バカと俺と召喚戦争   作:流離のコガラシ

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13話

問題 保健体育

テニスでQ:2対2で行う試合をダブルスといいます。では1対1はなんというでしょう

 

姫路瑞希の答え

シングルス

教師のコメント

流石ですね。

 

坂本雄二の答え

決闘

教師のコメント

後で職員室に来てください。

 

吉井明久の答え

デスマッチ

教師のコメント

・・・後で坂本君と職員室に来てください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「瑞希、お疲れ様。」←島田

「よくやった。」←坂本

「いえいえ私なんて全然…。」←姫路

「姫路、今まで気づかなくてごめんな。」←バカ

「姫路がそんなに俺たちのことが好きだったなんて。」←バカ

「いえっ、そんなつもりで言ったんじゃ無くて…」←姫路

「姫路、こいつらに何言っても無駄だ。あきらめろ。」←俺

ったく姫路もあんな風に言ったら、あのバカたちが誤解することぐらい分かってほしいな。

「姫路さん、デートに行きましょう。」←バカ

「そんなことより、ホテル予約しときましたんで。」←バカ

あのバカたちまだやってるのか。

 

 

 

 

「次は誰を犠牲にするんだ。」←俺

「っふついに来たぜ。あいつを使う番が。明久!!」←坂本

「何?」←吉井

「次はお前で行くぞ。」←坂本

「えっ…どうして僕が?」←吉井

「この役にお前ほど適してるのはいない。」←坂本

犠牲にだろ、流石に今までの経験上だまさ…

「分かったよ。姫路さんも頑張ったし僕も頑張るよ。」←吉井

…れました。吉井、ホントバカだな。さすがにこの坂本が適してるとか言ってるんだから、犠牲以外ないだろ。

「次の人来てください。」←高橋先生

「行ってくるよ。」←吉井

「お大事にな…」←俺

「???」←吉井

 

「モブBです。科目は英語でお願いします。」←モブB

「吉井明久だよ。遂に本気を出す時が来たね。」←吉井

「明久!!お前の本気を見せてやれ。」←坂本

吉井ってすごいのか?そんな声が聞こえてくるがまず間違いなく出まかせだろう。

「本気を出したところで勝つ!!試験召喚獣サモン!!」←モブB

 

Aクラス 英語

モブB 389点

 

「じゃあ僕の本気を見せてあげるよ。試験召喚獣サモン!!実は僕、左利きなんだ。」←吉井

グサッ

「いた―い、何これ、足がもげるーーーーーギャー」←吉井

「テストに利き腕は関係ないでしょー」←島田

 

Fクラス 英語

吉井 0点

 

フィードバックもそうとうだろうな。それより点数が出される前に終わるなんて。

「4回戦、勝者Aクラス!!」←高橋先生

「予想通りだ。実に気分がいい。」←坂本

「雄二!!僕への期待はどうした。」←吉井

「期待?誰がお前に期待する。」←坂本

「ムッキーッ、昴はちょっと期待したよね?」←吉井

「微塵も期待してないぜ。」←俺

「もうみんな嫌い!!」←吉井

 

 

「次の人来てください。」←高橋先生

「ムッツリ―ニお前の番だ。任せたぞ。」←坂本

「了解…保健体育でお願いします…」←ムッツリ―ニ

「工藤愛子でーす。B78・W56・H79です。土屋君君も保健体育そうとうらしいけど、僕は実践派だからね。知識よりも実技の方が強いって見せて上げるよ。試験召喚獣サモン!!」←工藤

 

Aクラス 保健体育

工藤 452点

 

「試験召喚獣サモン…」←ムッツリ―ニ

「ボクの勝ちだね。ムッツリ―ニ君」←工藤

「加速…」←ムッツリ―ニ

ヒュッ

「加速終了…」←ムッツリ―ニ

 

Aクラス 保健体育

工藤 0点

 

今何が起きた!?ムッツリ―ニの召喚獣が消えたと思ったら工藤の点数が…それよりムッツリ―ニのあの点数なんだ!?

