学園デュエル・マスターズ WildCards【完結】   作:タク@DMP

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GR95話:皇帝VS皇帝(1)

「本当に油断も隙もありゃしない!! もう!!」

「え、えーと、そのドラゴンさんは……」

「あたしの守護獣だから。本当ごめんなさい。今の記憶は抹消して」

「あ、あはは、花梨ちゃんって面白いんやね……」

「やめて……同情に塗れた目であたしを見ないでェ……これ以上あたしを敗北感でいっぱいにしないで……」

「敗北感って……」

「……あーもう、相棒が厚顔無恥だと、あたしが一々こんな事で悩んでるのがバカらしくなっちゃう」

 

 花梨は額に手を当てると──言った。

 

「あたし、失恋したの」

「えっ……?」

「なんて、こんな事あんたに聞かせても仕方ないんだけど……」

「相手は誰!? うちがその人ぶっ叩きにいったげるから! 花梨ちゃんみたいな可愛い子フるのって、どんな薄情者なん!?」

「やめて!?」

 

 小さな女の子の口から飛び出したアグレッシブかつバイオレンスな言葉に対し、思わず花梨は静止した。

 

「うちな、初めて花梨ちゃん見た時……シンパシーを感じたんよ。ビビッて! だから、何でもうちに愚痴って!」

 

 そう言って彼女は平たい胸を叩いた。

 花梨は悟る。シンパシーとは劣等感の事だったか、と。

 

「えーと……あたしが一方的に片思いしてただけ。あたしは……カッコ良い所、小さい頃からずっと見ててさ」

「花梨ちゃん……」

「あたしが一番あいつの近くに居るって思ってた。でも……そうじゃなかった。あいつが一番悩んでる時、あたしは自分の事ばかりであいつの事を何一つ助けてあげられなくって」

 

 ダサいよね、と花梨は自嘲した。

 自分は耀に救われてばかりで、彼に何一つ返せてない。 

 そう思うと、溜息が出てくる。

 

「あいつはお人好しで、誰かの人助けばかりで、自分は損ばかり。でも、文句を言いながらそのスタンスを変えなかった。そういう所に惹かれたのかもしれない。でも、一人で抱え込んでるあいつを助けられなかった」

 

 きっと、そんなときに──デュエマ部が力になってくれたのだろう。

 

「だから……ショックだけど、それ以上に安心してるところもあるんだ。あいつがようやく、安心して背中を預けられる相手を見つけられたのかなって思うと……ね」

 

 ぽつり、と言って花梨は気が付いた。

 結局自分は──耀の幸せを願っていたのだ、と。

 それならば、彼の足をこれ以上引っ張るべきではないのだろう、と。

 

「そっか……あたし、幸せだったんだ……何でも一人で抱え込んじゃうあいつが、ちゃんと誰かの傍で笑えるのが……」

「……嬉しいん?」

「……そういう気持ちも、あるのかなって。あたしやっぱり、あいつが幸せそうにしてるのが……一番嬉しい」

「じゃあ、花梨ちゃんにもきっと見つかるよ。花梨ちゃんはそうやって──誰かの幸せを心から願える人なんやから」

 

 だったら良いけどね、と花梨は呟く。

 誰かに話していくことで、ようやく心の中の重しが消えていく気がした。

 自分はやはり、耀が幸せなのが嬉しいという事。

 そして──目の前にいるメイには自分と同じ思いをしてほしくないという事。

 お節介だとは分かっていたが、そうなれば止まらなかった。

 

「メイちゃん! 好きな人相手には、出来るだけ早く思いを伝えた方が良いよ! 速攻! 速攻で!」

「ふぇっ!?」

 

 がっ、と花梨はメイの肩を掴むと力説する。

 しかし、いざ……となると恥ずかしいのか、メイは顔を赤くしてしまい、

 

