ラブライブ!彼女のために何ができるか   作:パンナコッタ吹雪

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2、3週間ほど続けてテストだったので執筆が出来ませんでした。学校の都合上8月に入るまではこのような感じになってしまいます。本当に申し訳ございません。

楽しんで行ってください。


にこ先輩勧誘活動

μ'sメンバーも6人になり、このままいい感じに進めると思っていたが唯一上手くいかないことがあった。それは練習だ。別に練習の内容が上手くいかないわけではない。むしろ上手くいってるレベルだ。問題は梅雨になったので練習ができない事だ。しかも今朝、穂乃果達は朝練中に

 

「解散しなさい」

 

とまで言われてしまう始末だ。ファンが増えてくれば、その分アンチも増えてくるので仕方ないといえば仕方ないのかもしれない。まあ、練習に乗り込んできて、解散しろとまで言うのは害悪だが...

 

「おーい、義政くん!義政くん!」

 

「うぉ、なんだ?」

 

「今の話聞いてた?」

 

なんの話なのかがわかんねえ...でも、そんなこと言ったら怒られるだけじゃ済まない気がする。どうしよう?

 

「・・・」

 

「義政?」

 

あっ、海未さんが若干怒ってます。弓とかで打ち抜かれなければそれでいいか。

 

「ごめんなさい。考え事をしてて話を聞いてませんでした。グォ!」

 

正拳突きが飛んできた。酷くないですか?

 

「雨のせいで練習ができないのでどうしたらいいという話です」

 

「?」

 

「何をきょとんとしているのですか?」

 

「いや、部室貰えばいいじゃんと思って」

 

「何言ってるの義政くん。まず部として認めてもらうためには5人必要なんだよ。今は私と海未ちゃんとことりちゃん、義政くん。それに真姫ちゃん、凛ちゃん、花陽ちゃんしかいないんだから...あれ?もしかしてもう5人以上いる?」

 

「いるだろ。てか、部活申請もしてないのか?」

 

「・・・忘れてた」

 

なんで忘れてるんだよとツッコミを入れようとしたら

 

「忘れてたんかーい!」

 

と隣の席からツッコミが入ってきた。誰だと思って、隣の席を見てみると、変装してるにこ先輩がいた。うん、無視しよう。にこ先輩もどっか向いてるし。

 

そんなことを思っていたら「ピコン」とメールがきた。見てみると

 

『今日生徒会なんだけどどこにいるの?早く来なさい!』

 

と絵里先輩からお怒りのメールがきていた。

 

「どうしたの?」

 

「なんか生徒会あったみたい。というわけで学校に至急戻ります」

 

「あ、頑張ってね」

 

「おう」

 

そういう訳で俺は急ぎ学校へと向かった。

 

 

生徒会室に入った瞬間に

 

「本日は生徒会のことを忘れてしまい、誠に申し訳ございませんでした!」

 

謝った。もし生徒会室にいたのが希先輩だけなら許してくれただろう。だけど、絵里先輩もいるから無理だろうな。そう思い顔を上げると

 

「謝るのは後でいいから早く席につきなさい」

 

絵里先輩が言ってきた。おかしい。なんでこんなに優しいの?まあ、そんなことを口に出したらやばいので

 

「分かりました」

 

そう言って席についた。

 

「では、これから生徒会会議を始めます」

 

「初めに目安箱に入っていた生徒からの意見についてです」

 

あ〜、確かにそんなのもあったな。

 

「では、初めに・・・」

 

それから、15分ほど目安箱についての話は続いた。まあ、問題としては目安箱に入ってた意見の大半がμ'sが関わっていたことには驚きだったが。1番ひどかったのは

 

「今、スクールアイドルをやっているのですが、人気になった時の想像が止まりません。最近では友達の家でも想像してしまいます。どうしたらいいですか?

園田 海未」

 

というものだ。何でそんなことを本名で生徒会産の目安箱に入れるんだよ。絵里先輩も呆れて

 

「これは義政がどうにかしなさいね」

 

だよ!しかも苦笑いしながら。今、絵里先輩の頭の中では海未がかわいそうな子になってるよ。

 

それは置いといて今は廃校問題をどうするか話し合っていた。まあ、一向に話は進んでないが・・・なぜかと言うと絵里先輩が

 

「廃校を無くすためには学校の良さを宣伝するしかないと思うの」

 

と言ったからである。正直、この学校に良さという良さがあるのかと聞かれたら俺は答えられないだろう。今の絵里先輩が言っている良さはだ。強いていえば古くからあると言うだけだ。さらに生徒会会議の最中に穂乃果たちが、生徒会室に来たので絵里先輩と希先輩が廊下で応対してたけど何だったんだろう?まあ、話はすぐに終わったらしいけど。そのふたつが原因で話が進まず、時計は6時を過ぎてしまった。

