受肉を果たした円卓の騎士がマスターと暮らすお話 作:Edelstein
俺の名前は藤丸立香…人理継続保証機関フィニス・カルデアのマスター、といっても目立った魔術師でもなく、言ってしまえば数合わせの一般市民…レフ・ライノールの策略でほとんどの腕のあるマスター候補が再起不能になったため、たまたま別室に居た俺だけが助かったから俺がレイシフトをして7つの特異点の人理修復をこなして…いや、こんな事より大事なことがある…それはかのアーサー王伝説に出てきた円卓の騎士が全員俺の家にいることだ、なぜそうなったのか…話をしよう、あれは今から2週間…いや、つい先週の出来事だったか…まぁいい…
「マスター、人理修復お疲れ様でした、我々円卓も微量ながらお力になれてとても嬉しく思います」
青いドレスに身を包み、銀色の籠手を付けている彼女は『アルトリア・ペンドラゴン』わかりやすくいえばアーサー王その人だ
「そうだね、アルトリア達がいなかったら修復できなかったかもしれない…これでマスターとサーヴァントの関係は終わっちゃうけど、元気で…」
そう、サーヴァントの役割は人理修復を手伝うこと、人理が修復されたなら座に還る、ちょっと名残惜しいが必然だ、握手くらいしてから見送ろうと思い手を差し出す、しかし彼女は握ろうとしない、やはりサーヴァントであってもアーサー王と握手なんて恐れ多いのだろうか…
「マスター、手をお下げください…我々はその…マスターに我儘を聞いて欲しいのです…」
我儘…まあ、最後だし、それくらいは…
「うん、いいよ、何でも言ってね、俺に出来ることなら何でもするよ!」
「はい!では、我ら円卓全員きっての願いを…我々は受肉し、マスターと共に過ごしたいと思います」
受肉、それは聖杯に願えば叶う第2の生を過ごすこと…
「受肉?俺はいいけど…ダヴィンチちゃんが何て言うかな…」
「ダヴィンチ女史には既に話をつけてあり、許可をもらってます、しかし我々はサーヴァント、マスターの命令に従います」
「そっか、それならいいよ、円卓って何人いたっけ…?」
「えっと、私と槍の私と、そのオルタと、私のオルタと…水着の私と…変な私を殺すマンの私と、そのオルタと…サンタの私と、水着メイドの私と…くらいでしょうか…あとは、ガウェイン卿、ランスロット卿、トリスタン卿、ベディヴィエール卿、バーサーカーのランスロット卿、ギャラハッド…いいえ、マシュ卿も、ついでにあのロクデナシも…17人ですね」
「多いなぁ…俺の家に入るかな…」
「何なら選別しましょうか?」
「いやいいよ、ちょっと申し訳ないし…わかった、聖杯にお願いしてみるよ」
「はい、お願いします♪」
そして今に至る、家はダヴィンチちゃんが気を利かせて増築してくれたので何不自由なく全員は入れる大きさになった、さすがに両親は驚いていたし、母が少し多すぎると言ったがガウェインとランスロットのイケメンコンビが寂しそうな顔をすると軽々と入れてくれた、その時の父の顔は忘れられない…そんな訳で俺の日常+円卓が始まった、明日はどこへ行こうか…
Continue……
はい、初めての投稿で拙い部分がございますが皆様の暖かい目で見守ってくだされば幸いだと思います