巨人族の弟子   作:猫ペンギン

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お気に入り400件登録されてて驚きました!
拙い文章で、文章力を上げたいとは思っているのですがなかなか上手に書けません。
でも、頑張りたいと思います!

皆様のおかげで頑張ることができます!
これからも応援の方、よろしくお願いいたします!


今回から、原作突入します!



第7話

俺は久しぶりに、レインディナーズに呼ばれていた。

最近は、ロビンがバロックワークスの仕事に行くことが多くて、俺はあまり関わっていなかった。

ロビンと一緒に居たかったのだが、ロビンに止められていたのだ。

 

 

クロコダイルはどこかに電伝虫をかけている。

 

[ガチャ・・・ヘイまいど、こちらクソレストラン・・・・・・ご予約で?]

 

「ふざけてんじゃねェバカヤロウ。てめェ報告が遅すぎやしねェか?」

 

[報告・・・あ〜〜そちら、どちらさんで?]

 

「おれだ。Mr.0だ・・・おれが指令を出してから、もうずいぶん日が経つぞ。いったいどうなっているMr.3」

 

どうやら社長はMr.3と連絡を取ろうとしていたようだ。

(あれ?でも、あいつの喋り方ってもっとこう"アレ"じゃなかったか?)

俺はそう考えて、ロビンの方を見る。

ロビンは目が合うとウインクした。

(か、かわいい!!いや、違う・・・なんか企んでるな、ロビンの奴・・・ここはロビンに従って、黙っておくか)

 

「何を黙りこくっている。おれは質問をしているんだ。王女ビビと麦わらの一味は抹殺できたのか?」

 

(王女ビビの抹殺だと?俺たちをどうやって"歴史の本文(ポーネグリフ)"に連れてく気なんだ、こいつ・・・やっぱり腹黒い奴だな・・・)

 

[・・・ああ、任務は完了しましたよ。あんたの秘密を知っちまった野郎どもは全て消し去りました。だからもう追っ手は必要ありません]

 

「そうかごくろう・・・今アンラッキーズがそっちへ向かっている。任務完了の確認と、ある届け物を持ってな」

 

[アンラッキーズ・・・?届け物?]

 

「アラバスタ王国への・・・"永久指針(エターナルポース)"だ。ミス・ゴールデンウィークと共に、お前はこれからアラバスタへ向かえ。時期がきた・・・おれ達にとって最も重要な作戦に着手する。詳細はアラバスタへ着いてからの指示を待て」

 

クロコダイルは今の話しの途中で、花瓶から引っこ抜いた一輪の花をなぜか酒の入ったグラスに入れた。

 

(?こいつ何してるんだ?)

 

[・・・・・・]

 

「オイ・・・どうした・・・」

 

[いや、何でも・・・]

 

[ドドドド・・・ボォン!!!ザクッ!!!・・・ガン・・・!!!ドサッ]

 

銃撃戦のような音が電伝虫から聞こえる。これは・・・アンラッキーズかな?

クロコダイルは機嫌が悪そうな顔をしている。

 

「何事だ」

 

[あ〜〜いや、なんでもねェ・・・ハァ。いや、ありません。麦わらの野郎がまだ、生きてやがって。大丈夫、とどめはさしました。ご安心を]

 

「生きてやがった・・・だと?」

 

クロコダイルはさっきの花の入ったグラスの水をなくし、花を枯れ果てさせた。

スナスナの実の能力で怒りを発散させてたのか。

 

「さっきお前は任務は完了したと、そう言わなかったか?」

 

[えぇ、まぁ完了したつもりだったんですがね、想像以上に生命力の強い野郎で・・・]

 

「つまりお前は・・・このおれに嘘の報告をしたわけだ・・・」

 

[あー、まぁそういう言い方をしちまうとあれなんだが・・・今、確実に息の根を止めたぜ・・・だからもう追っ手を出す必要はねェ。OK?]

