僕は小さな冒険者。
一人じゃなにもできない、
臆病だし、友達も少ない、モテるかモテないかと言われるとちょっぴりモテるのかもしれない。
僕は小さな冒険者
頭では考えても、結局行動にできないし、
自分のためにやろうと思っても、ことが過ぎると昼寝ばかり、僕はめんどくさがり。
僕は小さな冒険者。
いわゆるネット弁慶ってやつで、ネットだと俺様ぶる、結局なにもつよい訳じゃないんだけどね。
僕は小さな冒険者。
みんなからの嫌われもの
僕は冒険者
嫌われながらも、戦う冒険者。
僕は、僕は
孤独の冒険者。
ひとりで立ち向かって、やっと助けたと思ったら
すぐどこかにみんないなくなる。
僕は、僕は、僕は。
ただみんなと仲良くしたかった。
壊したくなかった。
ある日僕は冒険者をやめた。
僕は暗闇を歩いた、
遠い遠い道を歩いた
そして僕は、そして僕は?
目を開けると、真っ赤な世界が広がった。
これは僕がヤッタ。
すべてをコワシタ。
僕はすべてを嫌いになった。
壊すことに快感を覚えるようになった。
私は、僕は、私は。
光輝く勇者と対立する存在になった。
そしていづれかは、世界を滅ぼすのかもしれない。
ワクワクする、ゾクゾクする。
私はある日思った、
なぜここにいるのか。
考えても、もう遅いのかもしれない
アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
自分が、壊れる日が来た
勇者と名乗るやつと、
その仲間たちが、私に襲いかかる。
凍てつく氷、燃える炎、
私に襲いかかる。
痛い、痛い。
痛みが体を伝う、赤い血が体を流れる。
あの時の、
冒険者の僕が。
また、戻ってきた。
体が燃えて焼けていく。
勇者の後ろ姿は、仲間たちと共に。光輝いていた。
アツイアツイアツイアツイアツイ。
背中から燃えていく、光は遠ざかっていく。
これが壊れる事なのかと、目を閉じる
そこには僕が立っていた
僕の体は燃え尽きた。
僕は、闇を失った。
燃え尽きた僕のところに光だけが来る。
『よう、相棒』
光が闇だった者に呟く。
『欲しかったんだろ、うーん、何だろうな、友情?』
闇だったものは頷いた。
『そんな気がしたよ、俺は勇者なんだけどよ、』
案外勇者の方が、孤独よりもつらいのかもな。
みんなからちやほやされて、魔王を打ったら、あとは役目がおしまい。
僕は光に聞いた
「どうすれば‥光になれる、と」
光は僕に答えた
『んなもん、自分で探せよ、ほら、』
光は闇に蘇生の呪文を唱えた。
『なんだよ、魔王って聞いてたのによ中は普通の少年じゃねーか、』
ケラケラ笑いながら光は僕に手を差し出した。
扉を開くと、雨上がりの虹が空にかかっていた
「ありがとう。」
光は僕の闇に鍵をかけた。
クエストクリア。