アスナside
ハチマン君の指示で岩陰に隠れてるけど特に何も起きないなぁ‥このまま出番は無いかな?
クラディール「しねぇぇぇぇ!!」
アスナ(なっ!)
ハチマン君に何かあったの!?急いで行かなきゃ!!
ハチマン君の身を案じて走って現場に着いたときに見た光景はクラディールに短剣を突き刺してるハチマン君の姿だった。
やがてクラディールはポリゴン粒子となって消えていき
ハチマン君は天をしばらく死んだ目で見上げていた。
その様子を呆然と立ち尽くして見ていた私に気付いたのかゴドフリーが近づいてきた。
ゴドフリー「副団長!!全て私の責任なんです!私が力不足が故にハチマン君は殺人をしてしまった!処罰するなら私を!!」
アスナ「落ち着いて。まずは事情を教えてくれない?」
ゴドフリーから事情を聞いた私は不謹慎だが少しほっとしてしまった。
ハチマン君がラフィン・コフィンのように理由もないのに殺した訳じゃ無くてちゃんと人を助けるために殺したって事が分かったからだ。
アスナ「事情は分かりました。ハチマン君の所に言ってきます」
そう言って私は急いでハチマン君の所に向かった。
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ハチマンside
『殺す』
中高生の会話の中でよく用いられる現代では普遍的な言葉。
軽々しく使ってはいけない言葉。
自分はこの言葉の重みを少なくとも知っていると勝手に思っていた。そもそも殺人何てする機会が無かったからそれさえも楽観的に考えていたのかもしれない。
だがいざこのような状態になると何にも考えられなくなる。
頭に浮かぶのは『人ヲ殺メタ』という事実と死ぬ間際の二人の顔だ。
誰かが必死に話しかけているが誰かも分からない。
手を引っ張られるが殺すときに感じた感触が手に強く残っていて何も感じない。
少し落ち着いて何かを考えられるようになったときに真っ先に考えたのはあいつらの事だ。
最愛の妹の小町。奉仕部の雪ノ下と由比ヶ浜。後輩の一色。戸塚や平塚先生や雪ノ下さんについでに材木座。
もし現実に戻っても殺人何て許されない罪をした俺に接してくれるのか?
そんな訳が無い。いくら血縁者の小町であっても殺人犯とは一緒にいたくないはずだ。
それなら殺したってことを胸の奥に封印して現実で変わることなく過ごしていくのか?
それも無理だ。この事を胸の奥にずっと留めておくなんて苦しすぎるし辛いだろう。
正直に話して拒絶されながら生きるか。
偽って苦しみながら生きるか。
俺は‥どうすればいいんだ?
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八幡×一色の結婚生活を描いています。
興味を持った方は是非!