あと、2話同時進行はキツいです。
俺は生徒会室でてからアイドル研究部の部室へついた。今から俺はにこ先輩と話をしなければならない。部室の扉を開けると
「にっこにっこにー!」
とにこ先輩がお決まりの決めポーズをとっていた。
「相変わらずですね」
「げぇ、なんで今日に限って来るのよ!」
「いや、お話があって」
「真剣な話?」
「ええ、とっても」
「いいわ。にこの時間を少しだけわけてあげる」
「ありがとうございます」
「それでどんな話なの?」
「にこ先輩、本当に申し訳ありません!兼部を認めてください!」
「なぁんだ、兼部ね」
おや?にこ先輩の反応薄くね?
「って、兼部ゥぅー!?」
訂正、いつも通りのにこ先輩だ。
「ちょっ、なんでよ?最近部活にも来てなかったし、アイドルに飽きちゃったの?」
と詰め寄って聞いてきた。
「にこ先輩、近いです」
「あっ、悪いわね。それで兼部ってどういうこと?本当にアイドルに飽きたの?」
「いや、飽きてないですよ。ただ俺の幼馴染がアイドル始めるので、それを手伝おうかと」
「ふーん」
「そうだ!にこ先輩も一緒にどうですか?」
「嫌よ」
「なんでですか?」
「まえ、あんた幼馴染が思いつきで行動するって言ってたわよね。スクールアイドルは思いつきでやっていけるほど甘くないから。あんたの幼馴染が本気でやるなら考えるけどね」
「分かりました。それで兼部はいいですか?」
「いいわよ」
「ありがとうございます」
「でも週に2度は部室に来なさいね」
「分かりました!」
そうして俺は部室からでて、教室へと向かった。
教室に着くとことり、穂乃果、海未が待っていた。
「穂乃果、どうするんだ?絵里先輩には認めないとまで言われてるけど」
「・・・やるよ。やるったらやるよ!」
「そうか。じゃあこれからの活動について考えないとな」
「うん!」
「んで、スクールアイドルをやるんだ。もちろんライブもやるんだろ」
「そうだね〜」
「ですが、部として認められてない以上、ライブをする場所も...」
「どうしよう穂乃果ちゃん?」
「う〜ん、どうすればいいと思う?義政くん」
「そこで俺か…そうだな、新入生歓迎会の日に講堂を借りてライブするのはどうだ?」
「それすっごくいい!」
「私もそう思う!」
「私も賛成です」
よし、とりあえずライブをする日は決まったな。問題はその日までに何をするかだ。
「ライブで使用する曲はどうするんだ?どこかのスクールアイドルの曲を使うのか、オリジナルか」
「私はオリジナルがいいな」
「うん、私も」
「じゃあ曲を作らないとな。作曲とかは誰がやるんだ?」
「う〜ん、海未ちゃん中学の時、ポエム書いてたよね 」
「あー、そんなのもあったな」
「ちょっ、やめてください!」
「読ませてももらったよね〜」
「かっ、帰ります!」
「逃げた!」
「海未ちゃん!」
「絶対嫌です!中学の時だって思いだしたくないくらい恥ずかしいんですよ」
「アイドルの恥は書き捨てと言うじゃない」
「言いません!穂乃果がやればいいじゃないですか」
「なあ、海未。お前は穂乃果に歌詞が書けると思ってるのか?お饅頭、うぐいす団子、もう飽きたの穂乃果に」
「言い方ひどくない?」
「確かに穂乃果には無理そうですね。ならことりは?」
「ことりが歌詞を書くとしたら、衣装は誰が作るんだ?」
「・・・いませんね」
「よし、ちゃんと現実を見てるな」
「なら、義政くんは?」
「なあ、海未。お前たまに本当にバカになるよな。俺に歌詞が書けるとでも?無理だろ?」
「確かに穂乃果のあの俳句を絶賛してましたし...」
「というわけで海未しかいないんだ」
「ですが...」
「往生際が悪いぞ、ことり頼む!」
「うん!海未ちゃん…お願いっ!!」
出ました!ことりのお願い!これを受けたら例え海未でも持ちこたえることはできないだろ。その予想通り
「あっ!もう…ずるいですよ、ことり」
ほらな。あのお願いを断れる人間はこの世に誰ひとりとしていないだろう。
「よかった、そう言ってくれると思ったんだ」
「ただし、ライブまでの練習メニューは私が作ります。もちろん義政もやるんですよ」
「えっ、俺手伝うとは言ったけど練習もするとは」
「やりますよ」
あ、これ選択権ないやつだ。
「分かりました」
なんで俺も練習参加するんだろう?
