若草のゲッター物語(休止)   作:越後屋大輔

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ひょっとしたらタグ変わるかもです。
ライディーン2007年版の主人公、才賀淳貴が参加します。今のところバトルへの参加予定はありません。


第6話

 ゲティスバーグを我が物顔で踏み荒らすメカザウルス・ザイ、残されていた建物は片っ端から潰されていく。既に人間が誰も住んでいなかったのは不幸中の幸いだ、操縦しているトカゲ…爬虫人類は高笑いを上げる。

 「この土地の建物は全て根絶やしにして我ら恐竜帝国の新基地を造る!来るなら来い、ゲッターロボ!今日こそ地獄へ送ってやるぞ。アーハッハッハッ」ミサイルの攻撃を受けるザイ、ゲットマシンが現れた。

 「性懲りもなくまた出てきやがったか」

 「3人共、ザイは地中間も移動できると判明した!」達人がゲッターチームに敵側の最新情報を伝える。

 「ならば俺がいく、チェンジ、ゲッター2!」ジャガー号、ベアー号、イーグル号の順に連結して左腕がドリル、右手の指がペンチといったゲッター1とは別の姿の人型になる。

 

 この日佐官以下の兵士は全員近辺の街を偵察にでていた、達人と将官勢は指令部のモニターでゲッター2とザイの闘いをじっと見つめる。ゲッター2に突進してくるザイだがその体をすり抜ける、ザイの操縦士だけでなく合衆国軍まで驚きを隠せない。

 「あれは一体?」

 「どうなっている?」ウォーレス将軍らから質問攻めに遭う達人は冷静に答える。

 「残像現象を利用したゲッタービジョンです、皆さんこういうのを一度くらいやった事ありません?」胸ポケットのペンを取り出すと先端を摘まんで振ってみせた、その瞬間だけは確かにペンが複数本あるように錯覚する。

 「その現象なら知っている、しかしゲッターのように巨大なモノが……」

 「不可能ではありません、実際ご自分の目でご覧になったでしょう」

 「そ、それは……」指令部の会話なぞお構い無しに(当然だが)ザイは達人の予想通り地下に潜ろうとしていた。

 「よし!隼人、地中に追い詰めろ!」達人がスピーカー越しに隼人へ指示をだす。

 「言われるまでもねえ!ドリルアーム!」左腕のドリルで地面を掘りドンドン地中に潜っていくゲッター2、やがてその左腕が届くとそのままザイを貫き右手のペンチで首を引きちぎる。

 「何て強さだ…」

 「これなら我が合衆国いや、人類の勝利も夢じゃない」

 「達人君、ゲッターは量産できないのかね?我が合衆国の誇る精鋭達に操縦させればヤツらとて一たまりもあるまい」

 「量産は厳しいですね、その辺りは父にも相談しますが。それに操縦士も限られてきます、相当鍛えられた人間でないと」偵察を終えた佐官以下の将校が戻ってきた、ウォーレス将軍に詰め寄られたフレデリックは敬礼する。

 「マーチ君、すぐに若い兵を集合させるんだ。ゲッターを操縦できるように訓練させよう」

 「イエッサー!」

 

 そして翌日から合衆国兵士の訓練が始まったのだが…

 「オラオラ!何だそのへっぴり腰はぁーッ‼」剣を携えた兵士は柄が自らの背丈くらいある斧を振りかざす竜馬に次々と弾かれる。

 「遅いな、照準の合わせ方もなっちゃいねえ」隼人は相手がライフルを構えるホンの短い一瞬の隙をついてエアガンを発砲する、こちらも百発百中であった。

 「やはり、両名共大した腕だ。うん?」訓練時の監督を任されたフレデリックは踞って落ち込んでいる兵の一隊を見つけた。

 「君達、訓練中に何をしている?」問われた兵士は半泣きで

 「我々は光一に敗れました、それも素手同士の格闘で」

 「12才相手にこのザマですよ、自信なくしました」フレデリックは呆れたようにため息を吐くと若い兵士達を諌める。

 「子供と思って甘く見るからだ、彼とてゲッターチームの一人。最初から勝てるハズあるまい」その様子を見に来たウォーレス将軍はゲッターチームのあまりの強さに震え出す。

 「大尉、君は彼らがトカゲ共を滅したのを目の当たりにしていたそうだな」

 「ハッ。白兵戦でも多勢の敵にひけをとらない腕を持っていました」

 「それに見たまえ。一見無造作に暴れているようだがその動きはきちんと計算されている、更に応用も効くらしい」

 「なるほど。あれほどの豪腕に知略と判断力、精神の強さがゲッターには必要なのでしょうな」

 「ともあれやはり3人きりでは心許ないのも事実。民間や諸外国からも操縦士候補を募りたいところだ」

 「その件は達人殿が日本の父君に打診しているとの事ですが…」

 「あれだけの者はそうそうおるまい」

 

 さて、四姉妹の内下の二人、ベスとエイミーは日本にいる以上学校に通わなければならない。アメリカと違い日本では(あくまでこの世界の話だが)6才から15才までは義務教育が課せられる、しかしエイミーはともかく内気で体も弱いベスには至難とも思われる。

 「家庭教師を呼びましょ、役所には話を通しておくわ」ミチルの提案でベスは家庭内で勉強して義務教育認定試験を受ける事になった、早速バイト雑誌に広告を載せる。

 『求む、家庭教師。当方10才女子、アメリカ国籍。勤務地、早乙女研究所』応募してきたのは一人だけだった、ミチルとメアリーは家庭教師候補の面接を行う。

 「それじゃ名前と現在の職業を」

 「立国高校二年、才賀淳貴です」彼こそかつて銀河連盟が地球に送り込んだ巨獣機を謎のロボット、ライディーンで滅した才賀淳貴であった。

 

 

 

 

 

 

 

 




次回は作者にも分かりません、どなたかアイディア頂けるならメッセにお願いします。
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