学園デュエル・マスターズ WildCards【完結】 作:タク@DMP
無印編
世界観
我々の住む世界と変わらないように見えて、実は太古から絶えずクリーチャーの襲撃を受けてきた世界である。
先天的に
何度か大きな戦いを経て、クリーチャーが襲来する事案は無くなったものの、ここ数年、現実に流通しているカードがクリーチャーとして実体化する”ワイルドカード”と呼ばれる現象が新たに発生している。
魔法使いの中でも、特別にその力を認められたものが成れるとされる役職。日本語では
本来の業務は、禁じられた書物の管理であり、文字通り司書と言えるものであったが、その役割はそのままに出現したクリーチャーの討伐、魔法やクリーチャーの研究、そして新たなるカードの生成といった業務を行う。
そのため認識としては「とても強い魔法使い」で問題ない。
頂点に立つ魔導協会の下で、多くの組織がそれぞれの役割に沿って活動している。作中のアルカナ研究会も、その1つである。
エリアフォースカード
人間と契約することで使用することが可能になる。休眠状態では真っ白なカードだが、持ち主に呼応するといった要因で覚醒するとタロットカードとしての真なる姿を現す。
また、人間と意思疎通をはかるための仮想人格である疑似的なクリーチャーである守護獣を持っている。
一方、1枚1枚がタロットの大アルカナに由来する膨大な魔力を持っており、暴走することもあれば悪しき者の手で利用されることもあるリスクを常に孕んでいる。しかし、カードそのものが非常に強力な魔法道具のため、簡単に滅ぼすことも出来ない代物。
大アルカナ
22の寓意画と、ローマ数字が刻まれた所謂タロットカード。占いに用いられることが多い。魔法使いは自らの力のルーツを22に分けたものとして体系付けており、それを大アルカナに当てはめた。魔法使いの力の種類は、頂点に立つⅩⅩⅠ番である世界から、天体のカードである太陽、月、星の3つに分岐し、そこから更に枝分かれする形となっている。
デュエル・マスターズ
我々の世界でも多くの人に親しまれているカードゲーム。この世界では、全世界に流通している。
互いにクリーチャーを召喚して呪文を唱え、相手のシールドを5枚破壊してトドメを刺した方が勝ちとなる。
古から、クリーチャーを封じるための戦いの手段として形を変えながら存在している。
一定の手順とルールを用いて相手と戦う
魔法のエネルギー。エリアフォースカードは、持ち主の生命エネルギーをマナとして変換する。
デュエル・マスターズでは、主にカードを使う為のエネルギーとして用いられる。
魔法使いは先天的にこれを体内で生成することができるため、当たり前のように魔法を使う事が可能。
また、大気中にも存在しており、時期によって薄くなったり濃くなることがある。
現在のこの世界では大気中の魔力は薄く、クリーチャーは長い間実体化する事が出来ない。
魔法使い
魔力を先天的に持つ人間。単純に魔法を使うことが出来るだけではなく、デュエルを以てより強大なクリーチャーと戦う事が出来る。
人口的には圧倒的少数であり、寿命が長い。その境遇から、魔女として差別される者も少なくはない。
それぞれが持つ魔法の性質は、生まれつき持つ大アルカナの力によって違う。
人間に対しては不干渉のスタンスを基本的にとっているが、友好的なもの、見下しているもの、そして人間社会を虎視眈々と乗っ取ろうと画策するものも居る。
その出自は不明だが、ルーツとなるのは魔力の存在する異世界からの流れ者ではないかという説が最も有力視されている。
ワイルドカード
数年前、突如として発生したクリーチャー実体化現象。別世界からのクリーチャーの襲来ではなく、自然発生したクリーチャーが人に憑依して悪事を働く。
持ち主の負の念を増幅させて、自らの活動の養分とする。最終的に持ち主の生命エネルギーを全てマナに変換して実体化し、宿主を殺してしまう寄生生物のような特性を持つ。
この特徴は、元となったクリーチャーがどのようなものであっても共通である。
その能力はオリジナルとなったクリーチャーよりも劣るため、いわゆる劣化コピーであると言えるが、人類の脅威であることには変わりなく、その度合いも個体ごとに違う。
原因は不明。対処法は、持ち主に憑依したワイルドカードをデュエルで倒すしかない。
Ace編
クォーツライト家
魔法に憑りつかれた人間の家。一族にはカルト的な「人間は原罪を持つため、罪を濯ぐべき」「人間は罪を犯さないようにするため1つになるべき」といった思想が蔓延っていた。
しかし、そのような施術を施したからか、ロードは狂気に駆られて一族を皆殺しにした。そして、自分1人で人類の罪を濯ぐため、暗躍するようになる。
G・レジスター編
世界観
ドルスザクとの戦いが終わってしばらくした後。2018年の3月に、ワイルドカードの氾濫が起こって世界は滅亡した。
本来の歴史を辿った白銀耀は全ての仲間と愛する人を失い、失意のままに何処かへ行方をくらませた。
一方、ワイルドカードの氾濫を止めた何者かによって”トキワギ機関”が設立され、人類の存続のために絶対なる管理体制が敷かれていた。
理想郷の中に守られる人類と、そうでない見捨てられた人類たち。60年後の2078年の荒廃した世界では、絶えず争いの種が撒かれ続けている。
破滅の未来を変えるため、耀は未来からやって来た孫を名乗る少女・アカリと共に時を巡る旅に挑む。
タイムダイバー
時間遡行が可能なタイムマシンの一種。
守護獣・せんすいカンちゃんを改造したもので、他のタイムマシンに追跡されることなく文字通り時の流れを潜行して移動する。
ダッシュポイント
時間改変によって起こった歴史上のひずみ。歴史改変を行っている原因を修正する事で、元の正しい流れの歴史に戻すことができる。
しかし、一定時間内に修正できなかった場合、改変後の歴史が正しい歴史として上書きされてしまう。
タイムダイバーは、ステルス機能と引き換えに、基本的にダッシュポイントのある地点にしか飛ぶことができない。
トキワギ機関
2078年の未来を支配している機関。ワイルドカードの氾濫によって荒廃した世界を立て直した。
人類の存続のため、自らの支配する理想郷の中に多くの人間を閉じ込め、管理している。しかし、それは理想郷の外にいる人間を見捨てることも意味しており、その態勢からレジスタンスの反乱に遇っている。
力の象徴であるエリアフォースカードを封じるため、過去に遡行してエリアフォースカードを使えなくしようとしており、その第一段階としてデュエルを歴史から消し去ろうとした。
配下として時間Gメンを所有しており、彼らが時間遡行と歴史改変を行う。
神類種
神に比類する力を持つクリーチャーと定義されるが、実際は肉体を捨てて、精神的存在へと昇華されたクリーチャーの総称。総じて強い力を持つ。2019年時点では大気中のマナが薄いため、実体化出来ていない。
太古の地球に降り立ったクリーチャーは、魔力が薄いがために自らの肉体を捨てなければならなかった。そして、神として人の信仰を集める事で存在を保っていた。
人の信仰と、魔力の源となるものがあれば実体化して力を振るう。人間に災厄をもたらす者もいれば、友好的な者もいる。
また、元はクリーチャーではなく、伝承と信仰のみで実体化した神類種も存在し、劇中の酒呑童子はこれに当てはまる。