「……あいつ、うちの事妹みたいに思っとるところあるし……昔な、一人ぼっちやったうちを気にかけてくれたんよ。でも、ちょっと過保護な所があるし……かと思えばいけずな所あるし……」

「あー……成程なあ」

「いざ覚悟決めて玉砕しに行ってな? からかわれたりしたらどうしようって」

「その時はあたしが斬りに行ってあげる」

「バイオレンスどころの話やないんやけど!?」

「でも、その人は……あんたの事、大事にしてくれたんでしょ? そういうところが好きになったんでしょ? だったら……大丈夫だよ、きっと」

「……んー……そう言われると、ちょっと勇気出たかもしれへん」

 

 メイは微笑むと言った。

 

 

 

「そうやな……鬼との戦いが終わったら、勇気出してみよっかな……」

 

 

 

 ※※※

 

 

 

 ──翌朝。

 俺は、修練場へ行く前にチョートッQが安置されている部屋に出向いた。

 彼の魔力は未だに回復していない。

 彼無しで、脅威に挑みに行くのは初めてだ。

 その癖、昨日あの偽物に言われた言葉は未だに刺さっていた。

 誰にも言えるはずがない。

 俺の中に仲間への疑心があるなんて──

 

「チョートッQ。不安なんだ。このまま進んで良いのか、ってさ。俺にやれるなんて、後戻りなんて……出来る訳ねぇの分かってんだけどさ」

「……」

 

 ──相棒は、何も答えない。

 もし彼が口を利けたなら、今頃怒られてるだろうか。

 でも。 

 俺のやろうとしてることは、誰かから押し付けられ、俺はその犠牲になるのか、と問われた時──そうではないと首を横に振れない俺が居る。

 このまま進むのが正しいかどうかさえも、分からない。

 だけど──

 

「──もう誰も、俺の周りから居なくなるのは嫌なんだ。だから──これが正しいって思った道を俺は進む。お前から何度も勇気貰ったからさ」

「……」

「行ってくるよ、チョートッQ──」

「……」

 

 扉を引き、部屋を後にしようとした時。

 ふらり、と彼の小さな拳が上がったのが見えた。

 

「ッ……チョートッQ……!」

「マスタぁ……超・超・超・かきゅうてきぃ、速やかに……」

 

 ……目は閉じたままだ。

 拳もすぐに落ちてしまった。

 そして──すぐ寝息が聞こえてくる。

 

「……寝言か。でも──そうか。そうだったな」

 

 ああ、そうだ。

 迷ってる暇なんか無かったな。

 超超超・可及的速やかに──あの偽者を、ぶっ潰す!

 

 

 

「白銀耀よ」

 

 

 

 声が響く。

 廊下に出た俺を出迎えたのは──桃太刀三人衆だった。

 いつもはお茶らけてる3匹だが、今朝は何時になく顔が引き締まっていた。

 

「お前ら……」

「何勝手に朝早くから修練場に行こうとしてんだよ! 一人であいつをブッ倒しに行くつもりだったんだろ!?」

「……あいつは、俺だ。俺が自身の力で乗り越えなきゃ──」

「ならば勘違いしていることが一つあるぞ、白銀耀」

 

 ケントナークがゴーグルを抑えながら言った。

 

「貴殿の力とは、貴殿一人で積み上げてきたものではない。今までであってきた全てから学び、吸収し、借り、培ってきたものではないのか?」

「……それは」

「ならば、同胞の仇討……我ら桃太郎の懐刀が助太刀致す。我らの力を預ければ、それもまた貴殿の力だケン」

 

 そうか。

 俺は……ひとりで強くなってきたんじゃない。

 

「やられっぱなしは性に合わないッキィ! このままじゃ、タダの弁当泥棒で終わっちまうからな!」

「キャインキャイン!! ぼ、僕も……!!」

「……敵はハッキリ言って強い。今俺が使えない戦術を、向こうは全部使って来る。きっと、今のままじゃ勝てないかもしれない」

「ならば、今こそ過去を乗り越える時だケン、白銀耀」

「ッ……!」

「ジョーカーズってよ、切札達って意味だろッキィ!? なら、俺達新しい切札の力が居りゃあトントンじゃねえか!?」

「……お前達……」

「僕らの事を忘れて貰ったら困るよ!」

 

