禍の団の二天龍たち   作:大枝豆もやし

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第16話

「おいリアス!これはどういうことだ!?」

 

 翌日の放課後、突然金髪の男がオカルト部の扉を蹴破って入ってきた。

 

「・・・ずいぶん乱暴な入り方ねライザー。フェニックス家ではドアの入り方も習ってないの?」

「ふざけるな!お前が結界を張って転移出来なくなったのが原因だろ!!」

「え?なんのこと?」

 

 リアスはティーカップを下して首をかしげる。それも当然のこと。何せ彼女は本当に何もしてないのだから。

 

「とぼけるな!昨日転移しようとしたら弾かれたんだ!この街に何度も転移しようとしても、何度も弾かれた!これはどういうことだ!?」

「・・・何の許可もなく入ろうとした君が全面的に悪いと思うけど?」

「・・・あん?なんだお前は?」

 

 リアスの隣に座っているイッセーの存在に気付いたライザーは、やっとイッセーに目を向けた。

 

「初めましてライザー・フェニックス。僕は兵藤一誠。リアスの恋人だ」

「・・・は?」

「見てのとおり、彼が私の見つけた優れた人間よ」

「・・・・・・・・・人間だと・・・?」

 

 瞬間、イッセーめがけて赤いものが飛んできた。

 

 それは炎だった。周囲の眷属たちも突然のことで気付くのが遅れてしまった。

 圧倒的な熱量に、燃え盛る炎に彼の体が包まれる。皆もう助からないのではと不安になったのだが・・・

 

「ずいぶん手荒な挨拶だね。これが悪魔流なの?」

「!!?」

 

 イッセーには火傷どころか、服に焦げ目すらついていなかった。

 

「少し熱いからちょっとだけ温度下げてくれない?もう5月だから暖房は間に合ってるんだよ」

「・・・ふざけやがって!!」

 

 再び炎を放とうとするも、突如何かに縛られたかのように彼は動けなくなった。

 

「…こんなこともあろうかと罠を仕掛けておいて正解だった。けど、ここまでうまくいくのは想像してなかった」

「な・・・なにが・・・」

「簡単なトラップさ。お前が通った扉、無臭の毒が流れるように仕組んであったんだよ」

 

 ゆっくりと、痺れて動けないライザーに近づきながらイッセーは笑顔で言う。

 

 毒といっても実際は少量の毒素が出るだけで、人一人分の大きさの生物を麻痺させるほど強いものではない。だから少し細工をした。

 その細工の種は赤龍帝の力。ライザーに毒がかかった後、ブーステッドギア・ギフトを使ってライザーの体内の毒素の量と効能を徐々に上げていったのだ。

 最初は気づかないほど少量で弱い毒素でも、力を送り続けることで凶暴性を増す。結果、臨界点に達して効果が出たのだ。

 この技はイッセーの血を毒素に混ぜる必要があるため数には限りがあるが、数ある罠でも、強力な罠の一つである。

 

「いくら不死でも抜け道はあるようだね。・・・安心した」

 

 笑みを浮かべながら、木場が創造した一本のナイフに毒を塗る。

 

「フェニックスって炎と風を司るっていうよね。なら、炎にとっても風にとっても命といえる空気ってどういう位置づけなのか試したいんだ」

「な・・・なにをいって・・・」

「この毒は神経毒の一種さ。刺されると全身を回って骨格筋心筋問わず麻痺させるんだ。結果酸欠になって死んじゃうんだけど・・・フェニックスって酸欠になったらどんな反応するんだろうね?」

「ひ・・・ヒぃ!!?」

 

 実験動物を見るかのような、結果が楽しみで仕方のない顔。まるで玩具がどんな反応をするか楽しむ子供のような、狂気の笑みにライザーは恐怖を抱いた。

 

「おやめなさい。これ以上は過剰防衛になります」

 

 しかし刺さりかけた瞬間、彼の手は何者かに止められた。

 

