あと、前回の事から少し経っている為にマドカの体も成長しています。
それでは、どうぞ。
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「世界初の男性IS操縦者として見つかりました、【三日月 神楽】(ミカヅキカグラ)といいます。よろしくお願いします。趣味は料理とお菓子作り、それからテレビゲームや将棋、囲碁、チェスなどのテーブルゲーム、読書にスポーツ等と多岐にわたりますので、これはと思う物があったら気軽に声をかけてください。」
「かっこいい、なんでもできる系のイケメン!!」
「私お菓子作り趣味なんで、よろしくね。」
「私は料理が得意!」
女子が騒ぎだすが、まぁ、俺が狙うのは原作(・・)のヒロインたちだ。ふふふ、織斑一夏が居ないこの状況で俺が活躍すればハーレムが出来るぜ!神さまから転生させてもらったこの世界。やっぱり、ISのヒロインは最高だな。モブのクラスメイトも可愛いしな。
「・・まぁ、良いだろう。次の奴、自己紹介を続けろ。」
まぁ、この織斑千冬が居るから下手な事は出来ないけどな。上手く行けばこのむちむちボインな年上や、隣の童顔巨乳に、そして織斑千冬からのつながりで天災様も落としてやるぜ。
・・しかし、何故この世界には織斑一夏が居ないのか?そこは気になる所だ。
調べた所、第二回モンドグロッソまでは普通に生活していたようだが・・。
まぁ、俺のハーレム計画に関係ないから良いか。来たら倒して俺の強さをアピールするための踏み台になってもらおう。
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おかしい、セシリア、箒と俺になついてくれたのに鈴が一向に来ない。更に何故か転校すらして来ていないのだ。・・そして何より無人機が襲ってこない。一体どう言う事だ?・・そういや、アレは織斑一夏を鍛える為の天災さんの仕向けたものだっけ?いや、そう言う考察もあるけど、他ではファントムタスクの実験機体という線もあったか。どちらにしろ、アレが来ないと原作通りに倒せないから、女子が俺に目を向けないじゃないか。そう言うと、鈴も一夏が居たから無理やり転校して来たんだったか?織斑一夏がいない為の弊害がこんな所に出るとはな・・。
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そして迎えた今日はクラスに転入生が来るという噂が立っている日。人気ランク最上位クラスのヒロインが転入してくる日だ。
「今日は転入生がいます。」
山田先生のその一言で俺のテンションは一機にあがった・・が、
「えっと、七人いますので驚かないでくださいね?」
「七人!?」
一体どう言う事だ!?何がどうなってそこまで多い人数が・・、
「では入ってください。」
『はい。』
聴こえて来たのは原作通りのシャルの声。うん、だろうね。そう思っていたが入って来たとたんに俺は驚愕した。
女子が六人(・・)に男子が一人(・・)なのは良い。だが、シャルが・・あの【シャルル】として入学してくるはずの【シャルロット】がスカートを穿いているのだ。
「シャルロット・クロニクル・巻紙です。生まれはフランスですが、両親が再婚で日本に帰化しました。クロニクルまで言うと長いのでシャルロット、またはシャル、巻紙と呼んでください。」
「ラウラ・クロニクルだ。ドイツ軍特殊部隊隊長で、位は少佐、軍で過ごしていたから少し世間一般とずれている所が有るので、気が付いたら言ってほしい。」
二人とも名前が違う!?シャルに至ってはすでに問題が解決してるじゃないか!俺の出番が‥ハーレム筆頭がどうして・・?そして続いて他の五人も自己紹介を始める。
「クロエ・クロニクルです。ラウラの姉です。生まれつき目が見えない病気でしたがISの技術応用で医療関係の技術向上の実験の為、専用機を持っています。その為こちらの学校に入る事となりました。至らぬ所もありますがどうかよろしくお願いします。」
「マドカ・クロニクルだ。新型IS技術のテストパイロットとしてこちらに来る事となった。クロニクルという名前だが、私は孤児院出身でクロニクル家に引き取られた身だ。血が繋がっていないので似て無い事も周知しておいてくれ。あぁ、好きな者は『兄さん』。嫌いな者は女尊男卑な人間や人種差別する人間、努力を笑う人間に、無駄に暴力を与える人間だ。」
そう言いながら織斑先生の方をちらりと見た。こ、コイツ・・マドカって言ったがまさかファントムタスクのMか?!顔そっくりだし。・・でも、体つきが出るとこ出ていてひっこむ所は引っ込んでいるし、スカートから伸びるすらりとした足がまた綺麗だな。そう思っていると次に移った。次の女子は背が高い・・。コイツも出るとこで手可愛い顔してる・・。
「初めまして、『深見レナ』って言います。好きな事は食べる事、マスターの指示通りに従う事で褒めてもらうことです!」
「レナ・・ここではマスターと呼ぶなと言わなかったか?」
隣で男が頭に手を置いて呆れた顔をしている。
「あ、そうか・・えーと・・なんだっけ?」
「はぁ~・・クロニクル君でいい。」
「うえぇ!?無理無理・・せめてマスターは許可してよ・・。じゃないとストレスで吐きそうになる~。」
「・・・しょうがないか。分かった許可する。・・が、呼ぶなと言っていた事を忘れていた事は後でお仕置きだ。」
「うぅ・・はぁ~い。」
