多世界融合ー囚われの生命者ー   作:レイガース

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この話では、これまでの回で姿を見せなかったキャラがどんどん出てきます。いわゆる、すっかり忘れてたキャラ探しと、他のキャラが交わる面白味のある展開ですね。

人間は固まると分裂し、争いが起こる。故に、人は醜く、上を目指して壊れていく。ルルーシュやアルトたちは、それぞれ世界が違うからこそ、共存を拒み、個人の力で生き残ろうとする。果たして結末はどのように向かっていくのか。


不可解な階層 : 3

スザクと、ルーク一行は、たくさんの戦闘機と戦いが終わり、一息ついていたところだった。だが、ルーク以外のメンバーは、この星の異変に気付いていた。

 

「感じますか、ティア?」

 

「ええ、他にもいる。私たち以外に、マナを使える人間が。それに、人間じゃない別の何か、精霊かもしれない」

 

敵の機械兵団と戦闘機は今も、上空を彼等を探しながら飛び続けている。

 

ー第4階層エリア。

 

ブレラとアルトは、機体を3階層と4階層の間の通路に置き去りにして、このエリア階層に進んだ。マクロスクォーターからの援軍も来ない。

 

「ランカとシェリル・ノームの居所は、別の階層にあるようだな。だが、階層といっても、星の形がデカ過ぎる。木星ほどある」

 

ブレラは冷静に分析してるが、アルトは敵が来ないか、銃を構えながら辺りを警戒している。

 

「そんなにいきり立つな。こんな狭い通路に、敵も迂闊に入り込むまい。お前はシェリルのことだけ、頭に入れておけばいい」

 

「なっ、ブレラ!それじゃまるで、シェリルだけ好きみたいだけじゃないか!」

 

冗談だ、とブレラは笑う。その時、反対側から人の気配を感じる。

 

「おい、スイッチ。よくこんな通路見つけたな〜」

 

『当たり前だ。途中、道が壁にぶつかって、中が空洞と分かれば、道があるのは理論上、通路がある』

 

ヒメコはスティックを振るい、邪魔な弦を切っていく。そして、二つの一行はぶつかった。

 

「民間人か。お前たちはどこから来た?」

 

「俺たちは、こいつの、スイッチのパソコンに描かれている階層を昇って来たら、ここに止まったんだ」

 

ブレラは、スイッチという少年のパソコンらしきものを見る。

 

「お前たちも来い。お前たちは民間人の上、戦闘経験は素人だ。私たちはプロで訓練を受けている。ついて来てもらおう」

 

スイッチはボッスンとヒメコに頷く。プロに任せたほうが守ってくれやすい。情報が少ない、自分たちではいつ死んでもおかしくないのだ。

 

ー第3階層ー崩れた街。

 

歩きながら、情報を集めているダン、クラッキー、まゐは、それぞれのスピリットを召喚して、謎の男ギリアスに立ち向かっていた。

 

『その程度か、お前たちの力は?』

 

ダンのサジットアポロ、クラッキーのヴァリエル、まゐのジークヴルムノヴァにダークヴルムノヴァの、4体のスピリットがギリアスに攻撃しているのに、なぜか攻撃が効いていなかった。

 

『私はホログラムだ。常に、私の周りには、たくさんの無人機が動いて守っている。人間ごときの力ではこの私にも勝てん』

 

「やってみないと、分からないことだってあるんだよね。ダン、まゐ、攻撃を続けるぞ!」

 

クラッキーの声に、ダンとまゐは頷く。しかし、遠くから、銃を構えてホログラム投影機を狙って男が一人見ていた。

 

ー暗黒の支配階層ー第二エリア。

 

「ギリアスは今、一つの勢力と遊んでいるようね」

 

女は、たくさんの人間が眠る場所で、ギリアスの進める計画を早めていた。

 

「何のために、ここまで復活の過程を進めたと思っているのか。もうすぐ、もう少しで本当の悪夢が蘇る」

 

女は、一つのカプセルから1人の男を完全にならないまま復活させた。

 

「誰だ?この私を復活させたのは?」

 

「異界王。ようやく、お目覚めのようね」

 

女は異界王に手を伸ばす。

 

「世界はあなたが望むよりも、多くの成果と過ちを犯して成長しました。幾多の並行世界は、やはり似ている。どんなに枝分かれしようが、結末は一つ。あのお方の望む通り」

 

異界王は、足を伸ばして女の下に進む。

 

ー第一階層ー海。

 

カレンは皆を連れ、機械兵団の攻撃をシールドで守りながら限りある弾数で機械兵士たちを破壊していく。天空上空には、新たに出現した機械兵団を送り出す母艦が複数存在している。

 

カレンの紅蓮では限界があり、C.C.のランスロット・フロンティアは前方を守って、先陣を切っている。

 

その戦いを監視している者がいた。監視者は、ギリアスに連絡を取る。

 

「こちら、エンジェウム。計画は次の段階に入りました。どうぞ」

 

『我々の目的は、あくまで機械を操る人間たちだけだ。アレを使い、必要のない世界の人間たちは消えてもらおう』

 

エンジェウムは了解、と頷く。エンジェウムはロボットを呼び、乗り込む。

 

まだまだ追加していきます。お楽しみに。

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