緑谷出久の中の人   作:アニメ勢

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遅くなってごめんなさい
某運命の連続ログインが途切れてしまったショックで寝込んでました
ログイン切れたの初期のメンテ以外でなかったからマジでショック
しかも呼符貰えなかったし…………

今回は閑話です
あと何回かは閑話になると思います


閑話:緑谷とクラスメイト

 雄英がトップヒーローになる為の登竜門と呼ばれる理由のひとつに充実した設備がある。

 ここはトレーニングルーム。最新のトレーニングマシンはもちろん、専門のトレーナーが生徒1人ひとりに合ったトレーニングメニューを組むこともできる本格的なものになっている。

 そんなトレーニングルームには1年A組の生徒が何人かがトレーニングに勤しんでいた。

 

「ぐっ、ぬぬぬ……!」

 

 緑谷出久、バーベルを持ち上げようとしているが中々厳しいようである。

 

「っしゃぁ!」

 

 切島鋭児郎、緑谷より重いバーベルを持ち上げている。歯を食いしばり顔を歪めている。

 

「ふっふっふっふっ……」

 

 砂藤力道、切島と同じバーベルを持ち上げているが、切島とは違い余裕の表情だ。

 

「…………」

 

 障子目蔵、声を上げることもなく倍以上のバーベルを持ち上げている。クールガイはトレーニングでもクールであるようだ。

 この4人と今はいない飯田天哉と尾白猿夫を合わせた6人が1年A組が誇る筋肉集団。その名もブレインマッスルである。

 

 

 

「っはぁぁ、疲れた~」

 

 ひと通りのトレーニングを終え休憩にすると切島が声を上げた。それに応えるのは個性で口を複製した障子だった。

 

「お疲れ、結構辛そうだったな。対人訓練を見るにもっと力があると思ってたよ」

「おぉ、それは俺も思ったぜ。硬化してるとはいえコンクリート粉砕してんだからな」

「ぐっ、それにゃワケがあるんだよ……」

 

 障子の言葉に砂藤が同調する。それに苦い顔で答える切島。

 

「あはは、それは切島君の硬化は増強型も入ってるからだと思うよ」

「えっ、そうなのか切島」

「おうそうだぜ。てかよく分かったな緑谷」

「まあね、小さい頃からプロヒーローの観察して勉強してたから得意なんだよ」

 2人の疑問に答えたのは緑谷だった。その答えが当たっていたので驚く切島に緑谷は自分の考察を披露する。

 

「切島君の硬化は体表を硬くする単純なものなんだけど、それだけだと普通は動けなくなるんだよ」

「うん? ……あっそうか、体が硬くなるってことは固まってるってことだもんな」

「だから自分で動けるように筋力を増強する系統の個性も入っているんだと思うよ」

 

 ポンッと手を叩き納得する砂藤と絶妙なドヤ顔を見せる緑谷。そんな2人の様子を見て苦笑いする切島。

 

「お、おうそうだな。だいたい合ってるぜ。付け加えるとすれば関節なんかは他の部分より柔らかいからってのもあるな」

「!?」

「では関節技を仕掛ければ封殺されるのか? 切島は何か対策しているのか?」

「あぁいや、比較的にって話だから硬化してるのは変わらねぇから問題ないな」

「そ、んな……。ちくしょう!! もっと良く見ておけば……!」

 

 膝を折り床を叩きながら悔しがる緑谷にドン引きしている切島だったが、生来の良い奴スキルを発揮して緑谷に疑問を投げかけた。

 

「そ、そう言えば緑谷も意外だったぜ。入試であの0ポイントをぶっ飛ばしたって聞いたから、もっとゴリゴリの奴だと思ってたわ」

「へっ? ま、まぁ僕はどちらかと言えば技でどうにかする派だから」

「いや技でどうにかできる相手じゃなかっただろアレ。俺のシュガードープでもアレには勝てないだろうし」

「あの時は麗日さんにも手伝ってもらったから。僕ひとりだったらあんな上手くいかなかったよ」

 

 会話に入らず聞き役に徹していた障子が緑谷と砂藤に声をかけた。

 

「そういえば緑谷と砂藤は同じ増強型なのに全然違うな」

「うん? 違うって何がだ?」

「砂藤は分かりやすくパンプアップしてるけど、緑谷はそんな様子は見られないからな。2人には何か違いがあるのか?」

「違いって……」

「言ってもな……」

 

 言葉に詰まる緑谷と砂藤。見かねた切島が質問を重ねる。

 

「じゃあよ、2人は個性を使う感覚ってどんなもんなんだ」

 

 緑谷と砂藤は顔を見合わせてから砂藤が答えた。

 

「俺のシュガードープは糖分を摂取することでパワーアップする個性だからなぁ。糖分が筋肉に変化する感覚っていうか、筋肉が膨張する感覚っていうか……。まあそんな感じだな」

「僕の場合はこう、体の中から熱が湧いてきてそれが全身に回ってエネルギーに変換される感覚かな? 力が漲るっていうか……」

「おっ、俺も緑谷と同じだわ」

「切島はそうなのか。俺は砂藤の方に似た感覚だ」

「へぇ~、増強型っつてもいろいろ違うんだな」

 

 ふと時計を見た切島が声を上げる。

 

「もういい時間だしここらで切り上げるか」

「もうそんな時間なのか」

「結構話していたようだな」

「みたいだね」

 

 トレーニングルームから出て身支度を済ませた面々は帰路につく。

 

「んじゃ明日学校で!」

「おう! じゃあな!」

「気を付けてな」

「それじゃあバイバイ」

 

 ひとりで歩く緑谷はふと足を止める。

 

「同じ増強型でも違う、か」

 

 ちらりとオールマイトの姿が浮かぶ。なぜ今オールマイトを思い出したのか分からない緑谷。考えようとしたところで街に音楽が流れてきたことにより中断させられる。

 

「えっ!? もうそんな時間なの!? やばい母さんが泣き出す前に帰らないと!」




分かりやすい伏線を張っていくスタイル

裏谷
旋風鉄斬拳の鍛錬以外の鍛錬にはあまり出てこないらしい
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