ー暗黒の支配層ー中央部。
「次々と階層エリアに、異世界からの住人が入ってきているようです」
『増援を艦隊に集めて、我が星の天空に配置せよ。集めた情報を逃してはならん』
ブツンと通信が切れ、男は機械兵隊のいる大部屋に入る。
「ドロイドの諸君、戦いの時は来た。この星に侵攻している奴らを根絶やしにするのだ」
ドロイド軍団は大艦隊に乗っていく。階層エリアにいる仲間たちは外の様子を知らないまま、星の外で大規模な戦争が始まろうとしていた。
ー宇宙空間ーマクロス艦隊方面。
「膨大の量の艦隊と、機体に搭乗している機械兵がこちらに向かってきます。数はおよそ、500近くと思われます」
キャシーがそう告げると、星から飛び出してきた無数の艦隊や機体がアイコンに表示される。
「戦闘準備開始!」
「お待ちください。我々と違う艦隊が、別方面で戦闘を行なおうとしています!」
ー宇宙空間ーエターナル方面。
「ムウ、まだ3人とは連絡取れないの?」
『無理だ。ジャミングが働いていて、フリーダムやジャスティスの反応はあるんだが、ラクス嬢さえ無事なのか分からん』
通信に入れ替わり、
『こちらバルドフェルド。ラクスに代わって、エターナル艦長しているが、どうやら敵さんが戦争を持ってきたようだよ』
アークエンジェル艦長のマリュー・ラミアスは、アイコンに表示された膨大な量の敵に気付く。
「戦闘機、艦隊に戦闘準備をお願いします。ラクス、キラ、アスランを救うまで我々は死ねません!」
アークエンジェルから、たくさんの機体が飛び立つ。
ー地上階層ー黒の騎士団イカルガ。
「ゼロがルルーシュだと分かっていても、カレンや一般市民は巻き添えにできない。こちらには、中華連邦の艦隊や、ブリタニアの援軍もある。カレンを救うんだ!」
おおー、と再び黒の騎士団として集まったメンバーが叫ぶ。たくさんの階層に現れた援軍が、行方不明になった仲間を救うために集い始めていた。機体や艦隊のほかに、また別の軍隊を持った援軍が空間の歪みから仲間を救おうと駆け付けていた。
秀麗、国王劉輝、文官絳攸、武官楸瑛、尚書令悠舜を助けんがため、国王代理を務めるリオウが援軍を送ったものの、歪みのせいで援軍に送った軍隊もその世界から消えてしまい、この星の階層エリアに現れていた。
「おい、白!俺たちいったいどこにいるんだよ!」
「聞くな!黒 燿生!分かるか!」
2人の言い争いに、下の武官たちは溜息をついていた。空中には敵の機械兵隊が静かに飛んで探索していた。
キラ、アスラン、シンは、それぞれの機体に乗り、攻撃してくる機械軍団をことごとく破壊していたが、補給艦隊がいないこの戦いに、3人は勝ち目が見えがなかった。
「キラ、シン。それぞれの目で、この場所から脱出できる入り口を探してくれ!敵の攻撃に気を付けろよ!」
3人は別々に分かれて、出入口を探す。
ジュード一行は、見知らぬ土地を転々と歩いていた。機械軍団との戦いは、ジュードたちの世界の巨大メカであるガンダラ要塞防衛ゴーレムを倒した経験があるので、力ある限り機械軍団を破壊していった。
「で、ジュードくんの考え方では、俺は使えないが、マナ以外の物質がこの場所にあるってことかい?」
「おそらくね。目に見えない分、確信はないけど、機械兵を操っている力も僕らの使うマナじゃないってことだよ」
精霊の主を引き継いだミラ・マクスウェルが存在し続けられるこの場所から見て、大量のマナがあるに加え、マナを必要分くらいしか発動できない状況を見ると、他の物質、いわゆる他の世界の力が影響しているとしか考えられない。
「おい、サスケ。何で、そんなことが言えるんだってばよ〜」
ジュードたちは身構える。この声の主からは、自分たちの使うマナが感じられない。
ナルト、サスケ、サクラは、ジュードたちにぶつかる。