 

「・・・まァいい。とにかく貴様はそこから一直線にアラバスタを目指せ。あと、電波を使った連絡はこれっきりだ。海軍にかぎつけられては厄介だからな。以後、伝達は全て今まで通りの指令状により行う・・・以上だ。幸運を・・・Mr.3」

 

ガチャ・・・

 

「ミス・オールサンデー」

 

「何・・・?」

 

「Mr.2をリトルガーデンへ向かわせろ。"アラバスタ""リトルガーデン"間の直線航路でMr.3を始末しろ・・・」

 

「・・・ずいぶん乱暴なのね、サー・"Mr.0"クロコダイル」

 

「人手なら足りている・・・おれに口答えをするのか?」

 

「・・・おい、クロコダイル!」

 

「・・・あァ?」

 

「お前、ご立腹なのは分かるが・・・あまり調子に乗ると、殺すぞ?」

 

俺は殺気を思いっきりクロコダイルにぶつける。

 

「ロビンに何かしようってんなら、俺は協定をすぐに破棄するぞ・・・!!」

 

「・・・俺と闘ろうってェのか?」

 

「・・・お前が何かしようってんならな」

 

俺とクロコダイルは睨み合う。

 

「・・・クロス、私は大丈夫よ。"Mr.0"従うわ・・・」

 

そう言ってロビンは部屋から出て行くので、俺もあとをついていった。

 

その後、一人残ったクロコダイルは腹立だしげに舌打ちするのだった。

 

##

 

「そういやロビン、相手の男は誰だったんだ?」

 

「たぶん、麦わらの一味の一員よ。私は"歴史の本文(ポーネグリフ)"を見た後は、クロコダイルがどうなろうが、どうでもいいもの」

 

「その麦わらってのはクロコダイルより強いのか?」

 

「いえ、たぶん今のままでは勝てないわね。けど、何かしてくれそうではあったわ」

 

「ふーん」

 

「なにか面白いことになりそうじゃない?」

 

そう言ってロビンは悪戯っぽく笑った。

利用されるだけのつもりはないという訳か。

 

「ロビンはどうするつもりなんだ?」

 

「ふふっ、王女様にも似たようなことを聞かれたわ。クロコダイルはアラバスタを乗っ取ろうとしているの。私は、"歴史の本文(ポーネグリフ)"は読みたいけど、アラバスタ乗っ取りは阻止したいのよ」

 

「え、乗っ取り?王様になるってことか?」

 

「えぇ、そのあと"歴史の本文(ポーネグリフ)"から得た兵器を使って、海賊王でも目指しているんじゃないかしら」

 

「マジかよ・・・」

 

「えぇ、でも、そんな兵器はない方がいいもの」

 

表面上は従ってるように見せかけて途中で裏切るということ。

 

「クロスもそろそろ知っておいた方がいいと思って」

 

「そういや、なんで俺は最近BWの仕事を任されてなかったんだ?」

 

「・・・貴方、クロコダイルからの信用がほとんどないのよ?自覚ないの?」

 

「いや、さっきのようなことも、初めてでは無かったから信用は薄いと思ってたけどさ。結構言うことを聞いてきたとは思うんだけど・・・」

 

「クロコダイルは、私に危害を与えなければ貴方は言うことを聞くけど、逆に言えば、それしかないのが怖いのよ。懸賞金も自分より高いし、何回か海軍大将や中将と闘っているのも知っている。自分より強いのに1人の為にしかその力を振るわない。それが考えられないことだとあの人は考えているわ」

 

「・・・そうか。けど俺はこの生き方しか知らないからなぁ」

 

「ふふっ、私は好きよ?」

 

「・・・そうかい、ありがとよ」

 

俺はロビンの肩を抱き寄せた。

 

##

 

 

数日後・・・

 

「"作戦"の決行は2日後の朝7時。手配は済んだのか?」

 

「えぇ、滞りなく。ビリオンズ150名はナノハナで待機。Mr.2も呼び戻しておいたわ。どうやらMr.3は捕まらなかったらしいから。オフィサーエージェント達の集合は今夜、スパイダーズカフェに8時」

 

「"Mr.i"の野郎はどうしている?」

 

「同じようにスパイダーズカフェに行くと言っていたわ。Mr.1とMr.3しか面識がないから、と」

 

「んあ、結構だ・・・」

 

「もう5時をまわってるわ。そろそろ彼らも集まり始める頃かしら」

 

##

 

 

カランコロンカラーン

 

ばん!

 

「ハイハイハイハイ、メリクリメリクリ!!あー疲れた!!」

 

「長旅っ!疲れた!腰ッ!痛っ!腰痛っ!!まったくお前のせいさMr.4!!腰にくるんだよ、お前のトロさは!!このバッ!!」

 

「えっ・・・・・・ごぉ〜〜〜〜〜〜めぇ〜〜〜〜〜〜ん〜〜〜〜〜〜ね〜〜〜〜〜〜」

「ハイハイハイハイ。ポーラ景気はどうだい今日は店ガラガラだね。店ガラだよ!ミガ!ミ!ミだね!!」

 

「フフフフ、お久しぶりね。いらっしゃい、ミス・メリークリスマス。Mr.4。今日は"あなた達"の貸し切りよ。お飲み物は、オレンジペコと・・・Mr.4、あなたはアップルティーで良かったかしら?」

 

「熱いのはゴメンだよ!すぐに飲める温度で頼むね!さァすぐ出しな!それが出しな!やれ出しな!」バババン

 

「お元気そうね。お仕事の方はいかが?」

 

「しくじれば殺される世界だ絶好調に決まってらっ!バッ!このバッ!!」ゴクッ!!

