IS 苦難の中の力   作:魔女っ子アルト姫

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遅れてすいませんでした。

これより2年生に入って行きますが、そこまで深くはやらず、ダイジェストに近い感じになって行くかもしれません。主だったイベントだけ抜き出してやって行くって感じに。


第4章~新しい舞台編~
第169話


出会いと別れの春。世界的にイレギュラー且つ異常な場所でもあるIS学園でも季節によって迎えられる走りを少しずつ受け入れて色付き初めていた。街に溢れる桜の花が一斉に芽吹いて綺麗な花を咲かせる。遂に訪れたIS学園の新学期、二人の男子が入学してから1年。新たな生徒達が入学し新しい風が舞い込んでくる事になった。

 

「また同じクラスで安心したよセシリア」

「私もとても嬉しいですわカミツレさん♪」

「今年からは私も同じクラスだから、今まで以上に一緒ですよカミツレさん♪」

「分かってるよ乱ちゃん」

 

進級した事でクラス替えが行われ2組だった乱はカミツレと同じクラスになる事が出来て酷くご満悦となっている。実は裏でそうなるように圧力が掛けられていたりしているのは、知らぬが仏である。しかしまあ、カミツレとしては恋人である二人と一緒のクラスであるのは嬉しい事であり、こうなった事に感謝している。

 

「相変わらずカミツレはセシリアと乱さんと仲良いよなぁ……」

「私達も負けてはいられんぞ一夏」

「いや、競わなくても良くないですかね箒さん……?」

「まあ仲が良いのはいい事だが……態々私がいる目の前でイチャ付くのはやめてくれないか」

 

同じく同じクラスになっている一夏と箒、そしてラウラ。男子は分けるべきなのか、という話があがっていたが分けてしまっては面倒な事になるという事で1年の時同様に同じクラスに纏められる事になった。箒については普通に同じクラスに配属されたが、束の妹という事が関係しているのかは不明である。ラウラも引き続いて一夏の護衛としての役目があるので同じクラスという事になった。最近は箒が一夏に迫る姿を見て少し辟易している。

 

「にしても見事に1組と2組で別れたわね……なんかの策謀でも働いてるのかしらね」

「まあまあ。皆一緒で賑やかになっていいんじゃない?マドカさんも簪さんと仲良くやってるし」

「見てくれ簪、ディエンドライバーを改造してビルドドライバーを組み込んで見たぞ!」

「えっ何それ凄い!?」

 

2組には鈴やシャル、マドカと簪が配属される事となった。彼女らは別段この分け方に文句などはなく受け入れている。特に簪は趣味の盟友とも言えるマドカと一緒のクラスになれた事に喜んでおり、今もマドカが改造製作したアイテムに興奮している。

 

「此処をスライドさせると変身待機状態となり、最後にトリガーを引くんだ」

「う、うんやらせて!!行くよっ……」

 

RABBIT(ラビット)!!〉〈TANK(タンク)!!

BEST(ベスト) MATCH(マッチ)!!〉

ARE YOU READY ?

 

「変身!!」

 

FULLMETAL(鋼の) MOONSAULT(ムーンサルト)!! RABBIT(ラビット) TANK(タンク)!! YEAH!!〉

 

「……っっっ!!!マドカ、これ最高すぎる……!!」

「因みにハザードトリガーやスパークリングにも対応済みだ」

「何この神アイテム!!?」

「二人は元気そうで良いよね~」

「ホント幸せそうよね……と言うか銃なのにドライバーっていうのはツッコミ待ちなの?」

「「細かい事は気にしてはいけない!!」」

「アッハイ」

「はいそこの代表候補生の女子二人、変身アイテムは早くしまいなさい。SHR始めるわよ、じゃないとネビュラガス浴びせるわよ」

 

2組の担任となったのはナターシャ。元々優秀である彼女はすぐさま担任に抜擢され、このクラスを纏めていく事になった。ややキャラが濃い生徒達が揃っているが元軍人である彼女は確実に纏めていくのは可能だろう。

 

「そして1組の担任は私事、織斑 千冬だ。宜しく頼む」

 

そして1組の担任は1年の時と引き続き千冬となった。恐らく男子二人を受け持つクラスの担任の適任者として彼女以上の人材は居ないだろうから致し方ない。それに千冬としても恋人と弟のクラスの担任を他人に任せる気は一切なかったので、万々歳である。

 

「2年生の諸君、進級おめでとう。これから君達は本格的に進路などを踏まえて考えて行かなければ行けない時期になっている。操縦者、整備士、ソフトウェア関連、様々な分野が君達を待っている事だろう。苦労する事もあるだろうが是非とも努力に務めて挑んで欲しいと思っている。教師として私も協力しよう」

 

SHRで早速進級した生徒達へとエールと現実の厳しさ、選択する道などを示す千冬。過去に自分も様々な苦労を重ねてきたからこそ言える台詞である、1年の時に他クラスだった生徒達はあの千冬からこんな言葉を送られるなんて思っても見なかったのか、目を丸くしている者が多い。カミツレの影響もあってかなり丸くなっている千冬、それは1組内で見せる事が多かったので致し方ない面もある。これから慣れて行くのも大変だろう。

 

「だが一言言っておく。私のカミツレに手を出したら潰すから覚悟しておけ」

「教師がんな事言っちゃ駄目でしょ」

 

……これにも慣れて行かなければ行けないのだから。

 

「千冬さんカミツレさんは私達のカミツレさんですわ!!断じて独り占めなんて許しませんわ!!」

「そうですよ!!協定をお忘れですか!!」

「ええい、こういう事を言っておかなければ牽制にならないだろう!!だからそう言う言い回しをしたのだ、分かれ!!」

「「だとしてもなんか許せません!!」」

 

「……カミツレ」

「やめろ、そんな同情の目で俺を見るな……」




次回、アーキタイプから新キャラ登場……!?
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