問題(英語)
以下の問いに答えなさい
『goodおよびbadの比較級と最上級をそれぞれ書きなさい』
姫路瑞希の答え
『good – better – best
bad – worse – worst』
教師のコメント
その通りです。
吉井明久の答え
『good – gooder – goodest』
教師のコメント
まともな間違え方で先生驚いています。Goodやbadの比較級と最上級は語尾に-erや-estを付けるだけではダメです。覚えておきましょう
土屋康太の答え
『bad – butter – bust』
教師のコメント
『悪い』『乳製品』『おっぱい』
「姫路さん、回復試験終わったんだね。」←吉井
「そうだ。ちなみに俺もいるからな。」←坂本
「雄二!!」←吉井
「坂本。お前が何ででできている!!」←俺
なぜ坂本が、出てきている?あいつ自身、死んだらいけないことぐらい、分かっているはずだ。
「いやちょっと姫路を送りに…」←坂本
しかし、姫路なら負けるわけないのだから、わざわざ送りに来なくても、大丈夫なはずだ。
「姫路さん、ゴリラなんかほっといて、一緒に戦いましょう。」←バカ
「そんなことより、保健体育の実技しましょう。」←バカ
…そういうことか。坂本は姫路をDクラスから、守るんじゃなく、このバカたちから守るために、出てきたのか。さっき逃げたバカどもも、いやがる。
「理解してくれたか。」←坂本
「ああ。嫌なほどにな。」←俺
そんなことより、相手は驚いている。
「なんで、姫路がここに!?」←モブD
「Fクラスになんで姫路が―」←モブE
そりゃ驚くよな。普通にやれば勝てる相手なのに、こんなに苦戦するんだからな。
「みなさん頑張りましょう!!」←姫路
「「「「ウォーー」」」」」←バカたち
Fクラス 数学
真田 351点
姫路 423点
坂本 71点
吉井 14点
秀吉 8点
バカたち20人程度 平均50点
Dクラス
玉野 149点
モブD~F 平均150点
さすが5本の指にだけは入る姫路だ。こんな短時間に、よくこんなに点が取れるものだ。そして、姫路がDクラスに攻撃する。
Dクラス
玉野 0点
モブD~F 0点
「アキちゃ――――ん。返事聞かせてください。」←玉野
「「「鬼の補習なんて。」」」←モブたち
西村先生が今度は、4人同時に担いでいる。だからなんなんだ、あの人は!?
圧倒的な強さで、その後も、敵を倒していく。すごいというより、えげつない。
そ
し
て
「なんで、姫路が!?ウギャーーーーーーー!!」←Dクラス代表 平賀源二
Dクラス 数学
平賀 0点
Dクラス代表
平賀源二 討死
あっけなく終わってしまった。
「「「「「よっしゃーーーーーーーーーーー」」」」」」←バカども
Fクラスは飛びあがり、生き残ったDクラスの人たちは、落胆した表情だ。
「Dクラス代表さんよ。条件さえ飲めば設備は、交換しなくてもいいぜ。」←坂本
「「「なんだって」」」←Dクラスの連中とFクラスのバカ
そうだ、この戦争は勝つのは前提で、あくまでも目的はDクラスに協力してもらうことだ。て言うかなぜFクラスが驚いている。さんざん説明されただろ。
「おちついてほしいのじゃ。雄二にもいろいろあるのじゃろ。」←秀吉
「そうですよ。坂本君なりに考えがあるんですよ。」←姫路
「秀吉と姫路がいうんじゃ仕方がない。」←バカ
なんとかおさまってくれたようだ。でこっちはというと…
「その条件とはなんだ。」←平賀
「簡単なことだ。俺たちの狙いはAクラスのみ。Dクラスなんかに用はない。だから、今度Aクラスとするとき、俺の言うことを聞いてくれ。」←坂本
「し、仕方がない。」←平賀
条件を飲んでくれたようだ。
「よし、引き上げるぞ。」←坂本
「ふう、やれやれ楽勝だったぜ。」←バカ
「俺様のお陰だな。」←バカ
戦いから逃げたバカどもが、よくそんなことが言えるもんだ。まあいい。それより俺の召喚獣の操作、下手すぎたからな。西村先生にでも頼んで練習させてもらおうかな。そんなことを思う俺であった。
そしてその後のみんな
補習室にて…
「お姉様~一緒に保健体育の実技しましょう。そして、元気な女の子を産んで暮らしましょう。」←清水
「美春!ウチたちじゃ子どもは産めないのよ。」←島田
「愛さえあれば、関係ありませんわー。」←清水
「ウチと美春のどこに愛なんてあるのよーーー」←島田
「お前らうるさいぞ。補習6時まで追加だ!!」←西村先生
「ひええええ」←島田
そんななか
「アキちゃん。何で返事くれなかったんだろ。」←玉野
一方同時刻の教室では
「ブルっ」←吉井
「どうしたのじゃ明久よ。」←秀吉
「いや、ちょっと寒気がしただけだよ。」←吉井
「おかしいのう。もう4月なのに寒いなんて。」←秀吉
「バカだから仕方ないだろ。それより明久。試験召喚戦争中に、告られたって本当か?」←坂本
「「「ガサッ」」」
「雄二なに言ってるのさ。ほらみんな、武器離して。」←吉井
いつの間にかFクラスの連中が覆面に黒のマントに鎌を持っている。
「坂本、どういうことだ?これ。」←俺
「ああこれはな、FFF団だ。」←坂本
「FFF団?」←俺
「そうだ。女子と接点でもあったりするとああなる。告られたとなるとなると、すごいものだぞ。」←坂本
と、ニヤニヤしながら説明してくれた。
「坂本、お前吉井を売ったな。」←俺
「あたりまえだ。」←坂本
ホントにこいつら友達なんだろうか?
「お前は入ってないのか?」←俺
「ああ。俺、自らやる必要もないしな。このクラスで入ってないのは、俺とお前と、秀吉に姫路に島田だ。まあしかし、姫路と島田に関しちゃああだがな。」←坂本
そう言って指差した方を見ると
「吉井くーん。それってホントですかー。」←姫路
ものすごく怖い。紫色のオーラが見える。
「姫路さん誤解だよ。」←吉井
そんなことを言ってる間に、FFF団にぐるぐる巻きにされている。
「姫路は嫉妬か?」←俺
「ああそうだ。しかし、明久はバカだからきずいてないけどな。」←坂本
「須川会長、準備できました。」
「よし、諸君、ここはどこだ?」 ←須川
「「「最後の審判を下す法廷だ!」」」
「異端者には?」 ←須川
「「「死の鉄槌を!」」」
「男とは?」 ←須川
「「「愛を捨て、哀に生きる者!」」」
「宜しい。これより……2-F異端審問会を始める。」←須川
「被告人 吉井明久。 罪状 バカの分際でFFF団幹部にして女性に告られた。」
「これをどう思う。」←須川
「死刑」
「死刑」
「死刑」
「さっさと死ね。」
「よし、こいつが長く苦しむように殺してやれ。」←須川
「「「「イエッサー」」」」」
ったく、こんなクラスでよく勝てたな。Dクラスに申し訳ないわ。これが日常の風景なんてすごいもんだぜ。俺までおかしくなりそうだわ、っと心から思ったのであった。
ちなみにあとで生きていた、吉井に聞いてみたところ西村先生は、戦死者に「鬼の補習」を施して「趣味が勉強。尊敬するのは二宮金次郎」という理想的な生徒に教育し、通称『鉄人』らしい。俺も今度から鉄人って呼ぼう。