レインボーシックスシージで何となく書きたくなった奴。   作:skkコーポレーション

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最初は割と気に入って使ってたこいつ。次は防衛側かな。
正直最初の掛け合いだけ描きたかった奴だから本当に適当。気に入って読んでくれる人が居るなら続きも書くかもしれない。
設定はバーチャル空間での訓練。だって攻撃も防衛も全員仲間なのに殺しあってるし。


1.眼

『突入まで、5秒前。』

 

オペレーターの男の声が聞こえる。

あと5秒、そこで漸く俺の持っているスマホのモニターに今回のターゲットが映った。

 

『爆弾を発見。』

 

ついでに見つけた。アイツはタチャンカの野郎だな。古めかしいパンマガジン式のLMGを使う物好きだが、最近加入したミラのお陰で防衛能力はかなり上がった。

もう一人は件のミラだな。片方からしか視線を通さないブラックミラーを壁に張り付け、相手の位置を安全に確認できる有能な奴だ。しかも防弾で、本人の意思でボンベを破壊する事でミラーを開くことが出来る。……しかし残念だったな。こっちにはアイツがいる。

…おっと、そう思った瞬間に俺のドローンより一際大きな奴がテーザーでボンベを破壊して行ったな。…時間切れだな。だが良いだろう。大体の場所は分かったからな。

 

「貴方またそのライフル使ってるの?」

 

さて動こうと思ったら横からアッシュが声をかけて来た。…またか。

 

「……悪いか?」

「悪くは無いけど、室内戦ではスナイパーライフルは不向きでしょう?」

「スモークを焚けばゆっくり狙える。それにこいつはセミオートだ。そこまで連射速度も遅くない。こいつで十分だろう。」

「そう言って、昨日もルークにやられてたじゃ無いの。」

「アレは運が悪かっただけだ。何時もなら打ち負けん。」

「あっそ。勝てるなら良いけど。」

 

俺にスナイパーライフル以外を使えと言うのは死刑宣告にも等しい。中にはカスタムしたアサルトライフルでスナイパーやってる奴もいるらしいが、俺はそれは邪道だと思っている。威力も申し分ないのだから別に良いだろうと思いつつ愛用しているスナイパーライフルのレールに乗っけたフリップサイトを起こしてスナイプ仕様に変更した。

……と、そこでまた声を掛けられた。

 

「私は好きよ。スナイパーライフル。」

「……トゥイッチか。」

 

トゥイッチ。さっきの大きなドローンを扱うオペレーターで、所属はGIGN。さっき会話に出て来たルークと同じ所属の奴で、テーザーを射出出来るショックドローンを自作し、使用している。先ほどのように相手のガジェットや監視カメラを破壊できる優秀なドローンと人物である。ちなみにドローンは跳躍できない。

 

「一番近い出入り口にクレイモアを置いて来た。なるべくやられないようにするから援護、宜しくね。」

「了解。」

 

トゥイッチもセミオートのスナイパーライフルを持っているが、彼女は恐らくこのまま突撃するのだろう。あのスナイパーライフルは連写速度が俺のライフルよりも早い上に反動もあまりない。室内戦に持ち込む時には最適なライフルだろう。……おや。不用意にバリケードを開いて下を覗いている間抜けがいるな。そら、俺の弾丸を喰らえ。

 

引き金を引けばいつも通りの反動とサプレッサに押し殺された銃声。そして拡大されたリフレックスサイトの中心で頭に弾丸を受けて吹き飛ぶ敵の姿。アレはキャッスルか。黒人系のアメリカ人。アッシュと同じFBI SWATの所属で、アーマーパネルという弾丸を防げるバリケードを張れるのだが…使い切っていたのだろうか?それとも覗きたかったのだろうか?まあ良い。次だ。

 

「バリケードを開く。気をつけろトゥイッチ。」

「ああ、私の上の窓ね?良いわよ。」

 

開いたバリケードを確認して覗き込む…アレはエラだな。だが…

 

「残念、そこには誰も居ない。」

 

