ラブライブ!彼女のために何ができるか   作:パンナコッタ吹雪

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UA5000突破記念です。
長くなると思います。

楽しんでいってください。


消失した女神編
消えゆく女神と水の女神との遭遇


とある夏の日、俺はいつものように学校に来て屋上に軽く水を撒いていた。μ'sメンバーが練習する時少しでも涼しい環境で練習してもらうためだ。水を撒き終わったら部室で1時間ほどμ'sメンバーが来るまで待つ。それが俺の日課だ。だが、今日は違った。9時になっても誰も来ないのだ。それから10分ほど経ち、ことり、穂乃果は、海未が部室に来た。

 

「遅れちゃった」

 

「遅いぞ3人とも」

 

「すみません、目覚ましがならなかったので」

 

「いや、10分なら問題ないけど」

 

「ところでみんなは?もう練習?」

 

「いや、まだ来てないんだ」

 

「「「えぇぇぇーー!?」」」

 

「誰も?」

 

「ああ。みんなして寝坊かな?」

 

「それは流石にないんじゃないかな」

 

「まあそうだろうな」

 

「遅れたにゃー」

 

「す、すみません」

 

「はぁ、2人が遅いからよ」

 

「真姫ちゃんだって寝坊してたにゃー」

 

「うっ...」

 

「お前らもか...」

 

「「「えっ?」」」

 

「穂乃果たちも寝坊して遅刻したんだ」

 

「そうなんですか?」

 

「うん...」

 

「まあ、練習してこい。3年生が来たら屋上行くから」

 

「「「「「「はーい」」」」」」

 

そうして穂乃果たちは屋上に向かった。それから1時間部室のパソコンを使いスクールアイドルの情報を集めていたが、3年生はまだ来なかった。流石に心配になってきたので絵里、希、にこにメールを送った。そして練習を手伝うために屋上に向かった。

 

自販機で6人分の飲み物を買い、屋上に行き

 

「そろそろ休憩にしろー」

 

と指示を出した。1人1人に飲み物を渡していると海未が

 

「まだ絵里たちは来ないのですか?」

 

と聞いてきたので

 

「ああ。一応メールも送ってみたけど返信来てないし」

 

「3人ともどうしたんだろうね?」

 

「分かんないな。みんなのところには連絡来てないか?」

 

「私は来てないよ」

 

穂乃果のところに来てないように他のみんなにも連絡は来てなかった。

 

「う〜ん、今日を休みと勘違いしてるのか?」

 

「そうだと思うけど...」

 

ことりが不安そうな顔で俺に同意してきた。周りを見るとほかのみんなも不安そうだった。恐らく、3年生が事故か何かに巻き込まれたと思ってるのだろう。その時俺の携帯にメールが届いた。にこからだ。

 

『ごめん!今日は妹たちの面倒を見るので部活行けない』

 

と書かれていた。それと同時に

 

『ごめんなさい。今日はお祖母様が来てて学校にはいけないの』

 

『ごめんな。今日は神田明神で巫女さんのバイトなんや。また今度な』

 

絵里と希から返信もきた。その時運悪く携帯の電源が切れてしまったが3人の無事は確認出来たので

 

「3人とも無事だったぞ。ただ、今日は学校に来れないみたいだ。だから今日の練習は俺たちだけだな」

 

と穂乃果たちに伝えた。みんな安心したかのように息をはき穂乃果が

 

「よーし、練習再開だぁ!!」

 

元気よく叫んだ。それから俺は6人の動きを見て、修正点や感想などをノートにまとめていった。そうして今日の練習は終わり、俺たちはそれぞれの帰路についた。

 

 

翌日、俺はことりを家に迎えに行った。家が隣同士なので迎えに行ったと言える距離なのかは置いといて、昨日のうちにことりから

 

「また寝坊しちゃうかもしれないから迎え来て」

 

と言われてたのだ。ことりの家のインターホンを押すとすぐにことりが出てきた。パジャマ姿でだ。

 

「おはよぉ〜」

 

すごく眠たそうに挨拶をしてきた。

 

「ああ、おはよう。着替えてきた方がいいんじゃないか?」

 

挨拶を返して、ことりの服装について指摘すると、ことりは自分の服を見て一瞬で顔が赤くなり家に飛び込んでいった。うん、やっぱり自分の格好に気づいてなかったか。それから少し経ちことりが練習着姿で出てきた。そして

 

「さっきは醜い格好でごめんね。見たくなかったよね...」

 

いきなり謝ってきた。しかも自分のことを蔑んでまでだ。

 

「何勘違いしてるんだ?ことり」

 

「えっ?」

 

「ことりのパジャマ姿を見て俺が醜いなんて思うはずがないだろ。むしろめっちゃ可愛いぞ。あれを見れたんだ、もう死んでもいい」

 

「うっ...それは流石に恥ずかしいよぉ」

 

「だから自分のことを醜いなんて言うな。もしことりにそんなことを言うやつがいたらぶん殴る」

 

「あ、ありがとう」

 