「んで、歌詞担当は決まったけど、作曲はどうするんだ?あと、グループ名も」
「作曲には心当たりがあるんだ!」
「んじゃ、作曲は穂乃果にまかせて、グループ名は?」
「うーん」
「保留?」
「じゃあ、グループ名は各自家で考えてこよう」
そうして家に帰ることになった。ことりと海未は穂乃果の家で話し合うらしいので誘われたが、生徒会の書類があるので断った。
翌日、学校で
「朝からなに?」
俺らは生徒会室に来ていた。俺が書類を終わらせたから出しに行くと言ったらついでに講堂の使用許可を貰いに行く流れでだ。
「講堂の使用許可を頂きたいと思いまして」
「部活動に関係なく、生徒は自由に講堂を使用できると、生徒手帳に書いてありましたので…」
「新入生歓迎会の日の放課後やな」
「何するつもり?」
「それは...」
「海未、ちゃんと言っ「ライブです!」うん、こうなると思ってた」
「4人でスクールアイドルを結成したので、その初ライブを講堂でやることにしたんです。」
「新入生歓迎会は遊びじゃないのよ」
「4人は講堂の使用許可を取りに来たんやろう。部活でもないのに、生徒会は内容まで、とやかくいう権利はないはずやん」
「それは...」
「失礼しました」
ふう、何とか講堂は使用できるな。
side絵里
「なぜあの子達の味方をするの?」
私は希に聞いた。何故、希が彼女たちの活動に味方するのかを。
「何度やっても、そうしろって言うんや」
「うん?」
「カードが!
カードがうちにそう告げるんや!」
sideout
「ちゃんと話したじゃないですか。アイドルのことは伏せておいて、借りるだけ借りておこうっと。なのに何故言ったのですか?」
「海未、穂乃果は多分、これからのことも考えて言ったんだと思うよ」
「えっ?」
「これから俺たちはスクールアイドルとして、音ノ木坂の顔になるんだ。それなのに始まり方が逃げたような始まり方でいいわけがない。だから言ったんだと思う。穂乃果はいつまでパン食べてるんだ!太るぞ」
「・・・そうかもしれませんね」
「ひっど〜い」
「あっ、3人とも」
「「うん?」」
駆け寄ってきたのはヒデコ、フミコ、ミカの3人だった。
「掲示板見たよ。スクールアイドル始めるんだって?」
「ひとつ言う。俺はあくまでサポートだぞ」
「分かってるよ〜、でも海未ちゃんがやるなんて思わなかった!」
どうやら穂乃果が掲示板になにか貼ったらしい。
「穂乃果、掲示板に何か貼ったのか?」
「うん、ライブのお知らせを!」
「それは生徒会から講堂の使用許可もらう前に?」
「うん!」
「・・・断られるとか心配しなかったのか?」
「もちろん!」
「それに海未は関わってるか?」
「まっ、まさか。ちゃんと手順を踏んでからやるべきですし」
「ほー、じゃあ穂乃果の独断か?」
「うっ、ことりちゃんはいいって言ってたよ!」
「じゃあ許す」
「義政!?態度変わりすぎでは?」
「そんなことはない。終わりよければすべてよしってやつだ。ことりがどれくらい進んだか見に行こう」
「おう〜」
そうして俺たちは教室へ戻った。教室ではことりが何かを書いてるようだった。
「うん!こんなもんかなあ?」
「どうしたんだ?」
「あっ、みんな〜、みて~ステージ衣装を考えみたのー!」
「おぉー、かわいい〜!」
「本当?このカーブのラインが難しいんだけど、何とか作ってみようかなって」
「うんうんうん」
うん、ことりの書いた衣装は確かにかわいい。だけど...
