さて、皆さんは最近のビルドを見ていますか?
ソレから多くの機体が出て来ます。
あと、エグゼイドのVシネトリロジーも見て置くと良いですよ。
では本編へどうぞ。
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『オラ!ふん!セイヤァ!!』
『ふん、はぁ!セイヤッ!!』
十機の量産機相手に二機だけでの戦闘。
普通なら、絶望的な状況だろうが・・そんなことは全くない。
むしろ二人の方が押して居る位だ。
「どういう事!?」
「あの機体は何なの!?」
「こっちの攻撃が全く聞いていないわよ!?」
「勝てる気がしない・・、撃っているのに効かない!?どうしろって言うのよ!」
量産機の指示系統の上位三人と援護射撃の後衛が前衛を見て恐怖する。
前衛六人をまったく苦もなくあしらって、攻撃をしている。しかも、それは一つの武器を巧みに操って、ビームとナックルを使う事でうまい立ち位置で攻撃をくらわせる。
中距離に移動しようとするとビームでけん制されて、ガードすると盾を超えてナックルがボディブローをして来た。それの衝撃でその操縦者は地面へおう吐する。しかし、相手は容赦せず、そのまま踵落としで吐しゃ物に頭を突っ込まれた状態で気絶させられた。そこにまったく容赦のなくビームが撃ち込まれてSEがきれてその場で動かなくなる。
リミッターを解除して戦闘しているというのに一切攻撃が効かない。いや、多少は効いているのだろうけど、あまりに少ないダメージしかないのかもしれない。
グレネードを直接撃ちこんで、爆発させてもその煙の中からオレンジの目が光り、拳が突っ込んできた。避けてもすぐさま今度はナックルで攻撃をされて、顎を殴られて脳震盪を起こしている状態でも、容赦がないらしく下からアッパーで殴られて宙に浮く。そこに腰を入れて引いていた腕をまっすぐに打ち込み、鳩尾にナックルが突き刺さってSEがきれて飛んでいく。その後はそのまま地面に転がり白目をむいていた。
他の四人は既に地面に伏している状態。同じように腹を殴られて動きが止まったところで強烈なアッパーをくらっていた。そして、その二機はこちらを向く。
『さて、準備運動は終了だ。心火を燃やして・・ぶん殴る。』
『ふ、ふふ・・ふふふ、あっははははは!!マスターの敵!潰す!!』
かなりの距離があったのにもかかわらず、一歩で瞬時に突っ込んできた。
「さ、散開!!」
『させるかぁ!!』
≪ビームモード≫
横に散開しようとしたらその行き先を撃たれて止まる。すると水色の龍の様な機体が、まっすぐに突っ込んできた。
『あははは!まずはお前からだ!』
ナックルに何かを挿して突っ込んできた。早すぎて避ける事は出来ない。
≪アタックモード・・シングル!!≫
私はナックルで殴られる。ただし、尋常ではない速度と威力の乗っている杭が自分につきささる感触とともにだ。
「ぎゃぁぁああああ!?痛い!?痛いぃぃいいいい!?」
『マスターの敵なら・・潰す。』
その声とともに私の意識は途絶えた。
▼
◇
先ずは一人。司令塔をつぶす。それから各個撃破だ。
『じゃぁ、さっきからちまちまとウザい奴を打ち上げてくる。』
『こっちはもう一人潰してくる。』
背中あわせにお互いを確認してお互いの足の裏を蹴って急加速する。
マキはさっきから遠距離で撃ってくるだけの女を撃破に行った。
私は残る二人のうちの一人、打鉄の女を急加速で殴る。
「かはっ!?」
『お前もつぶす。・・懺悔しろ、自身の行いを・・。』
≪ツイン!!ツインブレイク!!≫
ボトルを一つ挿してある横のところに、スクラッシュジェリーを一つナックルに差し込む。
『うおぉぉらぁ!!』
そしてエネルギーがたまったところでそのまま殴りつける。溜まったエネルギーが放出されてその女は飛んで行った。
「ひぃ“!?も、もうこうなればぁ!?うわぁぁぁああああ!!」
そう叫んで逃げようと背中を向ける。
≪ビームモード≫
ビームに変えて背中のスラスターを打ち抜く。
「きゃぁあああ!?いやぁ。死にたくない!死にたくないのぉ!!いやぁああ!!」
半狂乱で地面に落ちた女は武器を取り出して振りまくる。