頭を撃ち抜かれた女が弾丸に押されて後ろに倒れ込み、サイトに映ってた人影が消える。

これで5対3…バチン!「ドゥーン!」…4対3だな。

今のはブラックビアードの奴だ。ライフルにバリスティックシールドを貼れるが強度も低く頭しか守れないのでテクニックが必要。しかし割と優秀で、ハンドガンも威力と速射性能が高く、全体的に優秀なオペレーターだ。……守る事しか出来ないモンターニュにもせめてこのハンドガンを貸してやってくれ。

 

相手は

ミラ、エラ、タチャンカ、キャッスル。あと一人が分からないが…いや、さっきビアードがウェルカムされてたな。フロストか。

そのうちキャッスルとエラがダウン。

 

味方は

アッシュ、トゥイッチ、ビアード、俺、そしてまだ名前しか出て来て居ないがモンターニュが居る。内ビアードがヘマをしてやられて居るので四人だ。

 

まぁモンターニュの立ち回りで戦況はかなり変わるだろうな。

 

そう考えていると注意力は散漫になってしまう。視界の端にチラリと人影が見えたのに気づくのが遅れてしまった。

 

「っ!?しまった!!」

 

明らかに間に合わないだろうが、せめて一発だけでもとライフルの銃口をそちらに向ける。そして運良く数発は外れ、一発だけ弾丸を撃ち込む猶予が生まれた。

当たれ。咄嗟にエイムを合わせ、引き金を引く。胴に着弾。二発目は間に合わない。アレはフロストだと気付いて少し諦めたその時、視界に割り込んだ大きな影、サブマシンガンの銃声。そして弾丸を阻む頼もしい音。

誰あろう、モンターニュだ。

 

「……助かった、モンターニュ。」

「気にするな。それより、援護してくれ。こいつを片付けたい。」

「了解。」

 

フロストに弾丸をプレゼントし、下がらせ、その隙にモンターニュが展開したシールドを畳み、リボルバーで狙いを付ける。見えた瞬間に連射し、こちらもライフル弾を連射する。

バスッ!

 

「あぁぁぁあぁぁ!!」

「あっ…」

 

あのサブマシンガン…命中精度割と高いからなぁ…。

膝を抑えて叫びながら崩れ落ちるモンターニュをスコープで見届けながら俺は思った。一応、フロストは倒した。これで3対2。俺もそろそろ行くか。

 

「窓から見えるかしら?」

「ん?…ああ、トゥイッチか。見えるぞ。」

「ディフューザーを置くわ。防衛は宜しくね。」

「了解。」

 

ディフューザーは設置され、焦った敵は周囲を警戒しながらディフューザーを破壊しに来た。タチャンカの展開シールドには焦ったが、なんか少しだけシールドからはみ出てた。

 

「腹を隠して尻隠さずとはこのことか…」

『それを言うなら頭隠して尻隠さず。でしょう?』

「……」

 

成る程、日本語は難しいな。

ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!

よし、タチャンカダウン。

 

『いたわね。トゥイッチ、そこにクレイモア仕掛けて。』

『それよりもさっき数発当てたんだから…』

 

……あ、こいつまさか…。

 

『敵を殲滅した。ミッション完了だ。』

 

『「ドローンでキルするのはやめろ!」』

『……何も悪い事じゃないでしょ?』

 

あぁ、そうだった。自己紹介を忘れていたな。

まぁ、ここまでで分かるとは思うがな。

 

俺はグラズ。煙の中でも見えるイメージセンサの付いたフリップサイトを使うスナイパーだ。所属はタチャンカと同じスペツナズ。たまに俺一人だけになったりすると突撃しなければならなくなるのでキツイが、スモークを上手く使えば戦える。最近は仲間の絵を描く事が趣味だ。…個人的にはゲリラ装備のビアードが笑えると思う。……再統一のIQ?アレは…描きづらいな。色んな意味で。




グラズ。狙いやすいから好き。でもたまに普通にやられる。スモークの焚き方が重要だと思う。相手のエイム力と自分のエイム力にかなりの差が無いとまともに接近戦も出来ないよ。使う人は気をつけよう。
……強いとは思うけどね。
因みにビアードをサクッと殺したのは叫び声が面白いから。(某モンタ使いブローさんの動画見てから改めて聞いた)

※知らない人の為に…

グラズの意味は『眼』。あとグラズの名前はティムール・グラズコフ。
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