病院にて・・・。
医者)お子さんに痣や切り傷、打ち傷などが多数ありましたが、事故で出来た傷ではありませんね、なにか心当たりは?
お医者さんがそう聞いてくる、そりゃね、見れば1発でわかる程のアザや傷が小さな体に刻みついてるんだから。
松代)……ありません。
それでもやっぱり母さんは嘘をつく。
一松)嘘だよ先生。
松代)一松!
医者)親御さんは黙っててください。
一松)母さん気付いてるんでしょ?おそ松兄さん、チョロ松兄さん、トド松が陽華に酷い事してるの!何でか最近はカラ松兄さんは参加してなかったけど・・・。
医者)何故そんな事を?
一松)・・・騙されてるからって見逃される問題じゃないよカラ松兄さん。
カラ松)…俺達の幼なじみを傷つけ、悪口を言っていたと聞いて頭に血が上りました。
一松)でも考えれば済むことだったでしょ!…あいつの性格上それはありえないって!
ー兄さんの傷早く治ればいいのになぁー
ー私に傷を移してしまえば痛くないのにー
カラ松)・・・そうだな、あいつは優しすぎるやつだったのに。
それにカラ松兄さん途中で気がついたから参加しなくなったんだよね・・・。
??)だからなんだと言うの?(ガラガラ
まさに怒りを顔に浮かべた、金髪の紫の服を着た女の人が入ってきた。
医者)貴方は?
??)私は八雲 紫、陽華ちゃんを引き取りに来ました。
松代)なんですって?
紫)あなたこそ何?仮にも娘の身の危険も感じず…いえ気づかないふりをして、さらに育児放棄・・・、そこの兄妹は仮にも妹である陽華を信じず、幼なじみを信じた…これ以上見てられないわ。
その女の人は俺達家族に怒りを露わにし、何より陽華のことで怒っている・・・なら。
医者)その子とは知り合いで?
紫)いいえ、今日初めてあったわ、でもこの子のことは知ってたわ。(ギロッ
3人)ビクッ)
凄く怒ってる・・・そりゃそうだよね、陽華の味方で居たつもりだったけど守れてなかったし。
医者)きっと裁判をしてもご家族は負けてしまいますね。
ナース)先生!陽華ちゃんが目を覚ましました!
松代)本当ですか?!行くわよカラ松、一松。
母さんはそう言って部屋を出ていった。
紫)…今更演じても無駄よきっとあの子の心がどんなに固くてもきっと心はとっくに壊れているはずだもの・・・・・・。
正しくその通りだ、最近、陽華は笑顔が嘘っぽく見え始めた、僕らの見えない所でおそ松兄さん達が何かしてたんだろう。
一松)僕は松野一松です、八雲紫さんあなたにお願いがあります。
この人に託すしかない・・・初めて会ったけど、陽華を大切にしてくれてるし・・・傷つけないでくれる!
紫)あら、何かしら・・・?
やっぱり怒っている・・・怖いけど言わなきゃ!
一松)僕の妹、陽華を松野家から!連れ出して下さい!
紫)何故かしら?陽華が邪魔なの?
そんな訳ない!
一松)違います!僕らじゃ陽華を守り切れない!だから、だから!お願いします!
紫)・・・まだ味方がいたのかしら?
一松)はい、僕の後に生まれた十四松と言う弟です!陽華と一緒に合唱クラブに通ってました!後デカパン博士、イヤミ、チビ太、ハタ坊他にもいました!
紫)・・・そう味方がそんなにいてなぜ守り切れなかったのかしら?
一松)家の事に構うなって、母さんがみんなに言うんだ。
紫)・・・そう、わかったわ、元々連れ出す気だった。
一松)!本当ですか?!
紫)えぇ、言ったでしょう?見てられないって。
僕は今まで抑えてた涙腺が崩壊しても気にしない、思わず土下座をした。
一松)陽華を!よろしくお願いします!
紫)・・・あなたの気持ちはたしかに受け取ったわ、特別に貴方と十四松・・・と言ったかしら、手紙のやり取りを許すわ。
一松)・・・ありがとうございます。
一松がお兄ちゃんを見せました!天晴です!