「やあグレイフィアさん。二日ぶりですね」

「…ええそうですね。医療の異端児さん」

「・・・そのあだ名を知ってるってことは僕のことを調べたのですね」

 

 イッセーはナイフを下ろす。

 

「ええ。医学と薬の領域の根底を覆す種(ヒント)を撒いた異端児と。国内外問わず、そのおかげであらゆる学者が医療を発展させたと聞いております。

 ところで、一説では開発された技術は既に貴方も同様に生み出したと考えられていますが…。実際はどうなのですか?」

「定説通りだよ。僕には大層な設備なんて持ってないから不可能だ。全部運任せ。偶然神器が宿っていたおかげだよ」

「・・・そういうことにしておきます」

 

 グレイフィアは鋭い目線を向ける。

 疑っているのだ。確かに神器を持っている以上、常人にはない才能が宿るといわれる。むしろ、大半の神器は人間の世界内でしか役に立たない『才能』のようなものだ。

 だから疑わしい。彼の発見は人間世界だけでなく、悪魔たちの世界にまで影響を与えるようなもの。これを見るに、彼は既に神器の本質を理解し、最大限に使いこなしてるのがわかる。

 それだけではない。彼自身は大した発見をしてはいないのだが、その発見をヒントにしてあらゆる学者が更なる発見と発明をしてきたのだ。・・・まるで的確に種を撒かれたかのように。

 

 そこで噂がたった。彼はすべて理解しているが、あえて要所のみをレポートとし、提出したのではないかと。

 しかし彼の実家は一般家庭であり、専用の研究室なんて存在しない。コネも人材もないただの学生が偶然見つけただけだと学会は考えているのだ。

 それも、神器を自覚し、こちらの世界につながっているとなれば話は別だ。

 

 しかし現状そういった話は見つからない。今ではお嬢様に接触してはいるが、それ以前は化け物たちと関係があった証拠も経歴も一切ないのだ。

 

 増々怪しい。神器に目覚め、使いこなしていながら、こちらの世界に一切触れてないなどありえないのだ。

 それにレポート内容には、こちらの世界を匂わすような要素がちらほらとある。こちらの世界に接触してレポートを書いたのは間違いないはずなのだ。

 

「(おそらく、力を隠しているのでしょうね)」

 

 得体が知れない。それがグレイフィアのイッセーに対する評価だ。

 学会を根底からひっくり返す発見、未知の神器、こちらの世界との関係、そしてお嬢様のただならぬ関係。・・・すべてが怪しい。

 何故このような者がこんな辺境の地にいるのか。なぜよりにもよって化け物だらけのこの学園にいるのか。そして何のためにお嬢さまに近づいたのか。全てが謎であり、不気味だ。

 

「では、僕はここでお暇させてもらうよ。僕がいるとあとで面倒そうだから」

 

 しかし本人にとってはどうでもいい話。彼は何事もなかったこのように部屋から退出しようとした。

 

「ま…まて!お前、この俺を散々コケにしておいて、今更逃げられると思ってるのか!?」

「お待ちなさいライザー様! ・・・イッセー様、たしかに貴方がここにいると話が拗れます。ですので、退出願います」

 

 グレイフィアはライザーを止めて、イッセーに退出を強引に勧める。それを見て、ライザーだけでなく部員全員が訝しんだ。

 彼女は確信めいたものを抱いていた。彼をこの席に置いてしまえば両家の目標は達成出来ない。だから早く追い出さねばならないと

 

「わかった。・・・リアス、あとは自力で」

 

 謎の元凶であるイッセーはそう言って部屋から出て行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 イッセーが出て行って数分後、混乱から回復した彼らはさっそく交渉に乗り出した。

 

「婚約を取り消す・・・だと・・・?」

 

 困惑しながら、ワナワナと震えるライザー。それとは対照的に、リアスは毅然とした態度で、馬鹿にしたように言った。

 