 ……そうだな、行こう3匹とも。

 俺は……1人じゃねえんだ。 

 どんな時でも。

 

「ハッ、往生際が悪いったらありゃせんわ」

「っ……矢継!?」

「一人で行くつもりやったん?」

 

 彼らの後ろから、呆れた様子の矢継が現れる。

 勿論、メイも一緒だ。

 

「ええか。お前だけの問題に勝手にするんやないぞ」

「一緒に修行するって話やったもん!」

「勘違いすんなよ。お前が桃太郎に認められへんと、日本が焼かれるから手伝ってやってあだだだァ!?」

「ハヤテェ……? こんな時までそんなツンデレ要らへんよ?」

「うっさいわ! 馴れ合うんとちゃうんぞ!」

「……ありがとう」

「ほら見ろ! さっさと行くで。だらだらしとったら鬼がやってくる」

 

 先に彼は踵を返して階段を降りていってしまった。

 

「良いのか? あれで……」

「ハヤテも……負けっぱなしは納得行かへんみたいやから」

 

 

 ※※※

 

 

 

「……アカル、部屋に居ないデス……」

「もう、出発したんですね……まだ何も、手立てはないのに……」

 

 紫月は──未だに組み上がっていないデッキを手元に置く。

 空いた穴に入る残りのカードはフィニッシャー。覚醒したモモキングが入るであろうスペースを残していた。

 

「……私に出来るのは、帰ってきた先輩をこのデッキで迎えること……だけです」

「それだけじゃないデショ? シヅク」

「……そうですね。信じて待つ──ですか」

「Yes!」

「そうよ。そして、もしあの人が一人では立てなくなった時──その時こそ私達の出番でしょ? しづ」

 

 毅然と翠月が言ってのける。

 

「……でも、しづ。貴女の信じた人は……このくらいで折れると思う?」

「いいえ」

 

 彼女は首を横に振った。

 

 

 

「白銀先輩ほど諦めの悪い人を、私は知りませんよ」

 

 

 

 ※※※

 

 

 

 ──修練場に入ってしばらくした後の事だった。

 まだ朝早いというのに、周囲から見られているような気配を何となく感じ取る。

 何だろう、森の木々も昨日に増してざわめいている気がする。

 だからだろうか、俺も妙に落ち着かない。

 

「落ち着かんみたいやな、白銀……」

「悪いっ、何か視線を感じて……」

「だんだん、白銀君の身体に神力が馴染んできたかもしれへん」

「ああ。同感や。ワシも今、同じ気分やったからな……」

 

 ──まさか、と思って桃太刀のカードを構えた刹那。

 

「ッ……ヒヒヒィィィーンッッッ!!」

 

 茂みから飛び出す灼炎の軍馬。

 その突貫を受け止めたのは──桃太刀三人衆だった。

 

「うっぐぅっ、こいつ!! 負けないよぉ!!」

「またまた出てきやがった! 本当にしつこい奴だっキィ!!」

「こ、こいつ昨日の《バーンメア・ザ・シルバー》だケン!!」

「案の定やな!! ワシら完全にどっかから見られとるで!!」

 

 即座にカードを投げた矢継。

 そこから実体化するのは、血脈に溶岩が駆け巡る爆龍皇。

 咆哮と共に、その拳が《バーンメア・ザ・シルバー》を殴り飛ばす──

 

「白銀!! メイちゃんと先に進むんや!! ええか!? メイちゃんに何かあったら首ィへし折るぞ!!」

「っ……おうよ!」

「もうハヤテったら……行こっ、白銀君!」

 

 バーンメアの強さは俺が一番知っている。

 此処は……矢継に任せようとして進もうとしたその時だった。

 

 

 

「ウゴァァァァーッ!!」

 

 

 

 地面の中から突如、土煙を立てて巨大なスロットのクリーチャーが咆哮した。

 間違いない、あれは《キング・ザ・スロットン7》……!

