こうして比企谷八幡はSAOで本物を知る。   作:OzUkI

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ここであのキャラを出して急展開させます。


第43話 欺瞞の関係

大会30分前。じゃんけんで俺が勝ったので後にやる事になった。

まぁやるからには勝ちたいからな。まずはヒースクリフの戦いを見る。

 

 

キリト「はぁ………何で俺がハチマンの戦いに巻き込まれなきゃいけないんだよ…」

 

 

ハチマン「悪いな。そういえばもしお前が勝てばサチと一緒に休暇を与えるって言ってたぞ」

 

嘘です。本当は言ってません。

まぁヒースクリフの事だからそれぐらいはしてくれるだろう。

キリト「まじかよ。絶対勝つわ。それじゃ行ってくる」ガチャ

 

それじゃあ俺も見に行くか。

 

サウサー「ハチマン-いるー?」

 

 

ハチマン「久しぶりだな」

 

 

そういえばラフィンコフィンの事とかボス攻略で全然話してなかったな。

 

サウサー「そのハチマン?二つ言いたいことがあるの。私の気持ち聞いてくれる?」

 

 

ハチマン「…」

 

 

まぁ顔を紅潮させているあたりだいたい察せる。

俺はいつからラノベの主人公になったんだよ…

 

サウサー「そのハチマン?私…………………………ハチマンの事大嫌い!!」

 

 

ハチマン「は?」

 

え?気持ちってそれ?勝手に俺モテてるとか思ってたの?恥ずかしくて死にそうなんだけど。

俺の黒歴史ファイル98に入ったな。っていうか98もあるのか。

 

サウサー「ちょっと前までは少し好きだった。正直かなり惹かれてたよ。でもハチマンの視線で分かっちゃった。ハチマンが見てんのは私じゃないな…………………………って。だからハチマンとは親友の関係がいいな」

 

 

サウサー…………………………相模南は逃げた。

けどその選択肢を選ぶことは間違っていない。今までの関係が壊れるぐらいならいっそこのままの方が…と思う人は少なくないだろう。だが俺はその選択肢は勧めない。俺自身が逃げて…………………………

逃げたところで何も無いことを知っているからだ。

ただの欺瞞だらけの関係。そんなものは到底”本物”とは言えない。

 

まあ俺が口を出せるわけではない。俺がそれを決める権利はない。

 

ハチマン「お前がそれを望むなら…………………………俺はそれに従う」

 

 

サウサー「ありがとう。それじゃあじゃあね!私家に帰るから!」

 

 

 

ハチマン「ちょっ…………………………」

 

作り笑いを浮かべるサウサーを止めようと言いかけた所で俺はやめた。止めたところでどうする?あいつは逃げの選択肢を選んだ。それを止めるのはサウサーの選んだ事を全否定する事と同じだ。

そんなものはサウサーへの侮辱だ。

しかし俺は少し後悔してしまった。

去り際のサウサーの顔に瞳の中に涙が浮かんでいるような気がしたから。

 

 

 

 

 




サウサー…………………………

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