「言葉通りよライザー。貴方は婿養子でありながら私を蔑ろにした。そんな男を迎える家なんてあると思う?」

「馬鹿な!?この俺以外に誰がお前に釣り合うというんだ!?」

「いるわよいくらでも。私たちがほしいのは強い悪魔。それなら貴方以外にもいるじゃない」

「俺の何が嫌なんだ!?俺はレーティングゲームで実質の一位だぞ!!」

「いくらレーティングゲームの成績が良くてもあんなものはお遊び。たった15人でルールに守られた戦いなんて一体何の役に立つというの?」

「・・・な!?」

 

 

「それに、貴方のゲームはいつ見てもつまらないもの」

 

 

 

「戦術はいつも単調なサクリファイス。もう見飽きてるのよ。貴方がそれをするたびに“ああまたか”と落胆してしまうわ」

「な・・・なんだと・・・?」

「あと、最後の最後は貴方が出てきて片づけるじゃない。あれ見て思うのよ。最初からそうしておけって。全部あなた一人いればいいじゃない」

「・・・」

「しかも単調な戦い方ばかり。貴方はただ炎をばらまくだけで全て片づけてしまう。…いえ、あの場合は魔力を散らかしていると言ったところかしら?少なくともあんな杜撰な戦いしかできない貴方が強いとは思えないわ」

 

 

 

「こんなつまらないゲームをする貴方ってプロ意識あるの? 本当にこんなつまらない男を婿に選んだお父様お母さまの目を疑うわ」

 

 

 

 最後に見下した笑みをライザーに向ける。それによってライザーは撃沈。黙って項垂れてしまった。

 

「お嬢様!いくらなんでも口が過ぎます!」

「あら、私は思ったことを率直に言っただけよ? もしかしてグレイフィア、貴方もお父様の意見に賛成なの?」

「・・・私は家の決定に従うのみです」

「あらそう。ならただ頷くだけのお人形さんには興味ないわ。引っ込んでなさい」

 

 シッシッと手を振ってグレイフィアを追い払う。

 

「そういうわけにはいきません。この話は既に両家で取り決められたもの。今更覆すことはできません」

「未来の雇い主も現代の雇い主同様に扱うべきなんじゃないの?」

「?何をおっしゃてるのですか?」

「…チッ。本当に融通の利かないバカ女ね。ならいいわ」

 

 そういってリアスは一枚の紙をグレイフィアに見せた。

 

「・・・何のつもりですお嬢様?今なら見なかったことに出来ますが」

「何って、離縁状よ。これで私がいかに本気か愚図な貴方たちにも伝わるでしょ?」

「・・・それを私たちが受け取るとでも?」

「なら私は勝手に出ていかせてもらうわ。心苦しいけれど、私をただ利用するだけの家なんて怖くていられないわ。・・・言っておくけど私は本気よ」

「・・・」

 

 リアスの本気度を知ってグレイフィアは後ずさる。

 聞いた話では、イッセーは特許で潤沢な資産を築いたとある。そして先ほどの毒の扱いを見る以上、追っ手を退ける力量もある。つまり、リアスは夜逃げをするためにイッセーと付き合っている可能性があるのだ。

 逃亡は十分可能。十分現実味がある。

 

「(…それにしても、いつの間にこんな立派になられたのですか…)」

 

 グレイフィアが何よりも驚いたのはその毅然とした態度だ。

 彼女の知る限り、リアスはこんなに堂々と縁切りを持ちだすような少女ではない。

 一体どうしたというのだ。ここまで気迫のあるお嬢様なんて見たことがない。いや、本当にあれは自分の知っているお嬢様なのか。いつの間にここまで立派になられたのか…。

 

「さっきから勝手すぎるぞリアス!!お前は家を潰す気か!?」

 

 フリーズから持ち直したライザーが怒鳴る。しかしリアスにとってはどこ吹く風。冷笑を浮かべて言い返した。

 

