受肉を果たした円卓の騎士がマスターと暮らすお話 作:Edelstein
「立夏ー、立夏?あぁいたいた、ちょっと悪いんだけど草刈りしてくれないかしら?」
この人は俺の母さん…普通ーの主婦をしている、昔はやんちゃだったと祖父から聞いているが今はそんな事なく、平凡に過ごしている
「えー…めんどくさいなぁ…」
「マスター、よろしければ不肖このガウェイン、庭に生えている雑草全て灰にして見せましょう!」
このイケメンはガウェイン、正午までは力が3倍になるというチートみたいな能力を持っている、こいつも顔がいい…クソッイケメンメッ!とか言ってる場合じゃない、ガウェインなら本当にやりかねない!
「さーて、そろそろ草刈り行こっかなー!」
「さすがはマスター!母君のお申し付けをすぐこなしに行くその姿!感服しました…このガウェイン、余計な言動をお詫びします…!」
なんかこのイケメン感動してる…まあいいや、行こ…
「あ、先輩!先程お母様から聞きました、草刈りに行くのですよね?このマシュ・キリエライト、お供します!」
ふんすっ!と麦わら帽子を被ってくるマシュ…可愛い…
「うん、ありがとう、じゃあ行こっか」
「はい!」
~約2時間後~
「ふぅ、終わった終わったー…」
「お疲れ様です、マスター、マシュ」
スポーツドリンクを渡しに来てくれたベディヴィエール…ありがたやー…
「ありがとうございます、サー・ベディヴィエール」
「いえいえ、ところでマスター、先程父君と将棋をしていたモードレッドが癇癪を起こしてマスターの部屋を乗っ取ってましたが…」
あー、そういえば父さんは何段かは忘れたけど持ってたっけ…まあ、モードレッドの事だからルールを2、3個破っても負けたんだろうなぁ…
「わかった、俺が説得しておくからさ、何も言わないであげてね」
「マスターがそれで良いのなら…」
~自室~
「モーさん、いるんでしょー?」
「………んだよ、マスター…俺は今虫の居所が悪いんだ!あっち行きやがれ!」
これはかなり…でもモーさんなら将棋なんて興味ないと思ったんだけどなぁ…あ、でも父さんも父さんでかなりギャンブラーだったな…何か賭け事でもしてたのかな…
「ねぇモーさん、父さんと何か賭け事でもしてたの?」
「うっ…」
あ、今図星の声がした…まあ、ちょっと探る程度なら…
「今日の夜ご飯のおかずとか?」
「ちげーよ!ンなもんでこんなに落ち込むか!」
「えー?じゃあ…服が欲しいとか!」
「違うわ!服ならマスターの母君が買ってきてくれるわ!」
参ったな…これ以上思い浮かばないよ…何を賭けたんだろ…
かなり遅くなりました…しかも前編…あぁ違うんです!モーさんと立夏パパは何を賭けてたのか…それを決めて欲しかったんです!決まり次第後編に取り掛かります!