初日はレミリアや咲夜に放置され、激おこな恭矢だったが、その後のレミリアによる説得(懇願)でひとまず落ち着いた。
二日目───
まだ辺りが若干暗い時間に目を覚ました恭矢は、日課のトレーニングをしようと庭に出る。
すると、花壇の前に座っている美鈴を見つけた。
「おはようございます、美鈴さん。早いですね、何してるんですか?」
「おはようございます。今は庭の手入れをしてます。ここの花壇、私が管理してるんですよ。」
美鈴に促されて見てみると、そこには色とりどりの花が咲いていた。
「おおー、綺麗ですね。この花たちを美鈴さんが咲かせたんですねぇ。」
「ええ!毎日お手入れは欠かしてませんから、自慢の花ですよ!」
「その気力を門番の仕事にも活かせるといいんだけどなー?」
「う゛っ!?」
感心する恭矢に、豊満な胸を張って答える美鈴だったが、恭矢の鋭い言葉で、なんともいえない表情を浮かべていた。
「と、ところで恭矢さんは何の用件で!?」
「無理やり話を逸らしましたね…。まあいいや、俺は日課のトレーニングをしにきたんですよ。」
「トレーニングですか。よかったら一緒しませんか?」
「いいんですか?」
「ええ、私もお手入れの後はいつもトレーニングしてるんですよ。」
「それなら、お願いします。」
一度お互いの戦い方は体感していたので、実戦を交えつつ欠点を指摘することで、戦闘技術の向上が出来た(と思う)。
互いにこれまでとはまた違ったトレーニング方法だったためか、予想以上に熱中してしまい気付けば一時間が過ぎていた。
「あれ?もうこんな時間ですか。…そろそろ朝食の時間ですね、俺も行かなきゃ。」
「ご飯楽しみにしてますねー!」
【厨房】
支給された執事服に着替えてから厨房に向かうと、既に咲夜が待っていた。
「遅いわよ。」
「すみません、美鈴さんとトレーニングしてたら結構時間が過ぎちゃって…。」
「そう、まあいいわ。さ、取りかかりましょう。お嬢様方もそろそろ起きてくるわ。」
「了解です。…朝に起きる吸血鬼とはこれいかに?」
一瞬の間…
「そんなものよ。」
「そんなものですか。」
雑談を交えながらも順調に料理を完成させていく。
今回は恭矢がいるため、咲夜が洋食、恭矢が和食を作っている。
その過程で、
「あら、そのだし巻きどうやって作ったの?私が作るときはそこまで柔らかくならないんだけど。」
「ああ、これは卵を混ぜるときに空気を多く含むように混ぜてるんですよ。そうすることで内側まで空気を含むんでふわふわになります。」
互いに持つ料理のレシピやコツを教えあい、技術を向上させていた。
そして十分後には焼き上げたパン、カリカリのベーコンとサラダ、ふわふわのだし巻きに味噌汁といった料理が机に並んだ。
既に恭矢たち以外のメンバーは席に座り待機していた。
「わー、いい匂い!早く食べようよ!」
「落ち着きなさいフラン、もう少し待ちなさい。」
「レミィ、目が食事に向いてるわよ。」
「………だって、美味しそうだもの。仕方ないわ。」
「そうですねぇ、本当に美味しそうですね。」
と様々な反応をしていたが、恭矢が机の前に立つと大人しくなる。
「お待たせしました、それでは手を合わせてください。」
「手を?」
「俺がいたところでは食事の前に食材と料理人に感謝の気持ちを込めて挨拶をする習慣があるんですよ。」
「へぇ、なかなかいい習慣ね。いいわ、やりましょ。」
レミリアが代表して答えたが、他のメンバーも考えは同じようだ。フランに至ってはもう手を合わせて待機していた。
「それでは、いただきます!」
「「「「「「いただきます!」」」」」」
こうして、紅魔館二日目の朝食が始まった。
今回は文章がよろしくなかった気がします( ̄▽ ̄;)
疲れてるのかな(´・ω・` )
私、頑張るから、見捨てないでー!?