魔法少女リリカルなのはvivid もう1人の聖王の末裔の物語 作:ゲストU
「はあぁぁぁぁ!」
試合開始直後シルヴァは距離を詰めに行ったがそれを簡単に許すフェイトではない
「簡単には当たらないよ!」
「そんなことはわかってるけどね!」
『PhotonSphere Three photonlancer fifteen』
フォトンスフィアを3つ展開したシルヴァは15発のランサーを放つ
「フォトンランサー!」
迎撃のためにフェイトもスフィアを形成する
「「ファイア!」」
同時に発射された同じ数の槍は全て直撃し相殺したかに思えた
『Defenser』
「くっ!」
僅かにフェイトのランサーの方が固く数発相殺しきれなかったようだ
それに対処したまでは良かった
だが目の前にフェイトはいない
「しまった!」
「そこっ!」
背後にはデバイスを鎌形態にしたフェイトがいた
「アクセルッ!」
シルヴァを捉えたかと思われた刃はアクセルスマッシュによりそらされた
しかしそれは直撃を回避しただけだった
「(なんか、こういうの懐かしいな)」
フェイトはシルヴァと戦いながら昔の、なのはと出会ったばかりの頃を思い出していた
なのはは話がしたい
シルヴァは勝ちたい
ひとつの目的に向かってひたむきに努力して戦っていたあの頃
「ルインス!モードセイバー!」
「(いけない、集中しないと)」
シルヴァの一言で意識を思い出から戻したフェイトは驚いた
剣の形状が全く違う
フェイトのザンバーと同じ見た目をしていた剣は片手剣サイズになっていて魔力刃も細身の剣のようにになっていたのだ
「(これが勝利の策一つ目!当たらないなら範囲攻撃で当てる!)はあぁぁぁぁ!」
「その距離なら、当たらない!」
『energywave』
直後魔力が波のような形で飛んできた
「なっ!?」
不意をつかれたため直撃を受ける
「凄いな…バルディッシュ、ライオットブレード」
『yessir』
そして剣での戦闘が始まる
そして何度打ち合ったわからなくなってきた頃のことだ
「予想以上に成長してて親としては嬉しいよシルヴァ」
「それはどうもっ!」
「でもこれはどうかな!」
「っ!?バインド!?いつの間に…」
いつの間にかライトニングバインドを仕掛けられていた
バインドに捕らわれたシルヴァは動けない
その隙を見逃すわけがなくフェイトは決めにかかる
「行くよ、シルヴァ。フォトンランサー・ファランクスシフト!」
「なんっ!?」
次々と形成されて行くスフィアに対しシルヴァは対抗手段を持っていなかった、前までは
『PanzerGeist』
全身を覆うように展開される防護魔法
それでもないよりはマシという程度だが障壁を展開しある魔法を発動させ魔槍の嵐に備える
「打ち砕け!ファイア!!」
降り注ぐ魔力弾を受けながら思い出す。
それは10年も前の記録
我が母高町なのはとフェイト・テスタロッサの、最初で最後の本気の勝負
決めてになったのは集束砲撃 ブレイカー
攻撃に難のある自分はヴィヴィオと一緒に足りない部分を補う技術を生み出そうと
そしてある魔法を完成させた
ヴィヴィオはどんな攻撃もと防ぎきる程の局所的防御魔法セイクリッド・ディフェンダー
それに対しこちらは砲撃魔法
ディバインバスターよりも強力などんな相手も飲み込むほどの砲撃を
防御に全力を注いでいると嵐がやんだ
全弾打ち尽くしたのだ
「これで…」
「ロック…」
勝利のための仕込みは終わる
「バインド!でもシルのなら」
「させねぇよ」
『Divine Buster』
高密度に圧縮したディバインバスターを放つ
「!?お、重い…」
弾丸のように障壁を削り続ける高速砲はファランクスを撃ったあとでもバインドを解除する余裕を与えないほどの威力を持っていたのだ
もはやシルヴァは魔力切れ寸前こっからの攻撃手段で決め手になるのは一つだけ
バスターが爆発し周りに煙が立ちこめる
煙が晴れた頃にフェイトは違和感を覚えた
シルヴァのスタイルなら煙に紛れて攻撃してきてもいいはずなのだ
それが…ない
自分より上の位置に強大な魔力反応
「まさか!っバインドが!」
バインドが重ねがけされたのだ
上を見上げるとそこには、巨大な虹があった
「うけてみてフェイトさん。これが今まで俺達がやってきたことの全て、努力の結晶!」
「まさか、集束…砲撃…」
「(全くそっくりだなぁ、でも)」
そう、初めて本気で戦った時もバインドで動けなくて、こうやって最後にブレイカーが飛んできた
「親としてはこんな所で負ける訳には行かないんだよね!」
片腕だけバインドを外しシールドを5重に展開する
あの時は何も出来ず無抵抗で食らったけど
10年も経っていたら同じ失敗はしない
魔力は少ないけど何もしないよりはマシだ
「最後の一撃、受けて立つよシルヴァ!」
「一閃必中!」
「セイクリッド…」
「ブレイザ──────────!!!」
放たれた砲撃はフェイトを障壁ごと吹き飛ばした
そこまで高度はなかったので大きな怪我はなかった
魔力はほとんど残っていないが
一方のシルヴァはブレイザーを放ったあと大人モードが解除され地面に墜落していた
どちらもダウン判定でカウントが進む
カウント残り5
「まだ…やれます!」
頭から少量血を流していたがシルヴァは立ち上がったのだ
フェイトは先程のダメージかなかなか立てないでいた
そして─────
カウントが終わった
ヴィヴィオ同様にシルヴァは判定勝ちだが
執務官相手に勝利を収めたのだ
フェイトは終わった直後に立ち上がることが出来た
血を流しているシルヴァを心配していたが
『ここでシルヴァ選手に話を聞いてみましょうか!今の気持ちはどうですかシルヴァ選手!』
「はぁ…はぁ…」
『あのー?シルヴァ選手?』
息を整えているものかと思われたが違った
直後 シルヴァは気を失ったかのように倒れた
その後の検査では魔力の使いすぎで寝ているだけだという
こうして二人の聖王の末裔は自分自身のライバルと、親相手に勝利を収め
戦技披露会は幕を閉じた
ここまで読んでくれてありがとうございます
もうすぐ完結
この作品にお付き合い頂いた皆様本当にありがとうございます
完全後付け設定なのですがこの作品同作者の二次創作のどれかと同じ世界なのです
ですのであるオリ主が登場しませんでしたが存在しているのです
それではまた次回お会いしましょう