「キリト悪かったな。俺が変なこと言ったせいで‥」
「俺も本当に思ってたことだしいいんだよ」
「そうか‥これからお前はどこ行くんだ?」
「俺は家に戻ろうかな。この間ハチマンを連れてったころ」
「お前ってサチと付き合ってるの?」
「ん?付き合ってるっていうか結婚してるぞ」
「へーそうな‥‥結婚!?クソ野郎‥お前は俺と同じエリートボッチだと思ってたのに‥見損なった」
「何だよそれ‥っていうかお前にはアスナがいるだろ?」
「は?何いってんの?馬鹿なの?」
「はぁ‥‥まぁいいけどハチマンはどうするんだ?」
「俺はそこら辺ぶらぶらしてるよ」
「そうか。じゃあなハチマン」
「おう」
そう言って俺達は別れた。
少し歩いていると眠くなってきた。今日は日差しも天気も最高の設定だ。そう思ってるとちょうどいい草原があったのでそこで寝転がることにした。
本当に寝ると睡眠PKという寝てる間に相手の手でデュエルを仕掛けて殺されることもあるみたいだから寝ると言っても目を瞑る程度だ。
5分ほどそうしてると聞き覚えのある声がした。
「攻略組の皆がダンジョンに潜ってると言うのに貴方は何をしてるの?」
アスナか‥
「馬鹿なの?今日はゲーム設定が全部最高なんだよ。日差しとか天気とかな。こんな日にダンジョン潜ってられるか。アスナも寝転がって見ろよ。最高だぞ」
「分かったわよ‥」
そう言って寝転ぶとブツブツ文句を言っていたのに突然聞こえなくなった。
どうしたのかと思い目を開けて見るとそこには爆睡している副団長(笑)が居た。
「睡眠PKが怖いし見といてやるか‥」
3時間たってもまだ起きない。流石に寝すぎじゃないか?
そんなことを思っているとガサッと音が聞こえてきた
「ん‥‥」
そこにはよだれを垂らしている寝起きの副団長(笑)が居ました。言葉を間違えると死なない程度に殺されるため慎重に俺は発言することにした。
「よぉ‥気持ち良く寝れたか?」
そう言うとそこには顔が真っ赤なアスナがいた。
あれ?何か間違えた?
「一回奢る‥」
「ん?」
「一回奢るって言ってるの!!それでチャラにして!」
「分かったよ‥じゃあ今から行くぞ」
10分ほど歩くとサイゼのようなNPCレストランがあったのでそこに行くことにした。
「やっぱここが落ち着くわ」
「何で?」
「あ?安くて上手い洋風のレストラン。サイゼみたいだろ?」
「サイゼ‥行ったことないんだよね‥」
「お前田舎者なの?」
「千葉だから田舎かもね‥」
「おい。千葉県民として田舎と愚弄することは許さんぞ」
「え?ハチマン君もなの?っていうかそろそろリアルの話はやめよ!」
「そうだな」
「キャァアァァァアァ」
すると突然女性の悲鳴が聞こえてきた。
「何事だ!?」
「ハチマン君!行くよ!」
「分かった」
俺達は悲鳴の方向へと急いで向かった。
時間圏内事件の終盤まで行けるかな?