「自分勝手? 当事者であり次に家を継ぐ者の意見を聞かないような貴方たちが言えること? それが次期当主に取る態度なの?そんな私を利用するだけの家なんて守る価値あると思う?」

「・・・どうやら・・・本気のようだな。だが、俺もここまでコケにされた以上はもう後に引けねえ!」

 

 ライザーは敵を見るような視線を向ける。その目が物語っている。もしこれ以上拗れるならば実力行使も辞さないと。

 彼は元々口達者ではないし、感情をコントロールできる悪魔でもない。貴族のボンボンの例に漏れず、思い通りにいかいないろすぐに切れる短気な性格だ。

 今まではリアスの地位が上であったから我慢できたが、それも限界。ここまでバカにされた以上、もう抑えるのは限界なのだ。むしろ彼にしてはよく耐えたとほめるべきではないだろうか。

 

 しかしリアスは余裕の態度を崩さない。ただ思い通りになったとでも言いたげな笑みを浮かべ、艶めかしく唇に人差し指を当てた。

 

「私はすぐにでも家を飛び出すつもりも、ライザーと離縁する気もないの。ただ、私と結婚する以上、私を納得させるだけの材料を見せなさいと言ってるのよ」

「・・・なに?」

 

 思いもよらぬ言葉にライザーは困惑する。その様子を見てリアスは更に言葉を紡いだ。

 

「いい?婿になる以上、私のルールは守ってもらうわ。家主は私、貴方はただの婿養子よ。だから私のいうことは聞いてもらうわ。それが聞けないうちは貴方を認めない。・・・当然よね、三男坊のライザーくん」

「・・・つまり、お前を満足させることが出来たら俺を認めてくれるのか?」

 

 今日一番いい笑みを浮かべる。まるで待ってましたと言わんばかりに。

 

「ええ。私を口説きたいなら工夫しなさい。私に見合うと判断したら…その時は歓迎してやってもいいわ」

 

 単純な回答。しかしこの回答がすべてを左右した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 話し合いが終わってライザーたちが去って数分後、イッセーは再び部室に戻り、ソファーの上に転がった。

 

「ふ~。なんとか無事に終わったか。・・・おい、起きろ」

「・・・・・・・・・・・・ハッ!? わ、私は何を!?」

 

 イッセーが指を鳴らす。瞬間 、リアスは突然飛び起きた。

 

「・・・それで、イッセーくんは部長に何したの?」

「もっと具体的に言って。それだけじゃ分からないよ」

「とぼけないで。少しの訓練であそこまでリアスが受け答えできるわけないじゃない」

「あの時の部長は気持ち悪いほどたくましかったです。部長あそこまで頭も口も回らない」

 

 朱乃と小猫がイッセーに詰め寄る。それに観念したイッセーは溜息をついて説明した。

 

「ちょっとした催眠術だ。薬で意識を眠らせて、僕が遠隔操作したんだ。このインカムを使ってね」

「・・・なるほどね。このインカムで」

 

 改めてリアスを見ると、耳にはイヤホンがしており、リアスの座っていたソファからはカメラのような器具が見つかった。

 カメラで部屋の様子を読み取り、インカムでリアスをしていた。こんなとこだろう。

 

「なるほど。つまり、リアスの言葉は全部君のだったのね。けど、それだけじゃ説明できないわ」

「そうです。声の抑揚やしぐさ、すべてがあの場を掌握するほどすごいものでした。部長はあそこまで交渉上手じゃありません」

「・・・・・・なんか起きてからひどい言われようなのだけれど。私何かしたのかな?」

 

 リアスの文句を無視してイッセーは質問に答えた。

 

「ああ、それはこれを使ったのだよ」

『テクニック!』

 

 彼は神器を出して電流を少し流す。すると、

 

「・・・え?」

「こんな風に、僕は電波を飛ばして人間を操れるんだ。かなり繊細な技術いるし、短時間しか出来ないけどね」

「「「・・・・」」」

 

