スコープメモリアル ~突きつけられた選択肢~   作:なるみ/蒼井望

1 / 1
第1章 過去 ~消えない思い出~
プロローグ 幸せの瞬間


「は!?そこは疑うべきだっただろ!?」

「情に流されすぎ!もうちょい考えろ!」

「マジで弱くなったよな…いい加減にしろよ?」

「人の心に負けるやつが人狼ゲームをする資格はない!」

 

17人の人狼サークルに所属していた私は、だんだん弱くなっていったの。

原因は簡単!恋というものに蝕まれていったの……

サークル所属してるのはほとんど男子で、6年生は私を入れて7人いたの。

そして、6年生当初はほんわかしていたのに、今では罵り合いもある。

小学生という無邪気さが私を余計に苦しめた。

とりあえず気持ちの整理をつけるために…

1週間後、人狼ゲームサークルを脱退したの…

そんな中、心の支えとなっていたのは

親友 優希とのバスケットボールだったの!

もう、近所のバスケクラブを卒業してしまったけど

時折 近くの公園で1on1で勝負しているんだ!

でも、優希とは中学校がバラバラだから、この先遊ぶ機会は格段に減る…よね

だから、今はとにかく楽しもうと思うの!

 

「よし!行け!!」

「フフフ、させるか!」

「…お!入る…か?」

「よし!外れた!」

 

嘘!?絶対入ったと思ったのに…優希はブロックが上手すぎる!!

ぐぬぬ…まだまだ私も負けてらんないよ!

 

「実流も足が速すぎる…なんでそんなに…疲れない?」

 

息をきらしながら、優希は言う。結構ガチだったので、お互い息切れが激しいんだよね…

というのも最近は2時間にわたることが増えたため、土日の定番になったの。

いつも人狼サークルで参加できなかった土曜日の夕方に、2人で天体観測するのがテンプレ!

 

「ねえ優希、お母さんの調子はどう?」

「大丈夫だよ!今のところは平気みたい」

「そっか…よかったね!」

「今日、何か観察したい星とかある?」

「うーん…春の大三角ってまだあるかな?」

「あ~!観察してみる?」

「ぜひともそうしたいです!」

「わかったよ。今日も私の家に集合ね!」

「あいあいさー!」

 

私と優希は家族ぐるみで仲がいいの!

家が近いからね!保育園のころはぜんぜん気づかなかったけどw

えっと、私の名前、読めた?

え?読めなかった?・・・まあ保育園のころから読めないっていじめられてたからしょうがないよね・・・

私は実流!(みる)お母さんが「The milky way」からとったんだ!

お母さんも私も星が大好きで、最初この名前はいじめられるから嫌いだったんだ…

でも「The milky way」は天の川って言う意味だから、大好きになったんだ!

優希は、私をいじめから救ってくれた恩人なの!

優希も星が大好きで、家が貧しいからってあまり物ねだりしないらしいけど、望遠鏡お願いして買ってもらったそうだよ!

私は、望遠鏡買ってもらってもすぐに壊すからだめってw

だから優希と2人で観測してるの!

 

今日も優希と一緒に天体観測!

大好きな星空の下で!

 

 




第4作品はツイッターの投票で「スコープメモリアル」になりました!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。