 

「それもそうね、ごめんなさい」

 

「んー何だいおめー この店は変テコな歌をかけるようになったね」

 

「歌?いいえ、今かけてるのは独奏曲。歌はなくってよ?」

 

アンドゥーオラー♪アンドゥークラー♪

 

「「ん?」」

 

「ごきげんようッ」バン!!

「最近ドゥーーーー?」

 

「バカじゃない?」

 

「バカじゃないわっ!!ポーラ、なぜならあちしはオカマだからよっ!!タコパちょうだい」

 

「タコパ?」

 

「ジョ〜〜〜〜〜ダンじゃなーーいわよ〜〜う!!タコパフェよーーーう!!常識でしょう!?がっはっはっは!!」

 

「あら、デブチン、オバハン、いたの?」

 

「ウッセーな、おめーは本当に腰にひびくから騒ぐんじゃねーやね!」

 

「あっそうそうそう言えば今回はMr.1のペアまで動くらしいのよ。なんだかんだであちし、会ったことないから楽しみなのよーーう」

 

「だけどみんなには恐がられてるみたいよ?」

 

「カーマわなーーいわよーーーう!」

 

##

 

いや〜、やっと着いたこの店だな?

砂漠の中になんでお店を建ててるんだよ、全く。

ずっと同じ風景だから迷ってしまった。

ベクトル人間の俺が方向を間違うなんてシャレにならねぇよ全く。

 

 

「オカマ拳法""白鳥アラベスク"!!!」

 

店の中から声が聞こえた。

オフィサーエージェント達か?

 

「オラァ!!!」

 

フッ・・・

 

急に、目の前から壁をすり抜けて男が出てきた。

おいおい、危ねぇな全く。

俺は手を上げてその男の背中を押した。

 

「逆・方向(リバース)」

 

「何だい!?壁をすり抜け・・・ええっ!!戻ってきたっ!!」

 

「おいおまえら同じ社員だろ、仲良くやれよ全く・・・」

 

「・・・今のはてめぇか、"Mr.i"・・・」

 

「おぉ久しぶりだな、Mr.1・・・元気そうで何よりだ」

 

「「「ええっ!何で"小鬼"がここに(いるのよーーう)!!?」」」

 

「っ!!"Mr.i"!!?あの黄猿をボコボコにしたと噂の・・・」

 

「納得だわねーい!あの"小鬼"がそうなら、すごいじゃなーーーい」

 

「おい、Mr.2!シカトこいてんじゃねぇぞ!俺はお前を殺す」

 

「んなーによーう!!?上等じゃなーーーい!」

 

2人はまた争おうとしていた。

 

「磁石(ダブルリバース)」

 

Mr.1とMr.2はそれぞれ別方向の壁にぶつかった。

 

「落ち着け、お前ら。もう8時を過ぎてるぞ!!」

 

「「くそっ・・・」」

 

2人とも壁に身体をくっつけて離れられないように操作する。

 

「・・・貴方、遅刻してきたのに・・・けどそうよ!揃うべきエージェントは揃ったわ。そしてこのスパイダーズカフェに指令状が一通届いてる。・・・ここから夢の町"レインベース"へ向かうのよ。私達が今まで顔も知らずに"社長"と呼んできた男が・・・その町で待ってる」

 

「悪かったな、遅刻して・・・」

 

「ふふふっはじめまして、"Mr.i"。私がミス・ダブルフィンガー、Mr.1とペアを組んでるの」

 

「あぁ、よろしく」

 

ドドドッ!ドドドッ!ウイッ!ウイッ!

 

店の外から変な音がする。

 

「来たみたいね、みんな外に出るわ!バンチが着いたみたいよ・・・"Mr.i"そろそろあの2人を壁から降ろしてもらえるかしら?」

 

「あぁ、はい・・・」

 

2人を地面にゆっくりと降ろした。

暴れようと頑張ったのか、肩で息をしている。

 

「・・・て、てめェ・・・」

 

「ゼェ・・・ゼェ・・・覚えてなさーーい・・・よーーう・・・!」

 

 

 

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