「ふん、敵なのかお前らは?」
ナルトたちも、必要分のチャクラしか練れない。ナルトとサクラは自らのチャクラを手に集中し、螺旋丸と千鳥を作り出す。
ジュードとミラは、お互いの必殺技である魔神拳とフレアボムを使い、奥義を繰り出す。
二つの力は拮抗し、その衝撃が全体に広がる。
「ちょっと、ナルト、サスケくん!」
「よしなさい、ジュードさん、ミラさん」
サクラとローエンは近寄り、お互いが敵でないことを悟る。
「どうも、お騒がせしました。私は春野サクラ。木の葉隠れ忍びの里から、ここに光の球のようなものによって連れて来られました」
「私は、ローエン・J・イルベルト。リーゼ・マクシアのカラハ・シャールのシャール家に仕える執事でしておりましたが、現在ガイアス王の側近として戦略担当などを受けおっております」
サクラとローエンは、それぞれの世界の名を聞き、お互いが別々の次元から来た存在だと知り驚く。またここに、別々の世界が人という存在を通して繋がったのだ。
ナルトとジュード一行が出会った頃、各階層エリアでは様々な戦いが起ころうとしていた。
カレンや秀麗、ランカなど女性陣の側にも、機械兵団が迫っていた。カレンはランカとともに紅蓮可翔式を動かすことができた2人は、別の階層エリアで蜃気楼とランスロットの電波を感知する。
ルルーシュは夜神月と相良宗介とともに、ようやく蜃気楼の下に辿り着いた。宗介は蜃気楼を知っているので蜃気楼の中に入り、動かせるかどうかいじっていた。
「信じられない。僕たちの世界はまだ、ロボットは発明されているけど、こんな恐ろしい機械は作られてない」
「だろうな。宗介の仲間の、千鳥要だったか、彼女も宗介に会う前はお前みたいな戦闘機体を信じられないような顔をしていたそうだ」
宗介が蜃気楼から降りて来た。
「動かせるようだ。でも、お前の仲間がいない以上、燃料にも限界がある。それでも動かす気か?」
『優先順位は明らかだ。仲間がいないからこそ、見つけるのにこいつが必要だ。蜃気楼のデータ解析では、ここの場所も把握できる」
ルルーシュは蜃気楼に乗り、仮面を外す。蜃気楼の倉庫部屋を開き、二人を乗せる。
ルルーシュは蜃気楼のアイコン以外に、別の多数のアイコンが迫ってきているのを知る。
「宗介、お前のメカはなぜ探さないんだ?」
『残念ながら、俺のはミスリルの戦艦の中だ。俺は夜神を守る。何があった?」
「どうやら、敵のお出ましのようだ。今の戦力では勝ち目がない。逃げるが勝ちだ」
ルルーシュ、いや、ゼロは蜃気楼を動かして離れる。けれど、敵の機械兵団はその動きに気付き、蜃気楼を追ってくる。ルルーシュは蜃気楼を上空に昇らせ、一気に殲滅を図る。だが、昇っている途中、空に限界があることに気付いた。空に見える、最上空に壁があるのだ。
「まさかと思うが、やってみるか」
ルルーシュは蜃気楼の対空砲を真上に向け、壁の空に撃つ。空の一部が破壊され、本当の壁が現れた。壁には、扉のような形状のものがあり、ルルーシュは別のミサイルを撃ち、扉を破壊して開ける。
『どうした、ゼロ?』
「やはり、この星は意図的に構築された世界だ。とりあえず、私の指示に従ってくれ」
蜃気楼は扉のあった場所に入り、階層を抜ける。ようやく、3人は別の階層へと入ったのだった。
カレン、シャーリー、ランカなどの女性陣は、カレンの紅蓮を盾にしてこの地を調べる。敵の機械兵団は、間近に迫っているが、カレンは紅蓮があるので、ギリギリまで戦い彼女らを守ることを決めている。男はいるにいるが、老人と死神のみ。彼女らの仲間か、自分の仲間の黒の騎士団が来るまで、こうしているしかない。
ー第6話に続くー
何かスターウォーズ的な展開に入ったような気がしますが、どうぞお気に入りなさらずにお読み下さい(・ω・)ノ