5月4日 午後8時22分18秒
人間国宝
死んだ筈なのだが………
今、大垣御幸は見渡す限りの白の世界にいる。
そして目の前には幼女がいる。
「たしか、俺は75のジジイで死んだと思うんだが?」
「そうね、うん確かに貴方は死んだわ」
「じゃあ何で俺はここに立っている?それも全盛期の体で?そしてお前な誰だ?」
「貴方の気持ちは分かるわ、でもまずは落ち着いてちょうだい。後、そんな一気に質問しないでくれる?」
「あ…あぁすまんかった」
「それで宜しい。じゃあまずは私の事からね」
そこから彼女は事細かに説明してくれた。
彼女の名前はメタトロンと言ってかなり有名な神様で今俺のいる真っ白な世界も彼女の監視下の元にある世界らしい。彼女曰く自分は五万といる神の中で頂点に居てその力はビッグバンに匹敵するとか?しないとか?、そして何故俺がここにいるのかと言うとメタトロンが監視してるのは主にアニメの世界でその中にある【問題児たちが異世界から 来るそうですよ?】の世界が安定してないらしく、安定させるためにこの俺大垣御幸が指名されたわけだ。何とも有難迷惑な話だ。ついでに問題児の世界に付いても教えて貰った
「ふむ、話は分かった」
「理解が早くて助かるわ〜」
「あぁそうだ、もう一ついいか?」
「何かしら?」
「まさかとは思うがタダ働きじゃないよな?」
「そ…そのような事があろうはずが御座いません」
「だよねぇ」
メタトロンは苦笑いを浮かべて顔を縦に振った事を確認した上で大垣は話を進める
「じゃあ、俺からの条件は二つ」
大垣が人差し指を立てて一つ目の条件を言う。メタトロンはゴクリと生唾を飲み一言も聞き逃さぬように大垣の顔を凝視する。
「まず一つは、あっちの世界で絶対に負けない力だ」
一つ目の条件を言い終えて、もう一本指を立てて最後の条件を言う。
これもメタトロンは聞き逃さぬように大垣の顔を凝視する。
「俺の進めていた研究を完璧な状態にして欲しい」
「分かったわ、一つ目の絶対に負けない力って具体的にどの位なの?」
「どんな奴が来ても瞬殺、秒殺出来るぐらいの力」
「ほんとに良いの?つまらなくなるわよ?」
「それでいい、楽したいからな」
「分かったわじゃあ始めるから十分位にじっとしてて」
「ん」
「準備完了よ」
「これと言った変化は見られんが…まぁ当たり前か」
「力に関しては行ってから試してちょうだい」
そう言ってメタトロンは床にワープさせるための穴を作り送り出す準備を整える。
「ここの穴に入ればあっちの世界に行けるわよ」
指さすさせには真っ白な世界にポツンとある真っ黒な穴、
「これ…大丈夫なのか?」
そんなものを見たら誰だって不安、疑問ぐらいは浮かぶのは当然だ、問われたメタトロンは満面の笑みで返答した
「きっと大丈夫さ、心配するな♥」
「お…おう、じゃあ行ってくる」
メタトロンは手をヒラヒラと振り大垣を見送り姿が見えなくなったことを確認し、椅子と机とテレビを創り出しテレビを見始めた。画面に映るのは大垣御幸であった
「さぁ〜ってどれ程の人か見させてもらうわよ人間国宝君♪」
メタトロンが椅子に座ろうかと思ったらコツンと椅子の足に何かが当たる音がして、メタトロンはしゃがみ込み確認する
「およよ?なにかしら?」
球型?のような物を手に取り見てみるとメタトロンは驚愕した
「う……嘘でしょ!?」
手に取ったそれは大垣御幸か希望した『絶対に負けない力』だった
「ま…まさか…拒絶したっていうの!?」
そういった考えに至ったメタトロンは再度球に目を落とす
「あれ?でもちょっとだけ減ってる………はっ!」
考えた結果メタトロンは一つの答えを導き出した。
それは、元々大垣御幸は既にあっちの世界に行ってもほとんど負けることの無い程の力を有していた、大垣御幸はそれを見越した上でメタトロンに足りない分の力を要求した。つまりダシに使われたわけだ
「これは……一杯言わされちゃたわね」
☆HA・HA・HA☆と少し大袈裟に笑うい仰け反った状態で小声でこう言った
「それで死ぬようなことがあったら承知しないわよ?大垣御幸」
ここから、人間国宝大垣御幸の新たな人生が幕を開けるのであった
「ヾ(゚∀゚`o)ネェネェスバるん君」
「何だメタトロン」
「もしかして私の出番って最初の1話だけ?」
「そのつもりだが?」
「(゚◇゚)ガーンこの後に出そうかなって思ってたりする?」
「それは無い希ガスは18族!」
「そ…そう」
という訳で今回からこちらの作品を出すことにしましたので
感想等々あったら書いてください