『そう、くひっ・・そういった相手をお前はどうしてきた?ふふふ・・慈悲もなく殺してきたよなぁ!?くっふふふ・・、だからその報いを受けるだけだよ。逃げるなんて許さないぞ?』
またモードをアタックモードにして、【量産型のクローズドラゴン】を装着する。量産型はAI機能がない代わりに、エネルギー容量は増えているのは攻撃には利点がある。
≪アタックモード・・レディ・ゴゥ!!レッツブレイク!!≫
「いやぁぁあああ!?」
『はぁぁあああ!!』
殴り飛ばすと装甲は剥げて、スーツ姿だけの生身をさらしてそのまま地面に転がる。
運が良ければ生きているだろう。
◇
◎
アタシは目の前の奴をじりじりと削っていた。武器を壊しては避けて攻撃をする。
「ちょこまかと!?正々堂々、正面から来たらどう!?」
『射撃特化型に真正面から挑むほど、アタシは馬鹿じゃねぇ!!だから、こっちのやり方で行かせてもらうだけだっつーの!!』
そう言いつつ、横から≪ビームモード≫で武器を撃つ。ライフルが壊れて相手は品切れになったようだ。今までもいくつも壊してきた。最終的に武器もない状況で居るのを見て、隙を見せたが攻撃用の射撃武器が出てこない。取り出したのは近接武器の長剣。それを≪アタックモード≫で壊して真っ二つにした。だからそれからは普通に拳で殴っている。これでそこまで壊れてないという事は、相当に改造してあるらしい。量産機でも個人のカスタム機のようだ。
「これでも!私は、代表候補生、なのよ!?なんで、こんな、女に!?」
『お前なんかとはなぁ、背負っているもんがぁ、違うんだよぉ!!』
≪シングル!ツイン!!・・ツインフィニッシュ!!≫
ボトルとスクラッシュジェリーを差し込んだ。更に腰のドライバーのレバーを降ろす。
『覚悟決めろよ、ゴラァ!!』
『ガシュン!』
「私が!負ける訳が!!無いのよぉ!!あんな口ばかりの無能とは違う!私はオーストリア国家代表に一番近いのよぉ!!」
相手の女もふらふらしながら近接の武器であった折れた剣を構える。が、背中から溢れるエネルギーを噴射させてブースターを最大に吹かせた状態のアタシを止めることはできないまま、相手の女を一度殴り通り過ぎる。
行き過ぎながらもう一度方向を変えてビームを撃つ。強烈なエネルギーで武器ごと装甲の一部が壊れる。そして後ろに回り込んだアタシはそのままエネルギーを至近距離で下からビームで撃ち上げて更に殴り、空中へと飛ばすと同時に自身も空へと飛ぶ。
『スクラップ・フィニッシュ!!』
『くらいやがれえぇぇぇええええ!!』
「きゃぁぁあああああ!?」
そして空中から蹴りを腹部に入れながら背中からたまったすべてのエネルギーを吐きだしつつ、脚部にもそれを纏わせて回転しながら落ちた。
【ドゴォォン!】と音がして地面に叩きつけられて、その女の機体は吹き飛ぶ。命だけはかろうじてあるのだが、各部骨折しているらしく、腕や足が変な方向に曲がっている。
『見たかゴラァ!』
「あ・・ぁ・・」
『マキ、そいつほっておいて行こう。』
『・・そうだな。クロノスがどうアイツをつぶすか見ものだしな。』
そう言ってアタシ達は量産機をすべて潰した。
◎
△
「はい、コレ。チョコ、コイツをちょっと抑えててくれる?」
「はいよー。と言う事でぇ、ちょっと黙って止まって・・ろ!」
そう言ってリモコンブロス・チョコはイギリス代表候補生を後ろから羽交い絞めにする。
「きゃぁ!?な、何を!?放しなさい!!」
「いいから少し大人しくしとけ、っつーの!ふんっ!」
暴れるそいつの足元を払い、上から押さえつけるようにして、地面にうつ伏せに抑える。
「痛いですわ!放しなさい!」
「お姉ちゃん、いいよー。」
「手際がいいわね、チョコ。・・よし。これでいいわ。放していいわよ。」
「はーい。」
その場から飛んでチョコが私の隣に並ぶ。
「こ、コレは何ですの!?もしかして爆弾とか・・」
「いや、クロノス特製の強制(・・)回復装置。まぁ、効果はいずれわかるわ。チョコからでいいわよ?」
「よっしゃ!んじゃ、くそ高飛車女ぁ。クロノスに怪我負わせた事があるんだってなぁ?レナから聞いたぜぇ?その報いだぁ!」
そう言って紫の銃【ネヴュラスチームガン】を構える。
「わたくし相手にハンドガンとは、舐められたものですわね?そんなもので勝てると思いですの?」
