ただ、読むだけでは満足できなくなったのであげてみようと思います。よろしくですヽ(´▽`)/
記念すべき?一作目は東方projectで投稿させていただきます。
それでもいいよと言ってくれる優しい読者さんがいれば、是非見ていってください。
日常というものはなんの前触れもなく変化するものである。
白玉楼の剣術指南役兼庭師、魂魄 妖夢は自身の主である西行寺 幽々子の朝食を作り終え、剣術の稽古に取り組んでいた。
「ふっ、はぁっ!」
気合いとともに妖夢が持つ二振の刀が振り抜かれる。妖怪が鍛えた二振の刀は、常に銀光を纏っていた。
「ああああぁぁぁぁぁ………。」
唐突に、なにかが聞こえた気がした。
ビクッ!っと体を震わせた妖夢は、稽古の手を止め一瞬考える。
(今、なにか聞こえたような…、いや、きっと気のせいだそうに違いない!)
しかし、すぐに勘違いだと考え直し稽古に戻ろうと刀を握り直す。そして振りかぶったところで、
「あああぁぁあぁぁぁぁ!?」
先程よりも近くで声が聞こえた。
「なに、なんなの!?」
元々、臆病な性格の妖夢は、どこかから聞こえてくる謎の声に混乱していたが、流石は主を守る剣士、すぐに気を引き締め刀を構え直す。
だが───
「上ぇぇぇえ、どいてぇぇぇぇぇ!!?」
「う、うぇっ、みょぉぉぉぉぉぉん!?」
真上からの強襲には対応できなかったようである。
妖夢の真上に降ってきた男性が、妖夢を挟む形で地面に墜落した。
「本当に申し訳ないっ!」
と先程降ってきた男性が頭を下げる。
「い、いえ、こちらも大した怪我はありませんでしたから。」
と若干動揺しながらも妖夢が対応する。妖夢としてもあまりに突然すぎる出来事にどうしていいか分かっていないようだ。このままでは話が進まないと感じたのか、ここで男が咳払いを一つ。
「ッンン、とりあえず自己紹介をさせていただきます。私は、夢祀 恭矢(ゆめまつり きょうや)と申します。いつも20歳くらいに間違えられますが18歳です。神社で神主の息子やってます。」
黒髪黒目の伸長は170㎝ほどの中性的な男だ、袴を改造し、動きやすさを重視した服を着ている。礼儀として、妖夢も答える。
「私は魂魄 妖夢、この白玉楼にて剣術指南役兼庭師をしております。」
ここで男、いや、恭矢が周囲の景色に気付いたようだ。辺りをキョロキョロと見回し、驚いたような表情を浮かべる。
「白、玉楼…。よければ、ここは何県になるのか教えてもらえませんか?」
聞き覚えのない名前に、恭矢は首をしきりに傾けていたが、自分では分からなかったのか、聞くことにしたようだ。
「ああ、やはり外来人の方でしたか、ここは幻想郷、外の世界で忘れ去られたものたちの楽園です。簡単にいうならば異世界、ですかね。」
「幻想郷、外の世界、忘れ去られたものたちの楽園………。」
妖夢の言葉に対し、しばらく俯いて熟考していた恭矢だったが、ふと顔をあげる。その顔には、笑みが浮かんでいた。
書こうと思って書いたけど、既に難しい(´・ω・`)
次回(あるか分からないけど)からは恭矢視点で進めて行きます