神向がアフロディ達世宇子中で特訓を重ねてから少しの時間が過ぎたころ、円堂達もまた新たな仲間たちとともに地上最強のチームを作る旅を続けていた。
その道のりの中で、塔子、吹雪、小暮、そして浦部という4人の仲間が加わった。
そして、一行は浦部のチームが見つけ、使用していた謎の修練場でジェミニストームをはるかに超える強さを誇ったイプシロンとの試合を3日後に控えた日のことだった。
「けど、本当にすごいんだね神向くんと豪炎寺くんって」
新たに加わったメンバーの一人である
話題はもちろん、奈良でチームを抜けた二人のことだ。
「ああ! 吹雪にもいつか見せてやりたいぜ!」
円堂の朗らかな笑顔に吹雪も微笑む。
そして、そっと立ち上がる。
「僕も、もっと頑張らないとね。……染岡くんの為にも」
吹雪は最後にそう言い残して、再びトレーニングに戻った。
そう、ここに来るまでの間に、影山の作り出した真・帝国学園との試合によって染岡が負傷。
離脱を余儀なくされることとなった。
吹雪は、そのことを他のメンバーよりも深く捉えているのである。
そして一人その場に残った円堂は、己の手を見つめる。
「(神向、豪炎寺。お前たち、今どこにいるんだ? 何をしてるんだ?)」
今このチームに存在しない二人問いかける円堂。
だが彼は、その後すぐに顔をパンッ! と叩いて立ち上がった。
「いや、あいつらもきっとサッカーをしてるんだ! きっと今、こうしている間にもあいつらは強くなっている。負けてられるか!」
そう叫び、円堂も再びトレーニングに戻る。
今は離れていても、気持ちは一つ。
もう一度、みんなで楽しくサッカーをするために―――。
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その思いは、遠く離れても―――。
「お?」
「どうかしたのかい?」
「いや、なんでもない。さあ、今日も練習を始めようぜ!」
『おお!』
「(頑張ってるんだよな、円堂、豪炎寺、みんな。負けないぜ!)」
同じ仲間を奮い立たせることが出来る。
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そして3日後―――。
雷門イレブンは、再びイプシロンと対峙した。
「10日もやったのだ。どれだけ強くなったのか見せてもらおうか」
エイリア学園ファーストランクチーム・イプシロン。
そのキャプテンであるデザームが言う。
そして、雷門イレブンとイプシロン、2度目の試合が始まる。
「さあ、雷門中対イプシロン。雷門、リベンジなるか!? 実況は私、角間圭太でお送りします!」
試合開始のホイッスルが鳴る。
最初のキックオフはイプシロンボール。
【メテオシャワーーーーー!!!】
イプシロンFWのマキュアが必殺技であっという間に3人を抜き去る。
そこに、
「行かせない!」
「おお、風丸見事なカバー!」
風丸が抜かせまいと立ちふさがる。
「っ! しつこい!」
「マキュア!」
マキュアの後方から上がってきたゼルにパス。
【ガニメデ…プロトン!】
ゼルの必殺シュートが円堂を襲う。
【マジン・ザ・ハンドォォォォォ!!!】
しかし、円堂はそのシュートをがっしりとキャッチした。
「と、止めたぁぁぁぁぁ!!! キーパー円堂、以前は3人がかりで止めたイプシロンのシュート見事に止めました!」
「よおしっ!」
ガッツポーズをする円堂。
シュートを止められ驚くイプシロンの面々。
そして、それを不敵に見守るデザーム。
―――試合はまだ、始まったばかりだ。
オリ主居ないとほぼ原作通りになってしまうからどうしても雷門サイドの話が飛ぶのはご了承ください…