後ろにいるダレイオスの者達が散り散りに逃げていくためにもしそちらを狙われたら守りようがない。

 

 

 

 

 

 

 ………とそんな中カオスとアローネの隣にセバスチャンが歩み出てくる。

 

 

アローネ「!?

 何をなさっているのですか!?

 早く私達の後ろへ「その必要はなさそうです。」」

 

 

 

 

 

 

セバスチャン「恐らくですが次の攻撃は此方には来ませんよ。

 バルツィエが()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。」

 

 

 どういうわけかセバスチャンはラグナサンライズが次に攻撃する場所を予言する。何故そんなことが分かるのかとセバスチャンに問おうとした瞬間ラグナサンライズは砲撃を発射した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラグナサンライズ「ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドッホオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カオス・アローネ「「!?」」

 

 

 

 

 

 

 セバスチャンが指摘した通りラグナサンライズの砲撃は此方には飛んでは来なかった。代わりに砲撃は南の方のカストルがある付近に発射しその辺りから轟音が響いてきた。

 

 

セバスチャン「やはりカストルを攻撃しましたか。

 私の考えは正しかったようですね。」

 

 

カオス「どっ、

 とうしてカストルが狙われるって分かったんですか?」

 

 

アローネ「普通に考えれば私達ダレイオスが集まるこの場所を攻撃する筈ですのに何故バルツィエはカストルを………?

 貴方にはバルツィエがなさろうとしていることが分かるのですか?」

 

 

セバスチャン「はい、

 バルツィエはこの後もイクアダ、リトビアと随時攻撃を行うでしょう。

 

 

 彼等の目的は各地に設置されている()()()()()()()()()()()()。」

 

 

アローネ「封魔石を破壊………?」

 

 

 封魔石とは内部にヴェノムを寄せ付けない障気を封じ込めた岩のことである。封魔石はバルツィエが開発し統治した村や街に置かれているものだが何故それを破壊するのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セバスチャン「バルツィエは封魔石を破壊することによってそれが置かれていた街々にヴェノムを雪崩れ込ませようとしています。

 マテオ各地にある封魔石のある街には人口が密集しています。

 そこにヴェノムが侵入すれば感染が大規模に拡大しマテオ中はヴェノムで溢れかえることでしょう。

 

 

 バルツィエはヴェノムを広げることで貴女方ダレイオスとの数の開きを一気に縮めるつもりなのです。」

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