魔法少女リリカルなのはvivid もう1人の聖王の末裔の物語 作:ゲストU
先程のアインハルトさんとの試合あまりにもいつものやり方と違う無茶をやらかしたのでヴィヴィオはノーヴェにお説教されてます
その間にジークさんやヴィクターさんはイクスのお見舞いするらしい
そんな中、俺はひとり散歩していた
こっちなんて戦ってもないのにお説教なんてゴメンなのだ
ジークさんとヴィクターさんはシャンテが案内してるし
という訳で街を散歩していたはずなんだが
俺は今全力である人物を追っている
本来居ないはずの人間
いつぞやの事件で亡くなったと聞いたしそれを受け入れてもいた
それでも諦めきれてなかったのかもしれない
「はぁ、はぁ どこいった…」
見つけて、追いかけて、見失って そう思ったら見つかって。
それの繰り返しだった
正直言ってしまうと
「誘導されてる…よなぁ…」
そう思わざるを得ない位には都合よくすぐ見つかる
事のきっかけは簡単だ街を歩いていると突然念話が来た
とても懐かしく もう聞けないはずの声が
魔道士は当然一般人でもごった返してるのに誰だと思ったが生まれのことを引き合いに出されれば黙っているわけにはいかないくらいには沸点が低いのでついつい挑発に乗ってしまったわけで
正体暴いてやる!って意気込んで追跡開始した結果
今に至る
というか頻繁に《こっちだ…》とか言われてるあたりバッチリ誘導されてますねはい
そうこうしているうちにまた見失った
「一体どうなってやがる…」
いつの間にか人気のない開けた公園にいた
そう、人気の無いのはともかく遮蔽物はほとんど無いのだ
それなのに見失った
「どこだ…」
「よくここまで付いてこれたな」
「っ!?」
後ろ!? 人の気配とかなかったはずにのに!?
「おいおいそんな警戒すんなよ」
そこにはフードをかぶっている男がいた
「やっぱり…あんたそうなのか?」
「お前の予想通り、という訳じゃないけどな」
「どういう事だ?」
「答えは分かってるだろうに」
「生きてたんだね」
「生きてるのは奇跡だけどな」
すると背を向け数歩進み振り返り
「かかって来い、相手してやる」
「どう言うつもり?」
「体を動かしたくてたまらないんだろう?」
「分かるんだ」
「当たり前だろ?一応お前らの親代わりした事あるんだから」
「だったらなんでっ!今更!」
セットアップして突撃し蹴りを放つが
「っ!」
あっさり防がれる
「いい一撃だ だが、まだ甘いな!」
足を払われ腹に一撃を受け吹き飛ばされる
その後しばらく殴り合いを続けたが
その男に攻撃が通ることはなかった
「はぁ、はぁ くっそ…」
「魔力運用はなかなか上手いがまだまだだな」
どれくらいたったか分からないが疲れて動けなくなっていた
「そう…かよ…」
「だいぶ疲れてんな」
「うるせぇ…」
「お前本気出してなかったろ」
「なんで…」
「お前はまだ…何かを隠してる」
「う…」
「ルインス…名前も見た目もそっくりだな」
「そりゃあね…」
「とりあえず入ってる連絡先適当にみて助けてって送っといたから」
「はっ?ちょっなにして」
「安心しろ、ここであった事はお前は覚えてないから」
「あんた何言って」
「────」
何か詠唱のようなものを聞いて
俺は意識を失った
意識を失う直前
────強くなったな、シルヴァ
そんな声を聞いた気がした
「…る シル!」
誰かに呼ばれてる 体もゆすられて
「ん…」
「あっ!起きたんだね!良かったぁ~」
「あれ…フェイトさん?」
「いきなり助けてなんて連絡来たから急いできたらこんな所で寝てるし何かあったの?」
「んーと あれ?」
何があったんだっけ
「覚えてないの?」
「そうみたいです」
「もう遅い時間だし一緒に帰ろっか」
「はい」
「シル!どこいってたの!」
家に帰ると既にヴィヴィオがいた
「さぁ、どうだろ?」
「もうご飯出来てるって、いこ!」
「わかった」
それから家に帰ってよく思い出そうとしたけれど結局思い出せなかった
何故かは分からないが 自分は前に、上に向かっているんだと
そう思えた
オマエハイッタイダレナンダ-
この話にサブタイを付けるとするなら
「懐かしいあなたへ」
とでも言ったとこですかね
ネーミングセンス無いのよ
次からは学院祭編に入っていきたいと思います
それではまた次回お会いしましょう!