一つの原罪 作:悠理香
アドバイスなどよろです。
ではではどうぞお読み下さいませ。
「ギャアァァァァ━━━━━━」
「弱い。こんな物では満たされることは無いな。」
辺り一面には、紅く染まる。
1人の男によって
その者の全身も紅く染まる
何百何千もの死によって
「私を満たしてくれる者はイナイノカ?」
いくら殺しても、いくら壊しても残るのは虚無感のみ。
歯向かう者は殺し尽くした。
気に入らぬ者は壊し尽くした。
目に入る者は全て潰した。
それでも満たされる事は無い。
まだ足りないのか?
私は、何を求めている?
分からない。
「あぁ、殺し足りないナ。」
!!
今何を考えた?
何時から私は、コレを初めた?
何時から私は、紅く滴る血を心地よいと感じ始めた?
何時から私は、こんなにも死が美しく思い始めた?
何時から私は、こんなに……
恐怖に染まる者の肉を求めている?
「ふははははははははは!ふははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!」
どうしてこんなにオカシクナッタ?
「解らない。
どうして?どうして?どうして?どうして?どうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてドウシテ?
まぁいいやそんなもの殺してしまえばいい
こんなにも死を愛しているのだから
全て殺してしまえばいいそれだけの事だから
なぁそうだろう?
何処を見ている?
貴様の事だろう?
安心しろ。
「恐れることは無い。
楽にシテヤルヨ」
嗚呼、また意味の無い事をしてしまった。
目の前にまだ幼さの残る少年の亡骸が転がっている。
そのすぐそばには、小さなモノから、20フィートはあろう大きなモノまで。背中から翼の生えているモノもある。
何故私に刃を向ける?
何故私を殺そうとするのだろうか?
全ては、意味の無い事だろうに。殺されるだけなのだから。
愚かなり、だが私の前に立つその蛮勇は、賞賛してやろう。
「私の手で弔ってやろう」
男の手に莫大な魔力が集まる。
「さぁ、貴様等が無事にヴァルハラへ行かんことを
符呪
漆黒の炎が全てを燃やし尽くす。僅か数分で黒く焼けた大地しか残らない。
これだけの力を振るっても汗ひとつかかず、服に塵一つつくことはない。
「ここに居たのかフェリオダス」
背も低く、子供にしか見えない金髪の少年が音も無く降り立っていた。
「メリオダスか。ちょうど今方付いたところだ。ん?
何かあったのか?いつもより気配が柔らかい様な気がす
るな。」
何かいい事でもあったのか?いやしかしそんな訳はないな。我が弟ながら何故こんなにも非情な性格になったのか分からんな。
「そうか?まぁいい。女神族を捕らえたんだが一つ
頼みがある。」
ほう、珍しいな。私に頼った事など1度たりともなかったというのに。
「なんだ?言ってみろ」
「その女神族を逃がすのを手伝って欲しい」
今なんと言った。
「どういう事か分かって言っているのか?」
私は、その意味を問うた。
「もちろんだ」
フッ。こんな顔もするようになったのか。寂しいものだ。
「可愛い弟の初めての頼みだ。いいだろう。手伝ってやる。だがしかし、一つ条件がある。」
これだけは聞かねばならんからな。
「なんだ?」
「何、質問をするだけだ。そいつは女か?」
「そうだが、どうしてそんなことを聞く?」
やはりな。
「いや、確認したかっただけだ。気にするな。」
フフ。いやはや、成長とは早いものだな。
「?まぁいい。頼んだ」
「あぁ、頼まれた。」
どれ、兄として挨拶の1つしなければなるまいて。たの
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