「ああ、じゃあ練習行くぞ」

 

「うん!」

 

それから学校に着き、部室に向かうと既に部室には穂乃果と海未がいた。どうやら2人とも無事に起きれたみたいだな。それから俺は屋上に水を撒きに行き再び部室に戻った。それから練習開始時間の9時になったが俺たち以外誰も来てなかった。

 

「また今日も遅刻か?」

 

「そうだと思うけど」

 

「ですが、流石にていたらくすぎます」

 

「そう言ってる海未も昨日遅れたけどな」

 

「そ、そうですが...」

 

「とりあえず3人で練習してこい。みんなにメール送ったら俺もいくから」

 

「「「うん(はい)」」」

 

ことりたちが屋上に向かったのを確認し、1年生と3年生にメールを送った。その後俺も屋上に向かった。

 

結論から言おう。その日練習にはことり、穂乃果、海未以外誰も来なかった。絵里、希、にこに限っては2日間連続だ。しかも誰からもメールの返信は来てなかった。流石におかしいので俺は絵里の家に向かうことにした。

 

絵里の家に着き、正直驚いたことがある。普通の家なのだ。ロシア人とのクォーターと聞いていたので家もロシアっぽい家だと思っていた。そんなことはさておき、俺は絵里の家のインターホンを鳴らした。しかし鳴らさない方が良かったのかもしれない。残酷な事実を知らないで済んだのだから。

 

『はーい』

 

絵里の声が聞こえた。

 

「あ、俺です」

 

『義政ね。なんの用?』

 

なんの用とは失礼な。2日間も練習に来なかったから心配で来てやったのに。

 

「いや、2日間も練習に来なかったので何かあったのかなって思って」

 

『練習?なんのこと?』

 

は?今絵里はなんて言った?俺の耳が悪くなったのか?

 

「もう1度言ってもらっても?」

 

『だから、練習ってなんの練習?』

 

うん、俺の耳は正常だ。となると絵里が嘘でもついてるのか?

 

「μ'sのですよ」

 

『μ'sって?』

 

「は?」

 

『だからμ'sって何よ!?』

 

「いや、何を言ってるんですか?」

 

『ただ質問してるだけじゃない。それよりもμ'sって何よ?』

 

絵里がμ'sのことを忘れてる?記憶喪失か何かか?とりあえずきちんと話さないと。

 

「1度中に入れてもらってもいいですか?」

 

『ええ』

 

そうして絵里の部屋に通された。そこで絵里にμ'sについて聞かれたので、μ'sについて知ってることを全て話したが記憶はないようだった。ただ、学校が廃校になりそうだったことは覚えていた。だが、学校を廃校の危機から救ったのは生徒会らしいが。それで話は終わりになり俺は帰ることにした。念の為、亜里沙に絵里が頭をぶつけたりしてないか聞いたがそんなことはないようだった。そこで気になったので亜里沙にμ'sについて聞いたが亜里沙もμ'sについて知らないようだった。

 

流石におかしいので俺は希がいそうな神田明神に向かった。神田明神に着くと希が巫女姿でほうきを掃いていた。

 

「希!」

 

「ん?って義政くんやないか。なんで呼び捨てなん?」

 

「いや、合宿の時に」

 

「合宿ってなんや?」

 

この時点で確信した。希もμ'sについて記憶を失ってるようだった。その後、頭をぶつけてないかと聞いたが希は笑いながらぶつけてないよと言っていた。

 

その後、俺はμ'sメンバーの家を回った。にこと真姫も同じようにμ'sについての記憶を失ってるようだった。生憎、花陽と凛の家は知らなかったが結果は同じだろう。何故μ'sについての記憶がなくなっている。この2日間で一体何があった?そんなことを考えながら家に帰っているとUTXの前に来ていた。ここには来るべきではなかった。俺はそんな感じの悪寒に襲われた。その時ちょうどUTXのモニターにA‐RISEのPVが流れ始めた。俺の勘がPVを見てはいけないと言っている。だが、俺は見てしまった。そのPVは途中までは見慣れたものだった。それで俺は安心してしまった。だが、最後にとんでもないものが映っていた。

 

「ほ、の、か?」

 

そこには俺が見間違えるはずがない幼馴染の顔が映っていた。A‐RISEの4人目のメンバーとしてだ。ありえない。ありえないはずだ。何故、穂乃果があそこに映っている。そんなことはあってはならない。穂乃果はμ'sのリーダーなんだ。A‐RISEにいてはならない。しかしいくら否定しても画面に映る穂乃果は消えなかった。

 

家に帰ろうとしたが、足取りがおぼつかない。まあ、それもそうだろう。みんながμ'sのことを忘れていて今朝まで学校で練習していた穂乃果がA‐RISEにいたのだから。ことりや海未のことが気になり俺は海未の家に向かった。

 

海未の家に着きインターホンを鳴らすと少し経って海未が弓道着姿で出てきた。

 

「何の用ですか?義政」

 

「いくつか質問があるんだがいいか?」

 

「はい」

 

「今日の午前中何してた?」

 