 

「仕方ないわね。次の生徒会までに何か考えてきてね」

 

となり、生徒会会議は終わった。

 

 

 

 

 

 

翌日教室で穂乃果が

 

「今日の放課後アイドル研究部の部室に行くよ!」

 

俺に言ってきた。

 

「なぜ?」

 

「昨日の生徒会会議の途中で私が生徒会室に行った時、同じような部活が学校に2個あるのはダメだとかで...その後アイドル研究部の部室に行ったんだけど先輩に逃げられちゃって...」

 

「それで?」

 

「帰り道ににこ先輩がこっち見てたんだよ。それでもしかしたら海未ちゃんの時と同じなんじゃないかと思って」

 

「海未と?・・・あー、あの時か!」

 

「うん!」

 

「いい作戦だと思うけど、俺が兼部してるのは知ってるよな?」

 

「知ってるけどそれが何か関係あるの?まさか、今日の放課後部活?」

 

「いや、部活は部活だけど。俺元々アイドル研究部の部員なんだよね」

 

「「「えっーー!?」」」

 

「いや、なんでそんなに驚くの?」

 

「だって1度もそんなこと言ってなかったよ」

 

「マジ?」

 

「うん」

 

「それでその作戦実行するのか?」

 

「もちろん!」

 

「それなら俺は部活に遅れて行くよ。その方がいいと思うし」

 

「何言ってるの?義政くんはμ'sのメンバーなんだよ。なのにその場にいないのはダメだよ」

 

「分かったよ」

 

そうして放課後、俺たちは足早にアイドル研究部の部室に行った。

 

「そろそろにこ先輩が来ると思うけど、準備は出来てるか?って、聞くまでもないみたいだな」

 

俺がみんなを見るとみんなとてもいい顔をしていた。その時ドアが開きにこ先輩が入ってきた。そのまま電気をつけた時に

 

「「「「「「「お疲れ様でーす」」」」」」」

 

と声をかけた。

 

「ちょっ、義政はともかくなんでここにいるのよ!?」

 

そんなことはお構い無しに穂乃果が

 

「お茶です、部長!」

 

「部長!?」

 

「今年の予算表です、部長!」

 

「はあ?」

 

「次の曲の相談をしたいのですが部長!」

 

「さ、参考までに部長のおすすめ貸して」

 

なんか敬語じゃない言葉が聞こえた気がするけど気にしない気にしない。

 

「こんなことで押し切れると思ってるの?」

 

「押し切る?私はただ、相談しているだけです」

 

にこ先輩が呆けた顔で穂乃果の方に振り向いた。穂乃果は続けて

 

「音ノ木坂アイドル研究部所属の7人が歌う、次の曲を」

 

と言った。にこ先輩がこちらの方を振り向いたので

 

「一応言っておきますが、俺は部員ですけど、アイドルじゃないんで歌いませんよ」

 

そう言うとにこ先輩は穂乃果たちの方に振り向き一呼吸おいて

 

「・・・厳しいわよ」

 

「分かってます。アイドルへの道が厳しいことぐらい」

 

「分かってない!あんたはあまあま。あんたも、あんたも。あんた達も。いい、アイドルっていうのは、笑顔を見せる仕事じゃない!笑顔にさせる仕事なの!!それをよーく自覚しなさい」

 

ちょっ、今とんでもないこと言ったよね。にこ先輩のアイドルへの思いだろうけど、マジで名言すぎるよ。「アイドルっていうのは、笑顔を見せる仕事じゃない!笑顔にさせる仕事なの!!」か。今日から俺の教訓にしよう。

 

 

屋上にて

 

「いい!やると決めた以上ちゃんと魂込めてアイドルになり切ってもらうわよ!分かった?」

 

「「「「「「はい!」」」」」」

 

「声が小さい!」

 

「「「「「「はい!!」」」」」」

 

にこ先輩嬉しいのは分かるけど張り切りすぎじゃね?いや、むしろ足りないくらいか。約2年間もやりたいことをできなかったんだから。その分を今からでも楽しんでもらわないとな。でも

 

「「「「「「「にっこにこにー」」」」」」」

 

それはみんなでやる事じゃなくね?にこ先輩のアイデンティティみたいなものでしょ?てか、にこ先輩泣かないでよ。また、無理だろうけど。にこ先輩の事情を知ってる俺も泣きそうだから。もちろん、嬉し涙だけどね。




短かったです。本当に申し訳ございません。
ちなみににこちゃんが言っていた「アイドルっていうのは、笑顔を見せる仕事じゃない!笑顔にさせる仕事なの!!」は一時期LINEの一言にもしてたくらいの名言でした。

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