 

Fクラス 保健体育

土屋 568点

 

「「「「「「568点!?」」」」」」」

「今起きたの何よ!?」←木下

「一瞬消えたよな。」←モブA

「ムッツリ―ニ、よくやった。」←坂本

 

「5回戦、勝者Fクラス。」←高橋先生

 

「このボクが保健体育で負けるなんて…」←工藤

568点とか俺の歴史でもとれないと思うぞ。まあそれよりこれであと一勝だ。

 

「次はどうするんだ?」←俺

「次?だれでもいいぜ。須川行って来い。」←坂本

「な、なぜ俺が行かなきゃいけないんだ。」←須川

「じゃっ武藤行って来い。」←坂本

「そんなわざわざ負けに行くなんて、恥さらしはヤダぜ。」←武藤

負けると分かっているだけ、吉井よりは良いと思うがこれなら

「お前らよく考えろ。相手はAクラスだがここでお前たちが勝てばどうなる?明日からシステムデスクにさらに勝利した奴は明日からモテモテだぞ。」←俺

ピクッ

「仕方がないここは人中に呂布と呼ばれた俺が…」←バカ

俺のをパクるな。

「まてここは平成の真田幸村と呼ばれた俺が…」←バカ

それは、俺の先祖だ。

「まっ、待てここは平成の…」←バカ

モテモテの言葉に反応しすぎだろお前ら。ひとつ言っておくがお前らが勝っても絶対もてないからな。

 

「次の人来てください。」←高橋先生

「「「「「「「俺が行こう。」」」」」」」」

「もういいじゃんけんで決めろ。」←俺

「「「「「「「じゃんけんポい」」」」」」」

「「「「「「「あいこでしょ」」」」」」」」

普通に考えて決まらないだろその人数じゃ、けどみんなパーって頭もパーってことか。

「「「「「「「あいこでしょ」」」」」」」」

「やったー。これで今日からモテモテだ。」←須川

どうやら須川が勝ったようだ。しかし須川、お前じゃ絶対にモテないぞ。

「俺は須川涼.FFF団の会長だ。お前に勝って俺はモテモテになる!!」←須川

「へえ、私に勝とうって?私はモブC。あんたに悪いけど負けるつもりはないから。あとあんたじゃ絶対にモテてないよ。」←モブC

「なっ、何を言うんだ。絶対に俺が勝ってモテてやる!!」←須川

「好きにすれば。化学でお願いします。試験召喚獣サモン!!」←モブC

 

Aクラス 化学

モブC 399点

 

「おい、武藤。仕方ない。お前に代わってやる。よくよく考えれば俺はモテモテだった。」←須川

「いや、俺もやっぱりいいよ。」←武藤

「じゃあ…」←須川

「「「会長お願いします。」」」

「FFF団会長の力を見せてください。」←バカ

「そうです。お願いします。」←バカ

こいつら、相手の点数見て現実を思い知ったようだ。まあせいぜい死んでくれ。

「っち、チクショー。やってやるよ!!試験召喚獣サモン!!」←須川

スパっ

 

Fクラス 化学

須川 0点

 

予想通り瞬殺だな。吉井並みの死にかただったぞ。しかしこれで3対3.後は坂本に託そう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流離のコガラシだよ。今日は直江兼続を紹介しちゃうぞー。兼続はね、頭が良く武芸に優れ、文武両道今でいう優等生って感じだよ。しかも政治面でも軍事面でも活躍してたんだよー。しかも!!長身で立派な体格をしていて、眉目秀麗、弁舌巧みで明朗、という容姿までかんぺきだったらしいよ。なんだこのパーフェクトな人!!兼続はほかにも“愛”って字でかたどって、兜に付けてたので有名だよねー。けど愛というのがLOVEの方じゃないことを願うよ…

 

 


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