「ことり?」
「海未ちゃんはどう?」
「えーーと」
「かわいいよね?かわいいよね!」
「こ、ここのすっと伸びているものは?」
「足よ」
「えっ!?素足にこの短いスカートってことでしょうか?」
思った通り海未には抵抗があるようだ。
「アイドルだもん」
「大丈夫だよ」
やべ、穂乃果が海未のスカートに手を...慌てて目を逸らしたが悲鳴が聞こえない。恐る恐る視線を戻すと
「海未ちゃん、そんなに足太くないよ!」
とスカートの上から海未の足を触る穂乃果がいた。
「人のこと言えるのですか!?」
「あっ、ふんふんふん。よし、ダイエットだ!」
「2人とも大丈夫だと思うけど」
「ことりもな」
「うっ、義政くん・・・」
「ことり?何か言ったか?」
「べ、別に義政くんのエッチって言っただけだよ」
えっ...俺ことりに変態だと思われた?嫌われた?ちょっ、ヤバすぎる
「ことり、許してくれ!お願いだ!」
「怒ってないからいいけど…」
あっぶねー、このままことりに嫌われてたら死ぬところだった。
「海未ちゃん、やっぱり」
「ええ、そうでしょう」
なんか穂乃果と海未は2人で言ってるし。はやく話を変えよう。
「えっーと、グループ名どうするんだ?」
「それはね〜、考えてきたよ」
「おっ、なんだ?」
「来て」
どうしたんだ?穂乃果は俺たちをどこに連れてくきだ?
「じゃーん、これでよし」
「丸投げかよ!?」
「こっちの方が、みんなも興味をもってくれそうだしね」
「そうかもね」
「よし、次は歌と踊りの練習だー!」
「まて、歌詞は決まったけど、作曲どうするんだ?」
「あっ、頼みにいかないと」
「頼みに?」
「うん!」
sideにこ
義政たちが掲示板を去ったあと1人の少女が掲示板を見つめていた。リボンの色的に1年生のようだ。その子は憧れを見るような目でポスターを見ていた。そこに
「か〜よちん!」
と声をかけてきたオレンジ髪の女の子がきた。それよりもかよちんって何?
「凛ちゃん!」
どうやらその女の子は凛ちゃんと言うらしい。
「どうしたの?」
「えっ、あっ!うんうん、なんでも、ない」
かよちん?の方は何故か自分の気持ちを隠してるようね。
「うー、さっ、帰ろう」
凛って子も気づいてるけど言及はしないみたい。
「うん、あっ!」
やばい、気づいたら近づいてた。仕方ないので
「何?これ」
と誤魔化した。
「さ、さあ?」
とかよちん?は言って帰ってた。それよりも義政は本気で幼馴染たちを手伝うみたいね。
sideout
「それで誰に頼むんだ?」
「うーん、名前は分からないんだけどね。歌とピアノがすっごくうまかったから頼みにいくんだ」
「おい、まて、穂乃果。それは心当たりがあるとは言わないぞ」
「大丈夫だよ」
俺は穂乃果のその根拠のない自信がどこから湧いてくるのか分からないよ。そんな時穂乃果が音楽室の扉を開けた。えっ?音楽室?まさか...
「あっ、いた」
そのまさかだった。西木野がオッケーしてくれるかで俺たちの運命が決まるのか...
やっとかよちんと凛ちゃん出せた。
誤字脱字報告、感想お待ちしております。
次は真姫ちゃん誕生日の話です。