物語を始める前に、私たちがこの星に来た訳と言うか、理由を皆さんに知って貰いたいと思います。私たちは、重大な決意をしました。私たちがやってきた新たな世界は全てが完璧で、地球では(ここでの言葉ではマンホームですが……)合理化が進み、買い物や仕事を自宅で済ませることが出来るようになっていました。天気も誰かに制御していて、私たちはとても困惑していました。一緒にこの世界に来た、彼も少し元気がなく、日々退屈そうでした。そこで、少しでありましたが住み慣れてきた地球を離れる決意をしました。私たちが新しく向かった場所は「アクア」でした。ここでしたら、私たちがいた世界に似ていました。ここなら私たちも馴染めそうだと思いました。
アクアの暮らしは私たちがいた世界に似ていました。生活もマンホームに比べれば大変でしたが、その分生きていると言う感覚がありました。アクアに来てから、私たちはやって見たいことができました。それはここで船を漕ぐことです。私は水先案内人。センパイは船を使って、物を運搬するお仕事です。私は「ARIAカンパニー」と言う水先案内人のお仕事をしている会社に入り水先案内人の見習いになりました。センパイは私と一緒に特別に「ARIAカンパニー」で勉強をしていました。そして、七年間私たちはARIAカンパニーで、様々な人と出会い、別れていきました。
私たちはARIAカンパニーの3階に住み、日々グランマーに教えてもらいました。そのあと私に後輩ができました。アリシアちゃんです(紹介しなくてもわかりますよね?)。そうして私アリシアちゃんは私達の住んでいた3階に住み、私達は近くの家を買いました。そして、私一人で練習をしていましたが(時々センパイとも練習はしていました)アリシアちゃんと一緒に練習の日々でした。アリシアちゃんと一緒に練習するようになり、姫屋の晃ちゃんも参加してそのあとオレンジぷらねっとのアテナちゃんとも一緒に練習をしました。後輩でしたが三人は私よりもうまく漕いでいました。私は先輩ですから、少しでもいい所を見せようとしていましたが、私が三人に自慢できることは料理くらいで、毎日私は、センパイと三人の分のお弁当を作る日課が続きました。
私とアリシアちゃんは同時期にプリマになり、そうしてグランマーは引退をして二人きりの「ARIAカンパニー」になりました。そうして3年後、私は「ARIAカンパニー」を独立して、センパイと一緒に水先案内人と配達する「ムーンセル」を設立しました。もちろんアリシアちゃんとは仲良しですよ。
そして、私はこれを気に「間桐桜」から「岸波桜」に名前を変えました。つまり結婚をして、センパイから白野と呼び、白野は今まで道理、桜ですが、なんというか、こそばゆい感じがします。では次からは、私たちの物語を始めたいと思います。