「あははは、面白い冗談だわ。片腹痛いって言うの?こういう事?」
「知らないわよ。さっさとやりなさい。」
チョコがふざけているのでそう言って顔を向ける。
「へーい。それではぁ、チョコさん取り出したるは、禁忌の武装の一つである【ネヴュラスチームガン】!そして狙うは金髪のアホそうな巻き髪女のその機体。」
「あ、アホそうですって!?」
「ほいさ!」
軽く言いながら、銃を連発して撃ちまくる。しかし、乱射しているわけではなく、少し動きながらでもその銃は敵の武装を確実に狙い、すべてにエネルギー弾が撃ち込まれる。
「な!?きゃぁ!?そんな!?ティアーズが!!」
「そのリアスカートなどもビットだって知っているから怖くないしー。まずはこれで武器破壊完了かな?」
【フルボトル!ロケット!ファンキーアタック!フルボトル!】
銃に預かっているロケットのフルボトルを差し込み、ロケットのエネルギー弾でスナイパーライフルを撃つ。
「きゃぁあああ!?」
遠距離用の武装を失い、地面に落ちた巻き髪女は立ち上がるが、その手には武装は無い。
「んじゃ、止めといこうか。」
【ギアリモコン!ファンキードライブ!ギアリモコン!!】
警報のような音とともに銃口にエネルギーが集まり巻き髪女を吹き飛ばす。
「きゃぁぁあああ!?」
そして、吹き飛んだ先ではSEが無くなりボロボロになった巻き髪女が転がっていた。
「こ、このようなはずでは・・」
「そう?じゃ、第二回戦。私が相手よ?」
「わたくしはもうSEがありませんわ!!」
「大丈夫よ、起動したようだから。」
「は?何が・・!?」
機体が急に巻き戻したように修復される。
「ど、どういう事ですの!?」
「初めに付けたのは、【リセット・リストバンド】。SEが0になると強制(・・)でSEを回復するわ。そして機体も修復される。デメリットは操縦者までは効果がない事、そして、機体が修復されるだけで、武装までは戻らない事。スカート部分のビットは無いままよ?だから・・」
そう言いながらスチームブレードを銃に装備しライフルモードに切り替える。
「思う存分、無様に逃げてみなさい?」
今の私はおそらくイイ笑顔(・・・・)をしている事だろう。
「ひぃ!?」
そのまま、狙いをつけて足元を撃つと慌てたように飛び上がる。
「ほらほら!優雅に逃げれるなら、してみなさいよ!!私は、クロノスを傷つけたあんたを許す気なんかないから、負け犬は、負け犬らしく無様に逃げ回ればいいのよ!!」
そう言いながらも狙いをつけて撃ちまくる。
「ヒィ!?ヒギャッ!?くっ、痛い!?・・やめ、やめてぇ!?いやぁ!」
何度も空中で当たり、SEが減っていく。
「それじゃ、そろそろ蚊トンボを撃ち落とすかしら。」
【ギアエンジン!ファンキーショット!ギアエンジン!】
アクセルを吹かすような音とともにエネルギーがチャージされて、それを打ち出すと、痛みで止まっていた巻き髪女に当たり爆発を起こす。煙の中から、焦げたような匂いをさせて巻き髪女が落ちて来た。そこまで高いとこではなかったので、死んではいないようだ。
「ひっ、ひどいですわ!?もぅ、わたくしには抵抗するすべなど無いというのに・・」
「抵抗していない、生身の状態だったクロノスを撃った女の言葉とは思えないわね。ま、いいけど。後悔するのは今からだし・・チョコ。」
「あいよー、お姉ちゃん。」
一度二人一緒に機体をフレームモードにする。それと同時に女の機体もSEが回復する。
「さて、ほら。後は好きにやりなさい。」
「いえーい。んじゃ、バカ女。あたし達の力を見せてあげるわ。感謝してよね?」
「は、はぃ!?今までの機体は・・」
「まぁまぁ、見てなよ。んじゃ、いくよ!!」
【ギアエンジン!】
ネヴュラスチームガンにギアエンジンボトルを挿し、そして引き抜く。そしてギアリモコンのボトルに持ち替え、挿す。
【ギアリモコン!】
すると銃とチョコからエネルギーが吹き溢れる。そして待機音声と音楽が流れる。
【ファンキーマッチ!・・フィーバー!!】
引き金を引くと目の前に二色のギアが表れて各部位に装着されていく。そして半々の色のギアが顔について眼が光ると同時に火花が出て、全部位のギアが回転し真正面から半分ずつの色で止まると一層機体からエネルギーがあふれだす。
【・・パーフェクト!】