 それを聞いて部員全員が驚きのあまり絶句した。

 電波で人を操れる。特撮ではもう手垢がつくほど使い古された展開だが、現実でそれが可能となるならば恐ろしいことこの上ない手段であり、為政者などにとっては喉から手が出るほど欲する術であろう。

 その意思をくみ取ったのか、イッセーは少し笑って小猫に先ほどの電波を飛ばした。

 

「・・・何するんですか。ことによってはタダでは済ませません」

「単なる実験だよ。それで、これには抵抗出来た?」

「ええ簡単に。・・・あ」

「そういうこと。これはほんの微弱な電磁波だから、少しでも意識があれば簡単に抵抗出来るんだ」

「なら抵抗できないように出力を上げればいいのでは?」

「駄目だよ!そんなことすれば神経を焼き切っちゃう!これはほんっとうに繊細で、これ以上は一切出力を上げられないんだ!!」

 

 神経組織は人間も悪魔も繊細なのだ。無理やり通そうとすれば当然ショートする。

 もし壊れることがなくても後遺症は必ず残るだろう。そんな危険な術なのだ。

 

「つまりこれは催眠術のようなもの。ほんの少しでも抵抗すれば簡単に術が解けてしまう。だから操るには意識が完全にない状態じゃないと無理なんだ」

「なら眠らせたらいくらでも操り放題?」

「いや、そんな簡単なものでもない。もし操られてる人が嫌悪してることを無理やりしたら、目が覚めてしまう。夢とかで強烈な体験すると目がハッと覚めちゃうでしょ。それと同じだよ」

「・・・なるほど。つまり完全に操られてる人が身をゆだね、そのうえで嫌なことは一切排除しなければ、この術は成立しないのですね」

「理解が早くて助かるよ。少し訂正するなら、感情が高ぶるような行為だね。だから好きなこともNGなんだ」

「・・・使い勝手が難しいのですね」

 

 一瞬怖いと思ったと同時に習いたいと朱乃は思ったが、使い勝手の悪さに断念した。

 なるほど、たしかに世の中そうそう都合の良い裏技など見つからない。何事も一長一短あるものだ。

 

「それにしてもよくこんな術を使えましたね」

「簡単だよ。両親や友達に催眠術を本で覚えたら実験しようって言うんだ。そしたら遊び感覚で乗ってくれた。それで母さんの苦手なゴキブリ退治させようとしたらすぐ解けちゃった」

「・・・恐ろしい術の割にはすごく日常的な実験方法ですね」

「よくそんな風に嘘をつけますね。関心します」

「うるさい。嘘も方便だよ」

 

 それだけ言ってイッセーはソファから立ち上った。

 

「・・・あら、もう行くの?少しぐらいはゆっくりしても誰も文句は言わないわ」

「いやいいよ。早く帰らないと」

 

 さっきまで催眠状態だったせいか少し眠そうな表情でイッセーを呼び止める。しかしイッセーは無理やりどかして帰ってしまった。

 

「(・・・ま、さっき言ったの全部嘘だけどね)」

 

 本当は彼の使役している魔神の働きなのだが、今いうことではないだろう。




前回ではリアスを庇うような発言をしましたが、あれはあくまでもライザーが悪いことを主張しただけで、リアスの行いを庇う気は一切ありません。
ライザーの件だって、ちゃんと婚約者を探してれいば解決していたのに、それを怠って白馬の王子サマ待ってた赤毛にも非があるし、ここまで進んだ縁談をいきなりなかったことにそうとするのはバカすぎる。だからまずは関係を改善する方針を取るべき。
あの二人今までろくに会ってないからこじれていましたが、ライザーが立場をわきまえ、ちゃんと誠意を持って付き合いをすれば、少なくとも原作のようにはならないと考えられます。
変態行為をしない以上、ライザーの方がイッセーよりも優良物件だと思いますし。
・・・いや、あのプライドが無駄に高すぎる高飛車女には無理か?

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