IS ダークライダークロニクル   作:金宮 来人

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どうも、私です。
このところ、私の地元では急に気温が変化して体調がおかしくなりそうです。
皆さんも朝晩に体を冷やさないように、気を付けてくださいね。
では、本編です。


新規学園編 04

俺は押していた仕事を任せたおかげで、少し余裕が出来ていた。

新規ゲームの開発の会議も終わったので部屋に戻って来ていた。

その時間を使い有る物を使う事にした。それは・・・

「さて・・世界の・・革命を、起こす時か・・。」

CIRS本社・・ビルの屋上で、手に紫色に光るガシャットを持つ。

『ゴッドマキシマムマイティX』

ソレを手に持ち、ベルトにはめる。

『ガシャット!ガッチャーン!』

はめた後でハンドルを開く。

「グレード、ビリオン(10億)・・」

『フーメーツー!!最上級の神の才能!クロトダーン!クロトダーン!!』

ガシャットの上部のボタンを押しこむ。

「変身!」

『ゴッドマキシマームX!!』

変身した姿は仮面ライダー『ゲンム』。そして身体を大型のアーマーに包まれた状態で空を見上げる。

「ふむ・・元の持ち主・・【壇 黎斗】のデータが流れて来たが・・そう言う事か。」

世界を追い越してしまうほどの才能を持つゆえの苦悩。

ある種の篠ノ之束と同種だ。

世界が追いつかない。

ならば追い越してほっておこう。

勝手に付いてくる奴だけ見ておけばいい。

興味のある物だけで良い。後はどうでも良い。

そんな考えが流れて来たが・・それ以上に面白い物が流れてきた。

「なるほど・・宇宙とコミットする・・か。時間の概念を変える・・。むぅぐ!?」

そこまで言った後で俺の中に新たなデータが流れ込んでくる。

変身は解けて地面に投げ出される俺。しかしそんなことよりも頭の中が狂ってしまいそうになるのをどうにか押さえるので精いっぱいだ。

「ぐぅ!?がぁぁああああ!?」

・・火星・・宇宙・・惑星・・破壊・・。

頭を押さえてそのダメージを受け流しつつ、必要なデータは拾って行く。

「・・・くくくっ・・はははっ・・・あはっはっはっはっ!!」

地面を殴る様にして笑ってしまう。痛みは晴れた。

拾ったデータは【新たなダークライダーのアップデートデータ】。

こんなタイミングで受け入れる事になるとは思わなかったが・・、極めて僥倖。

「そうか・・ラウラ、簪、マドカ・・アイツ等を・・。ならば、一度計画をしっかり練ってから進める事にしよう。」

俺は初めにその為のアイテム作成に力を注ぐことにした。

「しかし・・ここにきて新たな革命とは・・面白いな・・。」

データを作成しつつ、今日の仕事の事や生徒会の事も考える。

そのまま夜明けを迎え、学園に視察の仕事をしに登校。

クラスを回りつつ生徒会に良いメンバーの選出、それからファントムトリガーの仕事の報告を受けて、タナトスさんにその時の状況を詳細を聞いて問題なしと判断。報酬としてメンバーの欲しい物を渡す事に。

事前に欲しい物は聞いておいたから、その中から一つ与えれば良いと思いリストを開く。

レナには食事、マキには新しいバイクのパーツ、マドカには・・今人気のスイーツ食べ放題の無料券を五枚くらい渡しておくか。友人連れて行くだろう。

トーカには新作の人気コミックとお勧めの小説、クリスには・・本人に聞こう。リストの中に本当に欲しい物が書いてない。仕事の消耗品ばかりだ。いざとなればペンダントでも渡すか。あまりオシャレとかする機会が無いようだし。いざとなればデートが御褒美?それで良いか。

