神主の息子が幻想郷にログインしました   作:コーラテートク

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読み返して見たものの、見事に1000字ちょっとしかないことにショックを隠しきれない作者さんです(´・ω・`)
誤字脱字等あれば教えていただけると嬉しいです。


第三話 神主の息子、幻想郷について知る

 顔に笑みを浮かべた気持ちの悪い青年、もとい、恭矢は妖夢にこう伝える。

 

「決めたよ、俺、幻想郷に住むことにする。」

「…え?」

「だって見たことのない世界だよ!空気も綺麗だし、かなり居心地良さそうだなぁって思ってさ!」

 

 大人びているとはいえ、恭矢も高校を出たばかりの若い青年である。簡単に言えば子供っぽい。当然、異世界などと言われて我慢できるはずもなかった。

 

「え、ええ?ですが…。」

「あら、別にいいんじゃないかしら」

「ッ!?」

 

 流石に妖夢さんを困らせてしまったかと考えていると、おっとりとした優しげな声が聞こえてきた。そう、()()()()()()()聞こえてきたのだ。

 全く気が付かなかった。咄嗟に札を抜いてしまいそうになったのも仕方のないことだろう。

 

「驚かせてしまったみたいねー、ごめんなさいね?」

 

 振り向くと、俺の真後ろに立つ女性は、手に持っていた扇で口元を多いながら優しく笑う。ピンク色の髪に、淡い水色の着物を着た美しい女性だ。

 取り出しかけた札をしまいながらも対応する。

 

「いえいえ、自分の後ろにこんな美人さんが立っていたら誰でも驚きますよ。」

「ふふ、口が上手いのね。それにしても、ついに妖夢も男を知ったのねぇ。」

「んなっ!?ゆ、幽々子さま違います!恭矢さんとは決してそんな関係では!?」

「あら、もう名前で呼んでるなんて本当に仲が良いのねー。」

 

 なんというか、このやり取りで妖夢さんと幽々子さん?の関係がよく分かったような気がする。

 

「それは置いといてなんですけど、お名前をお聞きしてもよろしいでしょうか?」

「お、置いとかないでくださ「ええ、私は西行寺 幽々子、この白玉楼の主よ、おもに冥界の死者の管理をしているわー、よろしくね恭矢くん?」………みょん。」

「はい、よろしくお願いします、西行寺さん。あと、改めてよろしくお願いしますね、魂魄さん。」

「私も妖夢も、名前でいいわよー。幻想郷では名前呼びが常識なのよ。」

「へぇ、そうなんですか、分かりました。改めてよろしくお願いしますね、幽々子さん、妖夢さん。」

 

 と挨拶を済ませてから、色々なことを教えてもらった。分かりやすく纏めるとこうなる。

 

 一つ

 幻想郷には人間だけでなく、妖怪、神様、仙人、天人、幽霊など、様々な種族がいるらしい。ちなみに幽々子さんは幽霊(亡霊)で妖夢さんは人間と幽霊のハーフらしい。

 二つ

 幻想郷では弾幕ごっこという遊びが流行っているらしい。自身の霊力や妖力を弾として撃ち出し、弾幕の美しさを競うというルールらしい。あとは事前に決めたルールに合わせて勝ち負けを判定するとのこと。少し前に考案されたばかりだと聞いた。弾幕はなんか出せた、これで人外の仲間入りだね。

 三つ

 これは弾幕ごっこの補足になるのだろうが、弾幕ごっこではスペルカードという特殊なアイテム(必殺技のようなものだと思えばいいと教えてもらった。)を切り札として使うらしい。事前に決めた枚数のみ使用し、スペルカードが切れたら負けだそうだ。

 四つ

 時折異変と呼ばれる特殊な状況を起こす輩がいるらしい。それを博霊の巫女と呼ばれる異変解決のスペシャリストが解決する、というものだ。

 五つ

 幻想郷では常識を考えてはいけない。当たり前だと思っていたことが簡単に覆されるからだ。現にこうして、妖夢さんと幽々子さんが空を飛んでいた。いや、跳んでいる、ではなく、飛んでいる。

 六つ

 程度の能力というものが存在するとのこと。ちなみに妖夢さんは『剣術を使う程度の能力』で、幽々子さんは『死を操る程度の能力』だそうだ。妖夢さんはともかく、幽々子さんの能力は明らかにチートだなぁ。

 

「以上かしらー。どう?少しは幻想郷のことが分かった?」

「ええ、充分過ぎるほどに分かりましたよハハハ。」

 

 自分の培ってきた常識が全て覆された気分である。しかし、ここまで聞いたのなら思うところも出てくる訳で…。

 

「ち、ちなみに、そ、空の飛びかたって教えてもらえたりは…?」ドキドキ

「構わないわよー、どっちにしても飛べるようになってもらわないと人里とかには行けないしね。」

「本当ですか!?ありがとうございます!」

 

 まさかの即答であった、とても嬉しい。

 

「妖夢、付き合ってあげなさいな。お昼までまだ時間はあるしね。」

「はい、かしこまりました幽々子さま。では早速取りかかりましょう。」

「よろしくお願いします、師匠!」

 

 とノリノリでお願いして数時間後………

 

 

「これが飛ぶってことか!気持ちいぃぃぃぃぃ!!!」

 

 もともと、霊力を使って結界術を行使していた為か、霊力操作はかなりのものであり、ほんの数時間で上下左右完璧に飛び回れるようになった。ハイテンションである、超!エキサイティン!である。

 ついでに、暫定的な能力も伝えられた。

 俺の能力は『結界を操る程度の能力』らしい。通常、結界を曲げたり伸ばしたりすることは余程の術者でもないと出来ないらしい。

 次は昼食後にスペルカードを作るらしい。




今回は文字数を頑張って増やしてみました。さて、いよいよ次はゆゆさまの食事シーンです。恭矢君、どんな反応するんでしょうね(;・ω・)
考えとかなきゃ………
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