「何って弓道部の練習に出てましたが?」

 

何を言ってるんだ。今日の午前中は一緒に屋上でダンスの練習をしてただろ。

 

「そ、そうか。じゃあ、μ'sって分かるか?」

 

「ギリシャ神話の女神ですか?」

 

ダメだ。海未もμ'sのことが記憶から消えている。午前中は一緒にいたはずなのに。

 

「そ、そうだな。じゃあ、穂乃果についてどう思う?」

 

「穂乃果ですか?凄いと思います。何故かは分かりませんけど有名なアイドルグループにスカウトされたのですから」

 

おかしいだろ。なんで穂乃果がA‐RISEにスカウトされたんだ。そしてなんでμ'sの存在がみんなの記憶から消えてるんだ。

 

「義政?どうしたのですか?」

 

「えっ?」

 

俺は泣いていたようだ。

 

「いや、目にホコリが入っただけだ。じゃあ俺帰るな」

 

その言葉を言う前に俺は走り出していた。

 

「あっ、気をつけてください」

 

俺はただ、がむしゃらに走った。ことりからもμ'sの記憶が消えてるのではないか。そう思って。むしろより嫌な予感もしてたから。

 

俺は家に着くと家には入らずすぐにことりの家のインターホンを鳴らした。応答したのはことりのお母さんだった。

 

「ことりいますか?」

 

『何を言ってるの?義政くん。ことりは留学したじゃない』

 

嫌な予感が的中した。ことりがいないなんてありえない。あの時俺と穂乃果で留学を止めたはずだ。なんでことりが...

 

『義政くん。どうかしたの?』

 

「いや、なんでもないです」

 

そうして俺はとぼとぼと家に帰り自分のベットに倒れ込んだ。

 

 

翌日、結局俺は眠れなかった。俺はネットを使いμ'sについて調べたがそもそもμ'sというスクールアイドルが存在してなかったことになっていた...

 

そして俺は秋葉原に今いる。μ'sの情報を探すためだ。スクールアイドルの雑誌にならμ'sのことが書いてあるのではないかと期待してだ。結果は何も書いてなかった...

 

本当にどうすればいいのだろう。全くμ'sの手がかりが見つからない。ことりも留学したことになっているし、穂乃果はA‐RISEに加入したことになっている。その他のμ'sメンバーもμ'sについての記憶がないようだし。ここはパラレルワールドなのではないかと思ってしまう。その時だ。声をかけられたのは。

 

「あの」

 

「ん?何か用か?」

 

振り向くとオレンジ髪の穂乃果と同じくらいの背の高さの女の子がいた。

 

「はい、先sって間違えた。岡田義政さんですよね?」

 

「そうだけど。君は?」

 

俺はこの子を見た時に感じた。この子は穂乃果と同じようなものを持っている。しかも穂乃果の今持っているものの成長したものをだ。

 

「私、高海千歌です。浦の星女学院スクールアイドルAqoursの」

 

「Aqours?失礼だけど聞いたことないんだが」

 

「そうでしょうね。でも、今はそのことは関係ありません。義政さん、私たちに力を貸してもらえませんか?」

 

「は?悪いけど俺は調べることがあるから」

 

「その調べることにも関係がありますよ」

 

「えっ?」

 

「正確にはμ'sを救うためです」

 

「μ'sを救う?」

 

「はい!存在が消えてしまったμ'sを」

 

「本当か?本当にμ'sを救ってくれるのか?」

 

「はい!!でも、それには私たちだけでは無理なんです。義政さんの力を借りないと」

 

「もちろんμ'sを救えるなら手伝うさ。ところで私たちって?」

 

「それは...みんな出てきて」

 

「「「「「「「「うん(はいですわ)(ずら)」」」」」」」」

 

「じゃあ自己紹介から〜。曜ちゃん」

 

「Aqoursの渡辺曜です。よろしくね義政くん」

 

「Aqoursの桜内梨子です。よろしくお願いします」

 

「あ、Aqoursの黒澤ルビィです。よ、よろしくお願いします」

 

「Aqoursの国木田花丸です。よろしくずら」

 

ずら?

 

「Aqoursの堕天使ヨハネy「善子ちゃん?」うっ、Aqoursの津島善子。よろしくね。リトルデーモン」

 

リトルデーモン?何それ?

 

「Aqoursの黒澤ダイヤです。よろしくお願いしますわ」

 

「Aqoursの松浦果南です。よろしく」

 

「Aqoursの小原鞠莉よ。シャイニー」

 

「そして私、高海千歌の9人です」

 

うん、分かったことは個性派揃いってことだな。

 

「ありがとう。本当にありがとう」

 

「当然のことですわ。μ'sは私たちにとって伝説ですから」

 

「伝説?」

 

「そうですわ」

 

「てか、なんでみんなμ'sの記憶があるんだ?」

 

「それは、私たちAqoursが未来から来たことと関係があるんです」

 

は?未来?どういうこと?




これからこの話中心なのでアニメ本編の更新が遅くなると思います。

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