今回で弾幕ごっこいれようと思ってたのに力及ばず、ただの食事回(しかもほぼ略)になってしまった。
こんな時、文章力のなさが悔やまれますねぇ。
昼食を挟んでからスペルカードを作製することになったのだが、その場の流れで俺もいただくことになっていた。本当に良いのか確認したのだが、妖夢さんに、
「問題ありませんよ、10人前作るのも15人前作るのも大して変わりませんから。」
と疲れた顔で言われてしまった。どうやら、幽々子さんは見た目からは想像も出来ない程に食べるらしい。
このまま食事をいただくだけではこちらの顔が立たないので、料理を手伝うことにした。高校在学中は独り暮らしをしていたので、料理はそれなりには出来る、筈だ。
場所は変わってキッチン──────
広々とした空間に様々な調理器具、何種類もの調味料に、料理を嗜むものとしては軽く興奮を抑えきれない。
「こんなに広いキッチンで料理するなんていつぶりだろう。」
と手を止めずにキッチンの設備を確認する。ちなみに今は、俺が肉じゃがを作り妖夢さんが唐揚げを揚げている。既に机には、この料理以前に出来上がったものがところ狭しと並んでいる。エンゲル係数が大変なことになっていそうだ。
「よし、こっちは完成しました。そちらはどうですか?」
「こちらも揚げおわりましたよ。」
「じゃあ持っていきましょうか、俺もお腹空きましたし。」
完成した料理を並べ終えたところで、幽々子さんが口を開く。
「待ちくたびれて先に食べちゃおうかと思ったわー、早く食べましょ?」
そう急かされては急がざるを得ないというものだ。慌てて席につき、準備を整える。
「「「いただきます」」」
食事の挨拶を済ませ、食べ始めたのだが、俺はそこで驚くべきものを目にすることになった。
「嘘、だろ………!?」
食べ物が消えているのだ。気づいた頃には山盛りにしてあった料理はキレイさっぱり消え、一升は炊いていた筈の米は米の一粒も残すことなく、幽々子さんの胃の中へと消えていった。俺が出来たことと言えば、自分が食べようと思っていたおかずを確保しておくことくらいだった。
食事後─────
「しっかし、妖夢さんの料理美味しかったです。まるで凄腕の料理人が作ったみたいでしたよ。」
という恭矢の心からの称賛に対して、正面から誉められたことが恥ずかしかったのか、
「そ、そこまで大したことはしてませんよ!」
と頬を赤く染めながらも妖夢は謙遜する。
その様子を、食後のデザートとして出されたクッキーをかじりつつ幽々子は優しげな目で見つめていた。
「昼食も済みましたし、そろそろスペルカードの作製を行いたいのですが…。食事中にいくつか案は浮かんだんです。」
と期待したような眼差しを向ける恭矢。
その視線に、妖夢は白いカードの様なものを数枚手渡す。
「これがスペルカードの元です。これを持って、自分の思い描くものを強くイメージしてください。他にも、実用性を重視したものも作ってもいいかもしれません。」
「うーん、そう言われてもなぁ。そう簡単に思い付きは………。」
悩みに悩み、数時間後──────
「出来た、完成だ!」
無事五枚のスペルカードを完成させた。
「ようやくですか、というか最初なのに作りすぎでしょう。もう夕御飯の準備も終わりましたよ。」
「えっ、もうそんな時間だったんですか?せっかくだから弾幕ごっこやってみたかったんだけどなぁ。」
どれだけ集中していたのだろうか、恭矢が予想していたよりもかなりの時間がかかっていた。
───少年少女美女夕食中───
相変わらずな幽々子の食欲に呆れながらも無事夕飯を終えリラックスタイムである。妖夢は幽々子となにやら話したあと、どこかへ行ってしまった。そこで幽々子が思い出したかのように言った。
「ああ、そうそう、妖夢がお風呂沸かしてくれる筈だから入ってきなさい。服も汚れちゃったし、うちにあるので良かったら貸してあげるから。」
「え、お先に風呂いただいちゃってもいいんですか?」
「いいのよー、ここの主である私が言うんだから問題ないわー。」
「そ、そうですか、ならいただきますね。」
「ええ、ゆっくり楽しんでいらっしゃい。………ウフフ、妖夢はどんな反応をするかしらね。」
服が汚れていて風呂に意識が向いていた恭矢は、幽々子が最後に呟いた言葉に気付くことはなかった。
なにやら不穏な空気…
次回こそは弾幕ごっこ入れますんでこれでご容赦を(´▽`;)ゞ
小説書くコツとかあるのかな、あるなら知りたいです。
こんな小説でも見てくださる方がいるとは、感激です!