例:オカルト中戦
プロローグ
「すまない! お前を殺してしまったのは俺の不注意だ!」
……俺は
さすがにそんな偉い人が俺に頭を下げていたら俺の取る行動は一つしかなかった。
「ちょ、いいです。分かりましたから、いい加減頭を上げてください」
多少テンパりながらではあるが、それでも一応神様に告げることが出来た。
「本当にすまなかった。お詫びと言うか、俺の不注意だからお前には特典をつけて転生させよう。さあ、何が欲しい?」
イエーーーーーーイ! やったぜ転生だーー! 何貰おっかな!? ……ふう、読者の皆さますいません。少しだけ調子に乗りすぎました。いや、高校三年の俺がこんなこと言うのもちょっとあれなんだが、俺は結構こう言う転生とかに憧れていた。まあ、そんなどうでもいい話は置いといて、さっさと神様に特典を告げますかな。
「じゃあ、転生する世界をイナズマイレブンの円堂世代にしてくれ!」
せっかく神様が俺に特典をくれると言うので、もう少しだけ贅沢に貰っておこうと思い、俺は頭を捻ったが、他には何にも思い浮かばなかったのでやめた。
いや、これだけでも十分すぎるくらい贅沢だな。
「そ、そんなんでいいのか? もっとチート級の特典でもいいんだぞ?」
「いや、別にそんなのは望まないけど。あ、でも強いて言うなら俺もイナズマイレブンの必殺技を使ってみたいな。……あと、いや、やっぱこの二つでいいや。あの世界の奴らと絡めるかは俺次第だし」
イナズマイレブン───それは俺がハマったサッカーゲーム。
俺が小学生の頃で仲間たちの間ではサッカーと言えばイナズマイレブンというのがお決まりなほどだった。
中でも俺が一番好きだったのは
イナイレの世界に転生する以上は諦めるしかないか。
最初は神様にアフロディを女の子にしてくれ、とか頼もうかと思ったけど、これ以上の贅沢は望めねえな。
「そうか、分かった。じゃあお前の願いはしかと聞き届けよう。じゃあな、第二の人生噛み締めて生きろよ」
「おう! せいぜいサッカー楽しんでくるぜ!」
そして俺の視界は光に包まれ、次に視界が晴れたときには俺は赤ん坊になっていた。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「変わった奴だったな。大抵はチートを望むはずの特典を、まさかあんな単純なことに使うとは。……どれ、俺からのせめてもの手向けとして、アイツが望んだ二つの特典以外にもう一つ何か送ってやるとするか。……えーと、アイツの前世のプロフィールはっと」
大司を送り出した神は一枚の紙を取り出した。
そして彼の前世でのプロフィールを読み上げていく。
「ふむふむ。イナズマイレブンの世界ではアフロディが大好きだったと……だかたしか、アフロディは男のはず。……おっ! ふふふ、よし、俺からのプレゼントはこれにするか。楽しくなりそうだ」
神が不気味な笑みを浮かべていることは、ただ今赤ん坊になっている彼は知る由もなかった。
何故所々を省略するのかというと、ヒロインを早く出したいからです。