 あの偽者、俺の今までの切札を全部使役出来るのかよ!

 しかし、怯む間もなくスロットの排出口から、金の濁流が俺達目掛けて解き放たれる。

 あれは──無数のメダル!?

 

「やっばぁっ!? 押し流されるッキィ!!」

「モンキッド、掴まってぇぇぇ!!」

「まずい、2匹とも私に掴まるケン!」

 

 押し流されそうだったモンキッドとキャンベロを辛うじてケントナークが拾い、空へ脱出する。

 そして、木の枝に掴まった俺をケントナークが足で掴もうとするが、無数のメダルが襲い掛かり──

 

「こふっ……!?」

 

 俺の身体は、メダルの中へ──

 

「っ……白銀耀ッッッ!!」

 

 ──飲み込まれた、と思ったのも束の間。

 何かが俺の襟を咥え、俺は再び新鮮な空気を吸う事が出来た。

 メダルの濁流を泳ぐのは──メイを背中に乗せた水獅子《キング・マニフェスト》だ。

 

「大丈夫、白銀君!?」

「な、なんとか……」

「あいつの相手はうちがやるッ……! これ以上、邪魔はさせへん! お願い、マニフェスト!」

 

 頷いた水獅子は、口で俺の身体を上空へと放り投げる──宙ぶらりになった俺だったが、間もなくケントナークの背中に着地した。

 すんでの所で受け止めてくれたのだ。

 

「ありがとう、メイ!」

「行って、白銀君! 此処からは……うちの土壇場やから!」

 

 道は開けた。

 後は──偽物の元へ一直線で向かうのみだ。

 

 

 

 ※※※

 

 

 

「……不可侵領域?」

 

 

 

 ──やられましたね、空亡。歴史に残らなかった場所、即ち口伝でしか残らなかった場所。彼らはそこに逃げ込んだ。歴史も変わってるし、私達が先回りすることは出来ない。

 

 

 

「神の目を持ってしても?」

 

 

 

 ──ええ。例え私の力を持ってしても、不可侵領域を見つけることは不可能に等しいのです。あの場所の主が認めた場所以外、座に入る事は出来ないから。

 

 

 

「何も……問題ありません。神類種である酒呑童子が目覚めた事で、日本各地でマナが活性化しています。私の力が完全となるのも後少し。万物を見通す太陽の力さえ手に入れれば──」

 

 

 

 ──ええ、空亡。私の可愛い子──貴女こそが天より穢れた地を照らす……完全なる太陽へと成るのですよ。

 

 

 

 

 ブツリ──そこで、通信は途切れた。

 

 神は、穏やかな気質である和魂と荒々しい気質である荒魂の二つに分かたれているという。

 通常の神社ではその区別をせず、一柱の神として祀る場所が殆ど。

 しかし──伊勢神宮では例外的に、和魂と荒魂を別々に祀っている。

 此処は別宮第一位──別名、荒祭宮。

 数ある別宮の中でも、最も重要視される場所。

 空亡は多くの部下を引き連れ、その場に足を踏み入れていた。

 

「して、空亡様。儀式とは──」

「……ああ」

 

 部下達を空亡は一瞥した。

 人格、能力は考査せず、ただただ魔力の純度が高い者達を集め、トキワギ機関の傀儡として()()()した高等執行機関。

 それが【抹消者】の実態だった。

 その名を持つ事以上に、彼らに存在意義はない。

 

