器用貧乏な職業で魔王の左腕   作:DQkzk

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本編を書き直ししすぎて進まない。

なのでこっちを投稿。序盤の話でデートまでいってないけど。

まだ大まかにしかデートプランが決まってない……

誰かデートプランをください(切実




ありふれた前日談
Wデート その1


香織の告白を聞いてから一週間が経った頃。

涼夜と白崎はお互いにハジメのことを話したり、雑談、愚痴を話したりしてある程度仲良くなっていた。

 

そしていつものように白崎から電話(忙しいときはL○IN。トーク履歴は勿論消去)がかかってきてお互いに和気藹々と話しているとき、不意に涼夜があることを呟いた。

 

「……なあ、白崎。お前、ハジメとデートしたいか?」

 

それは爆弾発言と言って差し支えのないものであり、同時にいつもは涼夜がこういった話を意図的に避けているのにそれを振ってきたことに香織は驚愕した。

 

『え?急になんで?前に協力はしないって言ってたよね』

 

「いや、その、なんだ。俺にもメリットができたからな。

……で、どうする?」

 

『したいけど……どうやって?』

 

涼夜は言いづらそうにしながらもはっきりという

 

「……まあ、端的に言うとWデートという奴だ」

 

『え⁉︎誰と?』

 

白崎は反射的に尋ねる。誰かとデートなんてしたことがなかったし、ましてそれがWデートだ。若干食い気味になっても仕方がないだろう。

 

「あー、うん。説明をさせてくれ。

俺と八重樫がデートみたいに遊ぶという()()で俺はハジメ、八重樫は白崎を連れてくる。そして4人で行動して俺と八重樫は途中で離れる。そうすればハジメと白崎の2人っきりの完成だ。………これでどうだ?」

 

『……』

 

「白崎?」

 

涼夜の説明の途中、頷くような声が聞こえてきていたから理解しているはずなのだが返事が返ってこない。どうしたのだろうと涼夜が名前を呼ぶとようやく言葉が返ってきた。

 

『……ハジメくんは平気なの?それに雫ちゃんに迷惑かけちゃうよね』

 

「……まあ、そうだな。でもそれは相手がどう思うかだろ?……俺だってハジメに利があるように行動しているがそれが逆に迷惑になる事だってあるんだ。だから言うだけ言ってみろ。それで迷惑だと言われるなら諦めろ。ハジメの方は俺がなんとかするから」

 

涼夜は言いながら自分の事を省みる。本当にこれが利になるのか不安で仕方がないのだ。親友を失うことになるのではないか、と。

 

『……うん、そうする。雫ちゃんに言ってみる』

 

「おう、そうしろそうしろ」

 

『……ありがとう』

 

「……おう」

 

白崎との通話が切れ、静寂が訪れる。涼夜は照れくささと説教くさい事をしたとして自己嫌悪を起こしていた。

 

 

 

ベッドに寝転び、仰向けでぼうっとしていると携帯が鳴った。誰からだと思い、画面を開くと八重樫からLIN○がきていた。

 

【八重樫:どういう事?】

 

涼夜は何についてどういう事と聞いているのかわからないので適当に返す。

 

【有賀:白崎から聞いた通りだと思うが?】

 

そう送ってそろそろ寝ようとした時、携帯が鳴った。今度は電話だ。

 

『有賀くん、どういう事なの?』

 

涼夜が電話に出るとすぐに用件を言ってきた。

 

「だから、白崎から聞いた通りだと送ったはずだが」

 

『……そうじゃなくて、なんで香織に協力しようと思ったの?』

 

ため息を吐きながら再度質問する八重樫。

 

「ああ、それか。………ただ単にハジメのためだぞ」

 

『南雲くんの?』

 

八重樫は疑問に浮かべる。この流れでハジメのためとは考える方が難しい。

 

「そうだ。……白崎には言えなかったが学校で話しかけるのを止めるにはやっぱりほかのところでコンタクトを取るしかないと思ってな。

それならLI○Eとかで話せばいいが、あいにく白崎はハジメの連絡先を持ってないだろ?だから一旦会わせて連絡先の交換してもらえば校内で話しかけるとかなくなるかもしれないだろ?」

 

涼夜はちゃんとした理由を述べる。もっとも半分はハジメだがもう半分は私欲だ。

 

『……それ、厳しいんじゃないの?南雲くんが交換してくれるかわからないし、もし成功しても香織が校内で話しかけなくなるなんてないんじゃない?』

 

「まあ、あくまで賭けだ。そこでハジメがきっぱり断るならそれでよし。続くならそれもよし。ーー現状より悪くなる可能性は流石にないだろ。最悪、俺や八重樫がフォローすればいいし」

 

『……………はあ、わかったわよ。協力するわ』

 

「ああ、助かる。……じゃ、デートよろしく!」

 

『え?……あっ、ちょっーーー』

 

八重樫の様子から察するに絶対自分がデートすることを忘れていた。それで躊躇されても困るので涼夜は八重樫の言葉を最後まで聞かずに電話を切った。

 

「うっしゃあ!」

 

涼夜がめちゃくちゃ喜んだのは言うまでもない。

 

……ただ、忘れてたと言う事は涼夜とのデートに関して興味がなかったともとれるわけで正直悲しさもあった。

 

 

ひとしきり喜んで冷静になるとそういえば当の本人に連絡を取ってないと思い、ハジメに電話する。

 

『ーーもしもし、南雲です』

 

「喜べ親友。女子とデートだ。日時は追って連絡する」

 

『え?涼夜?ちょっとどういうーーー』

 

なんかハジメが聞きたそうにしていたが時間も遅く、眠かったので用件だけ伝えて携帯の電源を切って就寝した。

 

電話もLIN○も繋がらなくて涙目になっていたハジメがいたらしいが仕方がないな。眠いんだ。

 

 

 

 




本編は只今、ファナをどういう立ち位置にするか思案中。
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