『エンジンブロスとリモコンブロスの合わさったカイザーシステム。【ヘルブロス】!』
そう言って拳を突き出す【ヘルブロス・チョコ】。
「今までの比じゃないくらい強いから、気をつけなさい?・・死なないようにね。」
私は腕を組んで見下ろしてそう告げる。【ヘルブロス・チョコ】は歩き出して、伏せたままの女を蹴りあげる。
「ぎっ、かはっ!?」
『ほら、立ちなさい。遊んであげるわよ?このチョコ様が!あ、そっか!サッカーでもやろうか!あんたボールね。ソレ!チョコ様ドリブル!』
「ぎゃぁ!?ぐえっ、いぎゃ!?ぐがぁ!?」
そのままの格好だったバカ女は、何度も蹴られるままになり蹴られる一発ごとに装甲がへこむ。SEもガリガリと減っていき、衝撃でダメージを受けて悶絶している。
『んじゃ、そこの壁に向けて!チョコ様シュート!!』
「ぎぃやあぁぁあああ!?」
【ドゴォ!!】と音がして蹴られたその女は腹部装甲をまき散らしながら壁に激突した。そこで伏せたまま呻いている。
「まぁ、機体は戻るんだけどね。」
そう言うとまた【リスタート】が起きて、機体は巻き戻されてSEが回復する。
それを見てから今度は両腕についているギアをエネルギーで撃ちだし、相手を壁に押し付けたままガリガリと削る。
「ぎゃぁああああああ!?」
火花が飛び、削られる震動が伝わるだろう。あぁ、押しつけられてる分で痛みも絶え間なく伝わるだろうが。それを戻すと倒れこむ。が、すぐに機体の『リスタート』が始まる。
「も、もう勘弁して下さいぃ・・すいませんでしたぁ・・。」
泣きながら謝ってくるボロボロの女。私は分かっていながらチョコに声をかける。
「どうするチョコ?」
『んー?そうだなぁ・・』
【ヘルブロス・チョコ】はそう言いながらも後ろ手に銃を構えている。向こうからは見えていないのでおそらく少しは希望を持ったんだろうと思うが、
『んじゃ、その装置ごと壊して終わりにするわ。精々、死ぬなよ?バカ女。』
「・・は?」
そう会話をした後で銃を構える。
『運が良ければ死なないさ。運が悪けりゃ、まぁ・・消し飛ぶか。』
「い、イヤァァアアア!?もう、勘弁して、死にたくない!もう嫌なんです!もう無理ですわ!!嫌、いやですわぁあああああ!!死にたくないの!!」
「チョコ、アイツうるさいからさっさと黙らせなさい。」
『あいよ。んじゃ、終わらせる。』
【ファンキーフィニッシュ!】
引き金を引くと、アラート音とエンジンを吹かせる音が鳴り、エネルギーが先ほどの比ではないほどたまる。そしてマックスまでチャージしたそれをバカ女に向けて撃ちだした。
「ぎゃぁあああああああああ!?」
空中に吹き飛んだ後、地面に転がった女はかろうじて生きていた。しかし、装備はすべて破壊され、機体も修復不可能なまでに壊され、コアがそこに転がっていた。巻き髪は爆発に巻き込まれて燃えたらしく、ほぼ存在しない。髪自体が毛先が燃えて焦げ臭いにおいを発していることから、絶対防御を超えて衝撃があったのだろう。長い髪はボブカットぐらいになっている。
白目をむいて痙攣するように転がったその女を見て、前の恨みを晴らす事が出来たように落ち着く。やっと怒りを飲み込めたようだ。クロノスに怪我させたこの馬鹿は本音を言うと殺したいが、まぁ、それはクロノスに任せるとしよう。
「チョコ、それじゃ戻るわよ。コアを拾って来なさい。そのゴミは・・投げておけばいいわ。どうせ、生きていてもイギリスで処罰されるし。」
そう言うとチョコは変身を解く。そして、ギアエンジンを投げてこっちに渡す。
「はいよ。まぁ、コレは置いておけばいいか。んじゃ、回収完了!行こう、お姉ちゃん。」
「クロノスへの報告しなくちゃね。」
ほんと、こんな機体をプレゼントしてくれて・・大事にしなくちゃね。
そう思いながらボトルと銃を握り締めた。
△
さて、今回は私の趣味前回の戦闘回でした。
タッグマッチが無かったからここで作りあげました。
片方は唯の虐め、もう片方は雑魚の消化試合。
他の相手を合わせるとそうなるのはしょうがないのです。
あぁ、はっきり言いますが、銀の祝福の回まで行きません。
この学校編で終わります。戦闘回がいくつか続きます。
では、次回も引き続き戦闘をお楽しみください。
シーユーネクストステージ。