「・・まったく姉さんは・・。アタシは井ノ原マキ。深見レナとは昔施設で姉妹のように育ったから姉さんと呼んでいるが実の姉妹じゃない。えっと・・後なんだっけ?」
「お前もか・・なんでここに来たかの理由。」
「おっと、そうだった。アタシはこんなたっぱしてるが実際は一つ年下だ。そして、馬鹿だから学校受けるついでにマスターの護衛をしろって会社からの命令だ。・・これで良いんだっけ?」
「・・もうどうでも良い。あと、さらりとマスターと言ったお前も後でお仕置きだ。」
「あ・・・。」
深見レナと井ノ原マキ・・背が高くて凄い良い体してるなぁ・・良し。狙うか・・。
「最後にクロニクル君お願いします。」
最後に一番端に立っていたさっきマスターと呼ばれていた男子。後ろ手に構えて『休め』の様なポーズで胸を張って喋り始める。堂々とした風格が有った。
「えぇ・・、俺の名前はクロノス・クロニクルだ。新型ISの開発途中で反応が有った事で急遽見つかった男性IS操縦者だ。今頃世界中に情報が発信されているころだろう。学園に入るまで秘匿されていたので情報公開は今日になった。さっき言った新型ISが俺の専用機になる。・・そうだ、言い忘れていたがクロニクル家の俺とクロエ、マドカに深見、井ノ原は新生IS技術研究所兼発展技術販売会社『CIRS』(サーズ)の所属だ。巻紙は関連会社所属で、ラウラは技術提供先との仲介兼テストパイロットをしてもらっている。クロエのISは戦闘に向かない医療用実験機なので、基本的にIS操縦実習には参加しない。眼は閉じているがハイパーセンサーの応用実験で見えてはいるので気にしないでくれ。」
「・・。」
『ガンッ』と大きな音がして『ドパァン』と衝撃音の後、『ガチャッ』『チャキッ』と音がした。俺がクロノスという男に付いて考えているうちに、どうやら織斑先生が手を出したんだと思ったが・・光景を見て唖然となった。
「うぅ、ぐぅ・・」
「「「・・・。」」」
「あ、・・あわわ・・。」
片膝をついて腹を押さえている織斑先生とそこに向けてナイフを構えているマドカ。銃を構えている井ノ原と深見。クロノスを守る様にラウラが前に立ち、何か端末を構えたシャルロットが後ろに構えていた。ソレを見て慌てる山田先生。な、なんだコレ・・なんだこの状況・・あの世界最強が膝をついているだと・・?
「・・はぁ。レナ、マキ。銃を出すのは最終的な状態だ。今はそこまでの脅威ではない。マドカ、ナイフは出すな。脅すなら拳でいけ。人傷沙汰で問題になるより、痣を与えないように内部への衝撃の方が後始末が楽だ。ラウラ、シャルはよくやった。あと、クロエは地味に見えない位置からの武器を構えるのはよせ。更に何処に通報しようとしている?」
「無論幹部職の皆さまへ。」
「やめろ・・アイツ等が出てくるとシャレにならん。これくらいは俺でも相手できる。下がれ。」
「許可できません。マスターを守るのが私達の役目。」「無論嫌だね。マスターを傷つけるってんなら、アタシ達が傷ついた方が良い。」
「・・・はぁ~。分かったよ、良いから下がれ。教室内の生徒が怯えてる。失礼時間を取りすぎたようですね。では席に付きます。開いて居るあの七席に座りますね。窓側にマドカとレナ、後ろにクロエ前にシャル廊下側クロエの隣にラウラ、俺の隣にマキが座る様に。」
『分かりました。』「わかった。」「あぁ。」
そうして転校生が来たが・・銀髪の片目に眼帯。ラウラの兄か・・ここらへんも織斑一夏のいない原作かい離か?まったく・・。ん?ならなんで織斑先生はアイツを殴ろうとしたんだろう?・・何か自己紹介で気に入らない所が有ったのかな?
まぁ、いいか。それよりあのメンバーをどうやってハーレムに入れるかだ。その為には・・、
「あの男が・・邪魔だな。」
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ファントムタスクと束を使い会社を立てて更に、デュノア社を潰そうとネタを探っているうちに面白いものを手に入れたのでその情報を元にシャルロットとその母親を亡命させた。母親の旦那はうちの研究所にいた研究職の巻紙雄二という男で、しっかりとした恋愛結婚した。紹介はしたが、本気で居れ込むとは思わなかったな。よくて研究友達ぐらいに期待していたが、予想を裏切って結婚まで進んだのはむしろいい傾向だ。その際に俺が保護するために一度俺のもとに二人を戸籍移動させたからミドルネームがクロニクルになっている。ラウラは、ドイツの例の研究施設をネタにゆすった。そして、その際にラウラの情報を手に入れたのでクロエと共に会い、話して・・話じゃ通じなかったのでボコった。そして、その強さ、そして志に憧れたと、俺の妹になる事を志願。そもそも眼帯の下に同じ目を入れているという所と銀髪という酷似した所が有ったから余計に周りにもすぐになじんだ。‥そのせいでドイツ軍の男女問わずから『お兄さん』と呼ばれるようになった。おいどう見ても年上の将校、誰がお前らの兄だ。
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はい、今回の男性主人公もゲスでした。
更に、シュバルツェア・ハーゼもすでに傘下に入れています。
CIRSと言う会社、それこそが前回のスコールが言っていた居場所です。
さぁ、これから学園生活はどうなるでしょうか。
感想だけでなく、思い思いの評価を入れていただけると嬉しいです。
別に高い評価だけではなく、何処が駄目かを言ってもらえると勉強になりますので。
ぜひ、よろしくお願いします。
それでは、シーユーネクストステージ。