「元より、私が鬼を復活させたのは──日本中のマナの脈を復活させるため」

「……マナの脈」

「鬼は邪悪な存在だ。目覚めれば、日本中の霊脈……神力の流れは自ずと対抗する為に、眠らせていた神力を解放させる。この場所とて、例外ではない」

「喜べ。お前達は、神の降臨に立ち会える」

「神の、降臨……!」

「そうだ。あの抑えの効かん鬼共よりも、偉大で、誉れ高く、そして誇り高き──唯一の神」

 

 全員の顔が引き締まる。

 神聖たる荒魂の座は、神類種の目覚めに呼応してか既に神力の奔流が高まっていた。

 

 

 

 空亡は鎌を一度持ち直すと、

 

 

 

「勅命だ──死ね」

 

 

 

 

 

 

 神の座に鮮血がほとばしり、その場は赤く染め上げられた。

 

 

 ──空亡は、その場に居た全員の首を一瞬で撥ねていた。

 

 

 

「栄誉ある死だ。神と成るこの私の血肉と成る事。元より貴様等の存在価値など、それ以外に無い。【抹消者】であり──あの方を照らす太陽は、唯一つ。この私のみだ」

 

 

 

 胴と首が切り離された肉の塊が辺りに転がる。

 しかし、直後に空亡が呪文を呟くと共に、鮮血が、肉が、黒い泥となって彼女の手に集まっていく──

 

「っ……後少しだ。私に、欠けた力を……返して貰うぞ──《陽神類アマテラス》!!」

 

 

 

 しかし。

 

 

 閃光が、赤く染まった部屋を白く塗り替える。

 思わず、目を覆ったが次の瞬間──泥は異臭を放つ黒い炭と化していた。

 

「アルカナ研究会から報告があってな。鬼共が目覚めた後、マナの脈が全国規模で活性化してるってよ」

「だから、伊勢神宮で警戒をしていたのだ。この場所は、一番大きなマナの脈がある場所だからな」

「……人間共ッ……!」

 

 空亡は初めて声を荒げた。

 目の前には──黒鳥レン、そして桑原甲の二人が立っていた。

 

「ただ僕達を排除するだけなら鬼だけで十分。しかし、貴様は僕らを殺せるタイミングで殺さなかった」

「テメェは時間稼ぎがしたかったんだろ。特異点の白銀を滅ぼす為の時間稼ぎをな」

「伊勢神宮に眠る神は二種類。豊受大明神──そして、もう一つは──」

「──く、くかはははは」

「?」

「かはははははははははははは!! 人間、人間人間!! 私の照らす下に立つ愚かナ人間!! 貴サマの暗雲をワたしが晴ラしてくれよう、白く、染め上げてくれよう……!」

 

 狂気染みた笑みが空亡から零れる。

 その言動は最早乱れており、冷静だった彼女からは考えられないものだった。 

 阻止したと思っていたが──既に、儀式は終わりに差し掛かっていた。

 黒焦げになっていた泥が、再び悍ましい色を取り戻しつつある。

 

「バカな! まだあの泥は魔力を失ってなかったのか!!」

「焼いたと思ったのに……!」

「うぅむ、ウェルダンのつもりがミディアムであったか……妾としたことが」

「言ってる場合か! 迎え撃つぞ!」

 

 駆けだした二人。

 しかし、屋内に突風が吹き荒れ、膝を突いてしまう。

 

 

 

「邪魔を、するなァァァ……!!」

 

 

 

 邪悪な瘴気が辺りを包み込む。

 その場にいるだけで胸が苦しくなってくる。

 QXが苦々しい表情で「まずいのう……!」と漏らした。

 

「魔力が強過ぎる……! エリアフォースカード1枚では止められんぞ!」

「ならば二人がかりだ、桑原!!」

「あいよ、黒鳥さん!!」

 

 

 

<Wild……DrawⅩⅨ……SUN!!>

 

<Wild……DrawⅧ……Strength!!>

 

 

 

 その場は、異空間に包まれる。

 今、神の降臨を阻止すべく戦いが始まった──

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