極寒地帯に来てみたのは良いものの‥
寒すぎね?
VRどこまで進化しちゃってるの?
良く見たらリズが一番寒がってるな‥
俺も紳士だ。上着を貸してやろう。
でも中学の時同じことしたら
「ヒキガエルマジキモい!」って言われてトラウマなんだよなぁ。まぁリズは言わなそうだし意を決するか。
「リズ上着やるよ。俺は寒くないからな」
そう言って渡すとリズは黙ってしまった。
あれ?もしかして嫌だった?俺本当に泣いちゃうよ?
「ハチマンって以外と気が利くのね」
「は?俺が気が利くのは当たり前だ。気が利きすぎて周りから存在を関知されないように過ごしてたからな」
「何それ!どんだけ人間不信なのよ」
「おーーい!イチャイチャしてないで早く来いよ。目的地に着いたぞ」
「イチャイチャしてねぇよ(ないわよ!!)」
リズさん顔真っ赤だよ。きっと霜焼けだよね?そうだよね?
「彼処に眠ってるのがクリスタルドラゴンだ。聞いた情報だと俺とハチマンの二人で掛かれば余裕みたいだ」
「分かった。ってことでリズ。お前は出ていいと言うまでそこの岩影に隠れてろ」
「分かった」
「んじゃ俺が一発切り裂いてくるわ。キリトはその後に続いてく」
そう言い残してはまずドラゴンの尻尾を切り裂くと
ドラゴンが暴れだした。だが俺とキリトにかかれば
ただの中堅MOBだ。後少しで倒せる‥と言う所で
「何よ!余裕じゃない!」
(クッソ‥出てくんなって言ったろうが‥)
当然ドラゴンのターゲットはリズへと向いて氷のブレスを吐き出した。
(間に合えよ!!)
俺は何とかリズを助ける事に成功したがそのまま吹き飛ばされてリズを抱き抱えるようにして穴へと落ちてった
目が覚めるとそこには泣いてるリズが居た。
「あれ?‥死んでねぇのか‥」
「ハチマン!!やっと起きた!!」
急に抱きついてきたので1回匂いを胸一杯に嗅いでから(変態じゃないよ!!ただ疲れてるからリフレッシュするだけなんだからね!!)慌てて離れた。
「とりあえず回復するか‥」
「回復結晶あげるよ」
「ありがとな。もう泣くなリズ。所でここはどこだ?」
「分からない‥」
「キリトはどこだ?」
「あの時離れちゃったみたいで‥」
「んじゃメッセージ取ってみるわ‥ってキリトから100件以上来てるし‥とりあえず返しとくか」
「ほんとに仲良いんだね!」
「まぁ俺が数少ない信用できる人間だしな」
「あんたどんだけ疑心暗鬼なのよ‥私は信用できない側なの?」
「嫌、ピンクの髪の奴は天然でアホだけど信用できるって決まってるからな。お前の事は信用できるぞ」
「何よそれ!!でも信用されてるんだ‥ボソッ‥良かった‥ボソッ」
おい。ボソボソ言ってるけど難聴系主人公の髪のせいで不良に見られちゃう男の子とか数台の専用器で国一つ滅ぼせちゃう兵器にに世界でただ一人乗れちゃう男の子とかじゃ無いんだから聞こえちゃうんだぞ。
勘違いしちゃうからやめてね!
「もう遅いし寝るぞ。ここが何処なのかは明日からだ」
「私寝巻何て持ってきてないよ?日帰りだと思ってたから‥」
「んじゃ俺の使え。俺は地面で寝るわ」
「それじゃあんたに悪いでしょ。そうだ!一緒に同じ寝巻で寝よう!」
ナニイッテルノ?ハチマンワカラナイヨ?
頭がパンクしてる内に急に体に温もりを感じた。
もう入られちゃった?ハチマン君詰みました。
「ちょっと狭いね‥」
狭いどころじゃないいいいい!
ふえぇ‥2つの柔らかいのが当たってるよぉ‥
っていうかこの子もう寝ちゃったの?
寝息当たってるよ?こんなの眠れないよ?
ほんとのほんとにゲームオーバーァァァァァ!!!
(結局寝れなかった‥)
「あ、おはよ!ハチマン!」
「お、お、おはようございます!」
何で敬語になっちゃったんだよ‥
ここで俺はあることに気がついた。
それは地面の事だ。昨日は暗くて分からなかったが良く見ると何かの鉱石だ。その瞬間俺は全てを理解することが出来た。
(なるほどね)
「おいリズ。この下の鉱石を取れるだけ取ってくれ。これが俺たちの欲しかった奴だ」
「え?そうなの?っていうか何で分かるのよ」
「この穴何かがおかしいと思ってたんだよ。んで何の為にあるのかって考えたらあのドラゴンの巣以外考えられない」
「それじゃあ‥この鉱石は‥う○こってこと!?」
「まぁそうだな‥多分もうそろそろドラゴンが帰ってくる。その時に捕まって出るぞ。っていってるそばから来たな」
「わぁ!突っ込んでくる!!」
「リズ。捕まってろよ!」
俺はリズの手を引いて剣をドラゴンに突き刺して何とか食らいついた。
気が付くとその目の前には広大な空が広がっていた。
「出れたぁ!!」
「リズ!ドラゴンから離れるぞ!」
「でもあんた剣は!?」
「もうどうせ使わなくなるからいい!早く離れるぞ!」
「うん!」
俺らはドラゴンから離れて上空1000メートル当たりから垂直落下していた。
「ハチマン!私ね!」
「ん?」
「あんたの事好き!!」
‥‥うん。俺は何も聞こえなかった。
風で聞こえなかったんだ。
「風できこえないぞ!!」
「何でもない!」
その後俺らは無事に助かって駆けつけてきたキリトと一緒に宿へと戻っていった。
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