「比企谷君‥」
「ヒッキー‥」
「先輩‥」
「お兄ちゃん‥」
四人はSAOに囚われてから1年以上目覚めない八幡の病室に来ていた。
(比企谷君が居なくなると寂しいものね‥もし帰ってきたら罵倒するのは少し控えようかしら‥それにしても‥いつ貴方は戻ってくるの?)
雪ノ下が思考を張り巡らせているとドアがノックされる音がした。
「どうぞ」
「君達は誰だい?」
「私たちは比企谷君と同じ学校のクラスメートです。この子は妹ですが‥貴方こそ誰ですか?」
「そうか!ハチマン君もこんな美女達に囲まれてて羨ましいよ。僕は通称 仮想課って呼ばれてる所に勤めてる菊岡です。要するにSAO対策本部だと思ってくれればいいよ」
「えっと‥菊岡さん。先輩はいつ戻れるんですか?」
「僕達はSAO対策本部何て立派な名前持っちゃってるけど実は何にも出来てないんだ‥面目ない‥でもSAOの少しの現状なら分かるよ。今浮遊城 アインクラッドは半分以上攻略されてる」
「そうですか‥じゃああと一年ですね‥」
「菊岡さん。聞きたいのですが全部のSAOプレイヤーを回ってる訳じゃないですよね?仮想課もそこまで人は多くないでしょうし‥」
「えっと‥」
「雪ノ下です。」
「じゃあついでに自己紹介しますね!由比ヶ浜です!」
「一色です!」
「お兄ちゃんの妹の小町です」
「ありがとね。えっと話を戻すと雪ノ下君は実に良いところに目をつけてる。実は僕達はレベルの高い、すなわちSAOをクリア出来る可能性がある人を回ってるんだ」
「その一人が比企谷君なんですか?」
「彼の実力は恐らくSAO内でトップ4だ」
「えぇぇ!?ヒッキーってそんな凄かったの!?」
「お兄ちゃん何覚醒しちゃってるの‥」
「八幡君は何処のギルドにも入っていないソロプレイヤーだけど普段から同年代の男の子と行動してるね。後たまに同年代の女の子とも」
「ヤバい‥ヤバいよ雪のん‥ヒッキーが取られちゃう‥」
「だ、大丈夫よ‥あの人は姉さんから理性の化け物って呼ばれてるのよ?そんなことあるわけないでしょ?」
そう言いながらも雪ノ下は噛みまくりだし手も震えてる。
(全くゴミぃちゃんは‥こんなに女の子を待たせて‥帰ってきたらお仕置きだね)
「えっと‥皆さん‥?お兄ちゃんの事好きなんですよね?」
そう言うと皆が顔を赤くして俯き始めた。
始めに口を開いたのは由比ヶ浜だ。
「私は‥好きだよ。ヒッキーの事大好き」
「私も‥先輩の事が好きです‥だれにも取られたくありません‥」
「私も女垂らし企谷君と3日以上会えなかったら死んでしまうぐらいには彼に好意を抱いてるわ」
「それじゃあ‥私たちもVRMMOやってみません?」
「「「え?‥」」」
「私‥お兄ちゃんの見てる世界を体験してみたいんですよ‥それにお兄ちゃんの見てる世界が分かればもしかしたらお兄ちゃんと少しでも仲良く出来るかもしれませんよ?」
「それは名案だね‥それじゃあ最近流行りのALOやろうか!」
「私は持ってるよ~実は1ヶ月前からALOはやってるんだ~!」
「結衣先輩抜け駆け禁止ですよ!私はこの後買いに行きます!アミュスフィアですよね?」
「それじゃあいろはさんに私も着いていきますね!」
「私は今AM○ZONで頼んだわ」
(皆食い付きすぎでしょ‥いつからお兄ちゃんにモテ期が来たのさ‥)
こうして3人はVRMMOの世界に入り浸る事になる。
余談だがこの直後にキリトとデュエルをしようとしていたハチマンに妙な悪寒が襲ったとか何とか‥
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