ムラサキは今回は他の仕事だからなし。稲垣姉妹も別の仕事、ラウラは新しい実験中だったし、クロエも束と共にサポート。褒美なし。

シャルロットは・・一応裏の手まわし補佐か・・。クリスとタナトスさんの補佐とか、かなり有力だよなアイツ。新規の機体と家族温泉旅行券でも渡すか。

それぞれに渡す物を決めたので、ソレを確保してそれぞれの近くにいた担当官に渡すように指示。俺はそのまま書類作成を始める。

新しい機体の構成と武装、それにかかる費用と期間を割り出して、ソレをシャルロットの専用機とする申請を出す書類を作成。

「汎用型のプロトタイプで頭が抜けている様にすればアイツは使えるだろうし、量産型を作っても埋もれることは無いだろうな。・・ライダーシステムも組み込むか・・。」

フレームシステムを使用し、装甲にはシールド多めの射撃型方面にして、いざとなればアーマーパージで至近戦も可能にして・・、組み込むライダーシステムは何が良いか・・。

俺は頭の中を整理・・そして、決めたのは一つの携帯。オールマイティーな攻撃の良さからコイツを選ぶことにした。

「よし、・・ライダーシステムはフォトンを変更して装着者には問題ない物、後は訓練時にはモードで人体に影響の無い物に変更できるようにして・・・コレで良し。

シャルロットには【仮面ライダー・サイガ】を選んだ。ライダークラスとしての訓練は積んでいたのだが、如何せん後ろで援護に回る事が多く今まで後回しにしていたからな。

これであいつも胸を張ってこのクラスの一員と言えるだろう。

・・後は、中国から来た凰鈴音だな。

これからの訓練次第か・・。まだ入ってきただけで早計だ。これからの訓練結果で決める事になるだろうけど、・・あの性格からして【リュウガ】辺りだろうかな。

中国ってイメージからして龍なのはしょうがないか・・。

いや、いかん。イメージで選考しないようにしなくては。

そう考えながら、設計図をかき続ける。

そして完成したデータを企画書類と共に製作部に依頼。部屋から出て研究室に持って行く。

初めのデータなので再度精査して計算などから更に作り直す所もあるだろう、そういう手順を踏んでから、本人にこの機体で良いかデータの検証、確認を行う。

3Dモデリングを作ったりしてソレを元に確認、可動部などの確認の為に作るのだが、それを元に、操縦者の気に入ったカラーリングなどの選択を可能にしている。

これまで物にもよるが、基本的に一週間もあれば製作にとり掛れるのは異常な早さだと思うが担当官やその部下が有能だからなのだろう。

因みに別に急かしたり、納期を決めては無い。欠陥が有る方が問題なので、それは一切妥協しない。そして、責任者たちにも十分な休みを取らせている。ブラック企業なのは俺の指揮する【ファントム・トリガー】組織部分と言う所だ。

環境と言うよりもやってる事が黒いのだがな。

そう思いながらも作成書類などを提出して部屋に帰って来る。

さて・・それじゃ先ずは・・ガシャットを作成するか。

俺は先ずクロノスに変身するための【バグヴァイザーツヴァイ】を取り出して、自身にエネルギーを注入する。そして、自身の手にオレンジのモザイクが現れた。

コレは【アナザーイチカ】の因子ではっきり言うと、バグスターの力だ。

そもそも、俺の中には【アナザーイチカ】と繋がる事で因子が有ったのだが、極少量しかなかった。しかし、これを取り入れることで、俺もバグスターと同じくモザイク状でデータ体になれる。これを利用して一番初めの力を手に入れる。ベルトとガシャットを用意して、マドカを呼び出した。

全ては・・強さを求める為。

その為には、命の危険さえなければ身内だろうと利用する。

 

俺は地下修練場にマドカを呼び出した。

「クロノス兄さん・・一体何の用だ?なんか実験とか聞いたが・・」

「・・これを装備してくれ。」

ガシャットとベルトを渡す。

「これは・・ゲーマドライバーと・・【マイティブラザーズXX】?」

「そう・・さぁ、早くそれを装備してくれ。」

「ん・・それじゃ、装着して・・・変身!」

【マイディブラザーズXX!!】

マドカが変身して【エグゼイド・ブラザーズXX】レベル1になると俺の体がモザイクのようにじらつく。

「ん?なんか・・クロノス兄さんの体がぶれて見える・・って、アレ!?動けない!?」

「そう、それは俺の因子が一部組み込まれているガシャット。装備者と俺の体は一緒になる。」

そして、俺がベルトのバックルの位置に手を持って行くとマドカの方も同じ動きをする。

【ガッチャーン!レベルダブルエーックス!!】

そう音声が鳴り、体が二つに分かれる。その片方の体に俺はモザイクになって入り込む。

「な、何故私の体を!?一体何が目的で・・」

ハンドルを閉じてガシャットを抜くと二つの体は一つになる。その後、ガシャットを体に押し当ててボタンを押すと、紫電が走る。そして、目を閉じたマドカは眼を見開くとその眼は紫色に光る。

「・・さて、コレがマドカの体か(・・・・・・)。」

[あれ!?どう言う事だ!?私の体が動かない・・しかもクロノス兄さんが居る!?]

「一時的に借りるぞ。その為のこのシステムと手順だ。」

[一体何の、何のために!?私の体をどうするつもりだ!?]

「・・お前からエボルの因子を取り出す。アレは危険すぎる物だと判明したからな。お前から抜きだす為だ。与えて置いて何だが・・アレは危険すぎる事が分かった。だから、俺が責任を持って回収する。その為だ・・。」

[・・考えあっての事か・・。なら納得しておくが、相談位してくれ。]

「・・善処したいが、お前の性格上、強いベルトを取りあげると言われて、はいはいと従うと思わないんだよな。」

[・・そうだろうな。私は強さを求める。かなり面倒な事になったろうな。]

「だからだまし討ちみたいでしょうが無いが、こういう手を取らせてもらった。」

[理解した。やってくれ。確かに前より以上に強さを求めていた気がする。気が荒れていたしな・・。]

だろうな。そう影響が有る力も働く。

「さて、エボルドライバー・・」

そして、ボトルを構える。ボトルを挿しこむ。

【コブラ!】【ライダーシステム!】【エボリューション!!】

ハンドルを回して胸の前で手を交差させる。

【・・アーユーレディ?】

「・・変身。」

そう言って腕を前に伸ばす。

【コブラ・・コブラ・・エボルコブラ!フッハハハハハハハ!!】

俺【マドカ】はエボルコブラへと変身する。

「・・これでフェーズ1。」

そう呟くと俺の体からガシャットが飛び出す。そして、マドカが体からはじきだされた。

そこに転がったマドカは体を起こす。

「あぁ・・元に戻ったのか。」

エボルコブラのままの俺は身体の調子を見る為に少し動く。

「っふっは・・はぁっ!せいや・・せいはぁ!!」

そうして試した後で元の位置に戻る。

 

「・・これで第一段階。」

そう言ってベルトからボトルを抜いて変身を解く。

「さぁ、お楽しみはこれからだ・・。くくく・・ははは、はっはははははは!!」

 

そう言って笑う俺をマドカは怯えた目で見ていた。

 




動き出した歯車。
世界はどんな結末に向かうのか・・。
では、また次回。
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